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王子様の恋  作者: 来生尚
巫女という奇跡
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 扉が開いた瞬間、俺の胸はこれまでに無いほど跳ね上がった。

 鼓動の音が耳にまで聞こえてくるのではないかと思うほどに、震える胸が手で触れずともわかるのではないかと思うほどに。

 巫女の正装が彼女の動きに合わせて揺れる。

 生きていた。本当に良かった。

 心からの安堵と、そしてこの奇跡に胸が震える。

 ここが水竜の神殿ではなく、もしも彼女と二人きりの場であったのならば足から崩れ落ちてしまったかもしれない。

 生きているという情報を聞いてはいたが、それでもこの目で見るまで心から信じることが出来ずにいた。

 本当に、本当に良かった。

「お久しぶりです。祭宮様。御変わりはありませんでしたか」

 少し彼女の声が震えているように思う。

 だけれど、いつもと変わらない彼女の声音。

「わたしのことなんてどうでも良いです。あなたがお元気そうで良かった。巫女様。本当に、どこもお辛いところは無いのですね。神官長様からお話は伺いましたが、にわかには信じられません」

「はい。大丈夫です」

「あなたが無事で本当に良かった。あなたをこの腕に抱きしめたいくらいです」

 抱きしめて、これが幻ではない現実なのだと確認したい。

 本当にこれが夢の続きではないのだと。

 俺が犯した罪の結末が、彼女の命という代償を伴った悲劇ではないのだと。

「え……?」

 腕を伸ばしかけた俺の背後から冷ややかな神官長の声が制止を告げる。

 軽口で本気ではないと誤魔化したが、本心は違う。結構本気で抱きしめたかったんだが。

 まあ、そんなことをしたら居並ぶ神官たちに蹴り殺されそうだ。

 それ以前に水竜の怒りを買って出入り禁止を告げられるかな。

 生死の境をさまよった彼女を慮って、ソファに座る事を促し、横を通る彼女の耳元でそっと囁く。

「本気だよ」

 薄いベール越しで表情は見えなかったものの、びくりと肩を震わせて立ち止まった彼女の視線が俺を貫く。

 恐らく目を見開いて俺を見つめているのだろう。

 与えられたリアクションに満足し、彼女を再び座るようにと促す。

 本来祭宮が巫女と会う場合には神官長及び、巫女付きと神官長付きの神官のみ立会いを許されているが、今日はどうにも大所帯だ。

 これが恐らく神殿側の俺への牽制という事なんだろう。

 まあ、彼女を毒殺しようとしたと神殿内では流布されているようだし、当然の結末だろう。

 ただこれでは彼女に謝罪すらすることが出来ない。

 きちんと一度、巫女ではない彼女に心から謝罪をしたいというのに。

 ふいに不機嫌そうな顔をしている神官長が視界に入る。悪いが利用させていただこう。

 軽口を叩けば叩くほど神官長は面白い程に機嫌を損ねていく。

 よっぽど俺の軽口が気に入らなかったようだ。冷静に話せる自信が無いと言い放つ。

 ついには「彼女と二人きりで話がしたい」という要求を飲み、神官たちをぞろぞろと引き連れて退室していく。

 釘を刺すこと、時間制限する事を忘れず、神官長を筆頭に神官たちが部屋から退出していく。

 比較的余裕のあるふりをしていたが、いざ彼女と二人きりになると鼓動が再び大きな音を立てだす。

 しーんと静まり返った部屋の中で、互いに互いを意識しているような緊張感が走る。もしかしたら俺だけが意識しまくっているのかもしれないが。

 俯いて俺を見ようともしない彼女は、もしかしたら俺を許す事は出来なくて、俺のことを拒絶しているのかもしれない。

 許されないような事を、俺はしたんだ。


「あのさ」

 思い切って声を掛けると、俯いていた彼女がぱっと顔を上げる。

「ごめんな。俺、ちゃんと謝りたかったんだ、ずっと。水竜の巫女様にじゃなくて、ササに」

 守るって言った。あの小さな村で。

 それなのに俺が一番にお前を殺そうとした。

 彼女は水竜から事のあらましを聞いたという。俺が彼女の命を意図的に危険に晒したという事も。

「本当にごめん。一か八かの賭けだったのは本当だ。でも、これだけは信じて欲しい。俺は決して、お前を殺したいとかって思っていたわけじゃない」

「うん。水竜も、そう言ってたから知ってる。頭を上げて。怒ったりしてないから」

 そういって許してくれる彼女に本当に心から申し訳なく思い、そしてありがたく思う。

 生きていてくれてありがとう。

 愚かな俺を許してくれて、ありがとう。

