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作者: あにゅう

無気力…何をしていても、誰といても楽しくない。満たされない。からっぽの私、現実から目を背け、惰眠を貪ろう。そうして、日々を浪費する。社会、人間関係、自分自身によって、薄く薄くすり潰されていく。何者にもなれず、しかし、何かになろうとはしない。夜は好きだ。孤独だ静かで。でも寂しい。何かの不安に駆られる。二つの相反する感情を同居させつつ、タバコをふかし、女遊びで刹那の快楽に身を埋めて、依存と喪失を繰り返し。されどと、一度も愛したことはなく。常に一方通行の愛情を受け取り、私は道化を演じ、人を騙し、自分を騙し、社会に溶け込もう。目立たず、波風立てずに、顔色を伺い、平々凡々を極めよう。なぜ生きている?自問自答、答えは出ないまま。家に帰れば、真っ暗な部屋と大きなベッドだけ。ただ、ただ、虚しい。心の穴は塞がらない。

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