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出現したピンク

初めまして賽の目です。

普段読んでばかりの私ですが我慢できずに書いてみました。ど素人なのでどうか生暖かい眼で観てください。


例えばだ、俺のこと嫌いだと言ってくる奴がだ。

「お前のそういうところが気に食わねぇんだよ」

と言われたとしよう。なるほど納得、確かに悪いことだよな。

よし、直そう。


あっ?感謝なんかしねぇよ?


話を聞いて納得し、改善できたと思う。しかしだそこに善意はなかった。俺を嫌いな奴の唯の戯れ言だ。寧ろ嫌いなところを改善したんだ。


お前が感謝しろ


これは力を持った捻くれ男、榊政(さかき まつり)の光溢れる?転移譚だ。

・・

・・・

「あ~っ・・・ここどこだよ?」


家賃一万のボロアパートに住んでいたはずの俺は起きたらそこは山だった。唯の山だ。周りは大自然なんて大したところじゃない、少しあたりを見ればふっつ~に住宅街でしかない小さな山。


「おいおい、落ち葉がお布団ってか俺はデリケート肌なんだよ」


山に連れてこられた?後もしばらく寝ていたのか体中に土や落ち葉がついていた。

こんなことをした奴は誰か考えながら体をはたく。まぁ、察しはついていたが。


「あのクソ幽霊共やりやがったな。滅したつもりだったんだがな」


家賃一万だ。

安すぎだろボロアパートにしても。所謂事故物件で居たのだ。幽霊って存在が。だから消した、つもりだったんだがなぁ~。

こう、ぼっっとティッシュを燃やすように。


「めんどくせっ」


生まれた時からこうだった。

力があった。どんな?わからん!!ただそこに俺の中に力があったんだ。


「どこまで連れてこられたんだ。街並みも全然知らないところじゃね?」


力の話はどうでもいい、どうせわからんそこにあるだけだ。山を降りて住宅街を歩く。


「んんん!?」


歩くほど違和感がする。

なんなんだ、辺りが眩しい?いや、全体的に周りの色が明るいのか?世界が輝いているのか?

力で理解できる。

この世界は奇跡が溢れている。

光で満ちあふれている。


「うっ、きもちがわりぃ。なんなんだよ、俺的に最悪な空間なのはたしかだが一体どこなんだ?」


歩けないほどではないが力を使えば耐えられた。しかし最初の気の緩みがいけなかったのか体がふらついた俺は住宅の壁に寄り掛かりながら息を整えた。

クソ、胸がざわつく落ち着かない居心地が悪い。気に入らないこの空間が唯々気に入らない。イライラする。抑えきり難い意味不明な衝動に耐えながらこの空間から脱出するため、また歩き出そうとした時、人を見下したような声が俺に降り掛かる。


「ほっ~ちょうど理不尽に耐える魂があるじゃん。」


振り向くとガキがいた。

短髪の赤髪の生意気そうに顔歪めて笑うガキがいた。しかし、体が宙に浮いてる。

言葉でも体でも見下していやがった。

ちょっとイラっとしながら見上げてやった。俺自身力はあるが飛べはしないのでわずかながらに感動したのだ。


「なんだ?ガキ。なんかようか?」


どこにでもいるようなチンピラがいいそうな言葉で一応警戒しながらガキの反応を待つ。


「その理不尽に染まった魂、使わせてもらうぞっ」


どうやら会話は成立しなかったようだ。訝しげに俺が視線を送るのを無視しながら勾玉のようなものをだし何か力?をこめているようだ。

すると薄紫色の勾玉が黒い煙を吐き出し俺の体に纏わりついた。勾玉が徐々に胸に近づいてきた。


「・・・・・・・・・・・・・・・・・。」


気に入らねぇ。

俺は害されている。

わかんねぇな。こんなことに意味があるのか。


「俺を害すことなんてできないのに」


害される前に力を使い勾玉を握り潰そうと動こうとした瞬間。


「あなたの好きにはさせないよ」


現れたんだ。

空から颯爽と出現したあいつは光り輝くピンクの髪をしたフリフリの衣装をきた女の子だった。

捻くれ感がだせてないかもしれませんが人物が増えればでてくるはずですっ。

使い勝手がまだよくわかりませんが感想が欲しいです。誹謗中傷はやめてくれると有難いです。

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