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11話『でも、自分で望む人っている?』

土日の更新はキツイので諦めた。





「でも、自分で望む人っている?うちの両親みたいに幼い子を置いて逝く場合?」


『主に権力者が権威と権力と金にしがみつき、不老不死を臨む時と、ひとつの道を極める者が老衰で意思半ばで倒れた場合により極めるために不老不死を望みますね』


「ネクロマンサーに使役されてる時点で生きてるカウントではなくない??」


『生前と同じ肉体と意識を持ってたら同じカウントですね』


「ゆるっ!」


『中には生前と違う美しい肉体に生まれ変わりたいと別の遺体を持ってこられる方も居ますが、肉体と魂が別になると拒絶反応を起こすのでお気をつけ下さい』


「色んな意味でやべぇな…。

…遺体は殺したの?発見したの…?」


『他の肉体を望まれる方は、10割10分10厘殺してます』


「いや、それ100%超えてる。理想のイケメン殺してとんだ整形しようとしてんな」



前世の整形が可愛くみえるとんでも事態だ。成功率0%のクソ仕様だけど。とアオイは呆れる。



『女性も居ます』


「そこの訂正は瑣事だよ。男だろうが女だろうが他人殺して肉体替えようとしてる時点でイカれてる」


『それは本当にそうだと思います』


「まあ、とりあえず、新しい死体見つけてないと犯罪者状態は嫌だ」



ついでに早くに逝った親が使役されないのは、一般人は基本的に使役するメリットがないのと、1度そういうことをすると『自分も!自分も!』という人が増えるからである。

それを聞いて、アオイも『そりゃそうだ』と納得した。

一般人でもあれだけ有能なのだ。元々才覚のある人ならさらに有能なのだろう。

それと使役している死体は、ネクロマンサーから一定以上離れると使役状態から普通の死体状態に戻るそうなので、ネクロマンサーが遺児を養育しないといけないのも、そういう使い方がされない理由の一端らしい。



「明日は死体探ししないとね。どんな死体ならいいだろうね?

パパンがよく狩ってくる鳥や兎の小動物は戦力面で不安だし…」



基本的に弱肉強食の森の中で死体を見つけることは出来ない。

骨は一応残ってるが、どんな動物か分からない以上、不安は残る。

現状として、アオイは、人間5人程度の使役が限界だからあまり大きな強い生き物の死体だと使役出来ない可能性も高い。



「都合良くドラゴンとかの死体や骨落ちてないかな〜」



なんて頑張ってフラグを立てようと呟くが、物欲センサーになっても、フラグになったことはない。



「でも、大きいと扱いが面倒だし、普通のオオカミ複数の方がいいかな?ん〜」



欲しいものを考えても実際に手に入らないと意味がない。



「取らぬ狸の皮算用は無意味か。明日から地道に探してみよう」







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