 ほっとして溜息を吐いた俺に、彼女が強張った声で問いかける。

「でも、一つだけ、聞いてもいい? 私がもしも死んでしまっても良いと、思ってた?」

 掠れる声が俺を疑っていると言っているかのようだ。

 震える手。

 許すといっても、何があったかを知っているといっても、俺が彼女の命を危険に晒したのは消せない事実。

 こうやって対峙することさえ恐れを呼ぶのかもしれない。

 それは仕方の無いことだ。それだけのことをやってしまったのだから。

「いいや。もしそういう事になるのなら水竜が出てこないと思ってたからな」

 口をついて出てきたのは言い訳じみた台詞で、自分で自分の事をぶん殴りたくなった。

 そうじゃない。

 そうじゃなくて、俺をもう一度信じて欲しいと伝えなくてはいけないんだ。

 震える手をぎゅっと膝の上で握り締めたままの彼女の前に跪き、その手の前に俺の手を差し出す。

 どうかもう一度信じて欲しい。そんな願いを篭めて。

 震える指先が、伸ばした俺の手の上にそっと添える様に乗せられる。

 本当はその手をぎゅっと握りしめたい。だけれど「決して触れるな」と水竜に厳命されている。

 再び彼女に触れれば、また水竜が出てこないとも言いきれない。

 だから触れるか触れないかのぎりぎりのところで、両手で彼女の手を包み込む。

 本当は抱きしめてしまいたいと本音を吐露すると、彼女がすっとその手を引っ込めてしまう。

 心は暴走するかのように彼女を求めるけれど、もしもまた同じ事態を引き起こしたら。そう思うと動く事は出来なかった。

 そしてそれをそのまま彼女に伝える。

「またお前の神様が怒って出てくるかもしれないだろ。俺はもうお前を危険に晒したくない」

「私、もう出来ないの。もうあんな事出来ないよ。体が保たないって水竜が言ってたから」

 そうだよな。死に掛けたんだから。

 水竜は人の生命力を喰らう。もう彼女の生命力は生きるだけで精一杯だということなのだろう。

「そうか。神様頼みはもう辞めたから、安心しろ」

 そう告げると、ほっとしたのか彼女の指先の強張りがほどけていく。

 大体それだけのことをしたというのに、全く何も収穫が無かったのだから。

 水竜は結局決定的な何かを俺に告げる事は無かった。

 天災と呼ぶような天変地異に水竜が関わりがあること、そしてその発端になっているのは戦であるということ。

 それが明らかになっただけでも収穫といえば収穫なのかもしれないが、それはわざわざ対面してまで欲しかった言質ではない。

 本当に欲しかった「戦をやめろ」という神託を得ることは出来なかった。

 ただ考えろと。水竜はそう俺に言い残しただけだ。

 たったその一言を聞くために、どうして彼女を再び死の淵へ追いやらなくてはならないのだ。

 そのような事をする価値も無い。する必要も無い。

 二度と今回のような事はしないだろう。

 すべては俺の心の弱さが招いた悲劇で、本来なら彼女はそれに巻き込まれる必要なんて無かったんだ。

「そういえば、お前顔に傷作ったんだって?」

 ふいに思い出して、ひょいっと彼女の表情を隠すベールを持ち上げると、目を見開いた彼女と視線がぶつかる。

 急速に彼女の頬に広がっていく紅潮。

 見上げる彼女の顔が思いのほか近く、吐息さえ掛かってしまいそうで、うっかり自分がした行為の間抜けさにドツボに嵌まった。

 やばい。キスしたい。

 意図的に少しだけ距離を詰めて首を傾げると、彼女がついっと視線を逸らす。

「離れて」

 やばい。本気でヤバイ。

 懇願するような少し潤んだ瞳が俺の視線とぶつかる。

 その視線に、どくんと鼓動が鳴る。完全に煽られているぞ、俺。

「何で。イヤ?」

「嫌とかじゃなくて、恥ずかしいから。近くて」

 ちっ。

 だが相手は巫女だし、この辺で辞めておこう。

 嫌じゃないって言ったよな? うん。それだけで十分満足だ。

 やばい。口元が綻ぶ。

 しかしスージといい彼女といい、何故俺の周りの人間は頬に傷を作るのか。

 王都に帰ったら二人分の薬を調剤させるか、医学院に。

 頬の傷の理由を聞くと、誤魔化しているのではないだろうが、どうにも歯切れが悪い。

 どうせ水竜絡みだろう。そして聞いたところでどうにも出来るわけが無い。俺が出来る事はせいぜい裏から手を回して塗り薬を調達する位だ。


 部屋に神官長と神官たちが戻ってきて、警告の意味を篭めて戦禍のことを口にする。

 まだこちらに害が及ぶような事にはなっていないが、いつ大地の禍と水竜が関連付けられて民衆が暴動を起こすことも限らない。

 それになにより、戦の炎が水竜の神殿に迫るような事になるかもしれない。

