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SF英雄伝~若返った廃ゲーマーは自由を謳歌する~  作者: 菊一片
第1章 アルタイル星系記
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第11話 リザルトとテンプレ

 あれから無事に目的地に辿り着き、周りを見渡していると、セナとアルゼとルージェが別の出入口からやって来た。

 「ご主人様!!格好よかったです!!」

 「凄かったです、ご主人様!!」

 アルゼとルージェがワシに抱きつきながら、先程の戦闘を誉める。

 「これにて白兵戦のテストは終了です、お疲れ様でした。この二人にも今回はオペレーターの役割と仕事の流れを教えましたので、また後日、正式な訓練を受けて貰うことになるでしょう。」

 そうワシに報告しながら、セナはワシの前に来て、()()()()()()()()()()()()()()()()()

 「これは・・・どういう事かのう?」

 「私も是非、ゼロ様の船に乗りたいと思いまして・・・ゼロ様のような方が、私、凄く好みなんです。」

 顔を染めながら、ワシに告白するセナを見ながら色々と考える。

 「まず・・・ワシには既に彼女兼仲間が二人おるのじゃが・・・」

 「私はそういうのは気にしないので大丈夫です!!二人にもしっかり聞いてから告白しましたので!」

 「そ、そうか・・・アルゼとルージェは本当に良いのか?」

 ワシはセナの勢いに圧されながら、アルゼとルージェに確認する。

 「今回は仕方ないかな~って、セナさん嫌いじゃないし、寧ろ、好きな人だし・・・」

 妹のルージェがそう答えると、

 「セナさんはスカウトとしての経験と技術もそうですが、単純な戦闘能力も優れた方ですし、魔法こそ使えませんが薬や毒の知識もある頼りになる方ですから大丈夫だと思います。私もセナさんの事嫌いじゃないので、異論はないですよ。・・・出来る傭兵は結構ハーレムなチームもありますしね。」

 ワシは姉のアルゼもそのように答えたので腹を括る。

 「わかった、セナさんもクルーとして、恋人の一人として受け入れるよ。但し、三人とも平等だからしっかりとそこは抑えておくように。」

 「「「はい!!」」」

 三人とも良い返事を返した。


 そんなこんなで甘酸っぱい時間を切り上げ、試験結果をギルドに予め送っておき、ギルドに到着してセナが報告した後、すぐにライセンスが発行された。

 ランクはDランク、アルゼ、ルージェがCランクで、セナはBランクだそうだ。

 「まぁ、新入りはこんなものかのう?」

 ワシが首を傾げながらそう答えると、

 「新入りの訓練を全部スルーするだけでもかなり凄い事ですよ?」

 姉のアルゼがそう言うと、

 「私達の時はEランクからのスタートだったよね?お姉ちゃん。」

 「そうね、二人で頑張ったわよね・・・特にセナさんの近接戦闘系の訓練とかね・・・」

 新人の時の訓練で何かあったのだろうか?妹のルージェのネタに対してアルゼがかなり遠くを見ている。

 「あの頃の二人も可愛かったわよね~、変な男の毒牙に引っ掛かる事がないように頑張って教えたわ~♪」

 セナがその時の事を思い出しながらそう答えると姉妹は苦笑いだった。

 「ともかく、これでギルドテストは終了です。端末にデータの送信をするので、端末を出して頂いてもよろしいでしょうか?」

 言われた通りにワシは端末を取り出す。

 「これで良いのか?」

 「はい、大丈夫です。」

 そう言ってセナは小型端末を操作してワシの携帯端末にデータを送信した。

 終わった後にワシは自分の端末を操作してデータをチェックする。

 「ふむ、データはしっかりと送られてるようじゃの、入力のミスもないようだしの。」

 「はい、これで終わりですので、私は仕事を終わらせてクルーになる手続きをしますので、船の場所を教えて頂いても・・・」

 よろしいですか?そう続けようとしたセナの言葉を遮るように、

 「俺のセナを口説いてやがるのは、どこのどいつだ!?」

 と、いきなり後方から怒声が響き、後ろを振り返ると右腕が義手の大男がいた。

 「なんじゃ?こやつ?」

 「うるっせぇ!入ったばっかの新入りの()()()()()俺のセナに手を出してるんじゃねぇ!!」

 ワシの胸ぐらを掴もうとする男の()()()ワシは()()()止める。

 「なっ!?」

 「別にセナが自分の意思でお主の事を好きだと言うのであれば、ワシも特に邪魔をせんわい・・・」

 ギリギリと、メキメキと音を立てながらお互いの腕に力を込める。

 「ぐっ!?こ、こいつ・・・化け物か!?」

 「じゃが・・・肝心のセナ本人の意思を無視してそのような行い、()()()()()()()()()()()

 メキャァ!?と破壊音を響かせワシはやつの右腕を握り潰した。

 「ひぃっ!?」

 「こんなオモチャでワシを相手どるなど、千年早いわ!」

 「ひぃぃぃ!?」

 男は予想外だったのだろう、正に脱兎の如く逃げ出しギルドから出ていった。

 「・・・少し不安も感じるし、セナさんが終わるまで此処で食事でもするかのう?」

 「そうですね。」

 「異議な~し!?」

 アルゼとルージェはそう言ってくれたので、ギルド内の食事処で待つことにした。

 「ごめんなさいゼロ様、変なことに巻き込んでしまって・・・」

 「まぁ、アレは気にしても仕方ないじゃろ、それより焦らなくていいからちゃんと引き継ぎをしてきなさい。ワシらは此処で時間を潰しておくから」

 「はい!!」

 セナは嬉しそうな顔でカウンターの中に入っていった。

 それを見送ったワシらは、

 「さて、何を食べるかのう?」

 「多分、ご主人様の船の方が美味しいですよ?」

 「結局、自動調理機で作っているだけだからね~、でも結構いいの使ってるっていう話だから頼んでみようよ!?」

 そのまま適当に注文し、三人でセナの引き継ぎが終わるのを待った。

更にチョロインが追加されました。

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