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異世界にて恋を紡ぐ  作者: 繪人
4/8

親子コンビ

目指せ毎日更新!なので短くなってます

午後3時‐自警団建物内·渡り廊下‐


「あー!!もう集合場所行かないと巡回に間に合わない…。早く行かないと!」


巡回といってもただその時間に見回りしていればいいだけじゃなく、その前にペアの人物と鍛練をしなければいけないのだ。

というのもこの世界の自警団はプレイヤーの相手をしなければならない為である。

プレイヤーで問題を起こしている者は大抵が興奮状態にあり、その相手をするこちらもある程度ウォーミングアップしておかないと怪我をするおそれがある。

なので、集合場所(訓練所)には業務連絡の事も含め、約1時間まえにいく必要がある。

夕方の巡回は4時から開始なのでギリギリだ。


「まぁ、ガードナーさんは団長から呼び出されたの知ってるけど…」


とりあえず、廊下は走れないし競歩スタイルでいこう。




「はあはあ……。おはようございますー…!」


「お、やっと来たなーケイン。走っては…来てないみたいだな?よし。いい子だー。」


「あ、ガードナーさん。遅くなりました。それと頭撫でるの止めてください。」


「おぉ。わりぃわりぃ。」


そんな風に話ていると訓練所にいた他の団員達がこちらに気づく。


「ん?またやってんな。親子コンビ。」


「だなぁ。平和だ」


「ケイーン。おはよう」


「あ、おはようございます。皆さん」


「おい!誰が親子だ!俺の子どもは愛しのリリィちゃんだけだ!」


他の団員にからかわれガードナーが噛みつく。

そう。僕とガードナーさんはよくペアになるためコンビ名が付けられていた。

まだ成人したてのような僕の外見とガードナーさんのTHE·おじさんの外見から親子コンビとなった。

ただ、僕の中身の『私』はアラサーだから複雑な気分であるのだが。


「ったく。それにケインぐらいの歳の子を持てるほど歳くってねー…」


「くくっ。そうだな。ガードナーお·と·う·さ·ん。」


「…あ?てめぇ。お父さんとはどういうことだ。まさかリリィちゃんに…!」


「あー、はいはい。ガードナーさん落ち着いて。もうすぐ鍛練の開始の時間ですよ。それとレリックさん。あんまりガードナーさんをからかわないでくださいね?」


「っと、そうだったな。ケインわりぃな。」


「ま、善処しまーす。」


「まったく。…さ、鍛練を始めましょう。」

土日は仕事が忙しいー( ;∀;)

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