「水竜様のお力をお借りしたいものです」

 天変地異だけでも何とかしてくれれば、民に及ぶ被害も少なくなるのだが。

 現状戦を今すぐ終結させるのは難しいし。

 そんな思いを篭めて告げたのだが、がたがたと巫女である彼女の細い肩が揺れ、膝の上で結ばれた手も強張ったまま震えだす。

 神官長と視線がぶつかったかと思うと、神官長が彼女のベールを持ち上げる。

 真っ青になった顔、涙を浮かべるかのような瞳。

 一体何が起こったんだ。

 はあはあと荒い呼吸音が部屋の中に響き、ぐうっと喉が詰まるような音がしたかと思うと、彼女がゆっくりとソファに体を横たえるようにして意識を失ってしまう。

 目の前で起こった急激な変化に息を呑み、咄嗟に居並ぶ神官たちの中にいた助手へと視線を送る。

 助手が小走りに彼女のもとへと寄ってくるので、場所を譲るかのように立ち上がる。

 慌しく動き回る神官たち。

 その様子を少し離れたところから見守っていると、険しい表情の神官長が目の前に大股でやってきて、俺の頬を力の限り叩く。

「あなた、一体何をなさったの?」

「は?」

「どうして巫女にこんな事をなさるの!? 一体どんな薬をお使いになられたの? どんな毒を巫女に盛ったの? 何故このようなことをなさるのですっ」

「俺は何もしていませんよ」

「なんですってー!」

 事実を述べたのに、火に油を注ぐ結果になったようで俺の胸倉を掴んでくる。その育ちの良さから、そのような事を凡そするような人間ではないのに。

「それより巫女はどうしたのですか。まだ体調があまりよろしくないのでしょうか。ご挨拶に伺ったのもご負担になってしまったのでしょうか」

「しらじらしいっ。いつだってあなたが巫女をっ」

「神官長様」

 まだ続けようとした神官長に、長老がストップをかける。

 胸倉を掴んでいた手を離し、神官長が長老に向き直る。神官長は俺に背を向けると、神官たちの輪のほうへと歩いていく。

 その後姿を見つめていると、こほんと長老が咳払いをする。

「……後程」

「わかっている」

 小声でお互いの意思確認を済ませると、俺は神官長に退出の挨拶をし、神官長の執務室を後にする。

 迷宮のような回廊を行くと、その出口でギーが待っている。

 ふっと笑ったかと思うと、ギーが俺の頬を指差す。

「綺麗に手形がありますよ。何をやらかしたんですか」

「……やらかしたって言うな。よくわからない。一体何が起こったのか」

「その説明ではこちらはもっとわかりません。理路整然と説明していただけますか。ああ、でもその前に頬を冷やした方がいいですね。黒衣の魔道師の呪文で何とかなりますかね」

 冗談めかしに言うギーの言葉に笑いを浮かべると、ギーが更に続ける。

「あれは魔道師ではなくて占い師でしたか? まあどちらでもいいのですが。で、その立派なお姿は巫女に?」

「いや。神官長に」

 くすりとギーが笑みを漏らす。

「一応仮にも婚約者なのですから、もう少し友好的な関係を続けていただきたいのですが。それともあれですか。無理やり何かしようとなさって返り討ちに?」

「ばーか。神殿でそんな事するかよ」

 ギーと肩を並べて神殿の入り口近くで待機する近衛のもとに歩いていき、ひとまず祭宮の居城へと戻る旨を告げる。

 再びここを訪れる必要があるが、それは恐らく早い時間にはならないだろう。

 倒れてしまった彼女が目覚め、どのような事が彼女に起こったのかを解明し、助手や長老が彼女の傍を離れる事が出来ると判断してからになるだろう。

 もしかしたら夜半になるかもしれない。

 神官長からも正確な情報が俺のところに怒りの文言交じりで伝わってくるだろうが、先の事件の詳細を知らない神官長とでは話の齟齬が生まれる。

 先ほどの態度からも窺い知れるが、神官長は俺が巫女を殺そうとしていると思っているのだろう。

 そう思われるのも無理はないが、それでは話にならない。

 長老と助手の報告を待って、何があったのか判断すべきだろう。


「過呼吸?」

「はい。極度の緊張によるものだと思いますが」

 水竜の神殿を夜陰に混じって抜け出してきた助手の報告を聞き首を傾げる。

「極度の緊張……あの場でか?」

 にわかには信じがたく倒れた現場にいた助手に再確認するが、首を縦に振るだけだ。

 何が原因でそのような緊張が彼女に生まれたのだろうか。

 全く想像がつかないが。

 考え込む俺に、助手が咳払いをする。

「お嬢様におかれましては、肉体的のみならず精神的にも脆い状態が続いておられます。恐らく生命力が以前のように戻るまでは暫くこのような状態が続くのではないかと思われます」

 なるほど。

 あの倒れた後遺症という事か。では俺に全く原因が無いわけではないな。

 青褪めた横顔と、苦しそうに倒れた彼女の光景を思い出して胸が痛む。未だ癒えたとは言いがたい状態なのだろう。

「わかった。当分はまたこちらには寄る事が出来ないと思う。お嬢様のこと、くれぐれもよろしく頼む。必要なものがあれば何でも言ってくれ。全て要求のままに揃えよう」

「畏まりました。薬剤等必要なものを洗い出し、後日ご連絡致します」

「すまないな。で、爺さんは今日は留守番か?」

 思いっきり眉を潜め、助手が俺を睨みつける。

 仮にも神官の頂点に立つ者を隠語とはいえ爺さん呼ばわりしたのが気に入らなかったのだろう。

「自分のような下っ端なら目立ちませんが、あの方が動かれると何かと悪目立ちしますので」

「なるほどな。では伝言を頼みたいのだが構わないか?」

「はい。自分が伺っても良い内容でしたら」

 助手には殆ど諜報活動を行わせていない。

 あくまでも神殿の中で薬や医療行為を伴う不審な動きが無いか、そして巫女の状態がどのようなものかを報告させる為だけに雇っている。

 なので助手自身も、諜報部分に関する情報を聞くことに対し、若干の抵抗があるのだろう。

 分を弁えているというよりは、面倒を押し付けやがってという雰囲気がありありと見て取れる。

 現状利害関係が一致しているから手を結んでいるだけで、お前を敬ういわれは無いと態度で表しているようだ。

 そもそも祭宮の居城に足を運んだ事さえも不本意そうだった。

「神殿内は未だにお嬢派と姫派に分かれて対立が続いているのか?」

「……はい」

「で、お前はどっち派?」

 しばしの沈黙が流れ、助手が不貞腐れた顔を俺に見せる。

「それは答える必要がある事でしょうか」

「いや。ただ興味があっただけ」

「では、返答を拒否します」

 いやいや、神官というのは面白い。率直に感情を見せるものだから、駆け引きなど一切必要が無い様だ。

 くくくっと笑みを洩らした俺に、ちっと助手が舌打ちする。

 そんな助手の様子を、視界の端でギーが眉をひそめる。

 神官とは単純明快。水竜と巫女に忠誠を誓った者。いやはや、ここまでくると清々しいくらいだ。

「お前がどっちかはどうでもいいんだが、どうやら意図的に神殿内を分断している輩がいるようだ。そいつはどうも外部諜報員の一人で、王宮内の勢力と繋がっているという情報を掴んだ。長老に情報を洗うよう伝えてくれ。以上だ」

「……外部諜報員、ですか」

 思うところがあるのだろうか。

 助手が何かを考えるように視線を宙に向ける。

 外部諜報員も複数人存在しているようだが、神殿という狭いコミュニティの中で該当する者の顔と名は一致しているだろう。

「……現在、お嬢様の周囲に一人外部諜報員がいます。正式な巫女付きではなく、あくまでも巫女付きの補佐ですが」

 その者が怪しいということだろうか。

 思わず顔が険しくなる。

 彼女を害する可能性のある勢力が、既に彼女の傍にまで及んでいるのだろうか。

「片方の目が不自由な神官で、片目と呼ばれている男です。その者が殿下のおっしゃられる者であるかどうかはわかりません。が、最大限こちらでも警戒するように致します」

「頼む。こちらでもその神官について洗い出しておこう。有益な情報、感謝する」

「……いえ。仮にその者がお嬢様を害する可能性があった場合、処理はこちらで?」

 処理と言いのけたが、実際には神殿からの追放。もしくは殺害を意味しているという事は、助手の視線と言葉の冷淡さからも伝わってくる。

 優秀な医療従事者であり、将来神殿を支える実力者となる者。

 何故長老がこの男を好きに使って良いといったのか、今更ながらに納得する。冷静に冷酷に判断を下す事が出来る者だからであろう。そして、決して神殿を裏切らない。

「もし消す必要があるならばこちらで。そこまでする必要がなければそちらに任せる」

「かしこまりました。では後日上から報告をさせていただきます」

「頼んだよ」

 長老に伝言し、その結果を長老から報告させるという事で、完全にこちらの意図は汲んだのだと理解する。

 頭を形だけ垂れた助手は、踵を返すと急いで神殿へと戻っていった。

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