エネイヴァル
年齢:26
身長(㎝):170
体重(㎏):52
所属:レイヤ・ソーディスの盗賊団→ソーディス一味
【人物像】
エルトにおいてルディが出会った女。レイヤ・ソーディス──もとい、リック・バートンが率いる盗賊団と行動を共にしているが、あくまで利害一致の取引相手であり、仲間ではない。
月精を使わない機械を独自に発明、開発する天才的な技術者であり、旧人はおろか、皇族すらも素手で圧倒する武術の達人。
その根底にあるのは、〝力が無いのなら力を作り出す〟という、鋼の信念。
ルディやリックを手玉に取るなど、人心掌握や奸智にも長けている。
終いには、言葉巧みにルディを騙して雷征龍の囮にするという酷薄な策を平然と実行する。もっとも、これは近くにアイール=レイヤがいることを理解した上での事であったが。
正体は、〝蒼の惨劇〟事件の首謀者されるソーディス一味の一人で、本名はラヴィーネ・クラーゼ。
首魁であるサクラ・ソーディスの片腕であり、武術を始め、様々な技能知識をレイヤに叩き込んだ師にして姉的存在。
高度かつ異質な技能と知識、さらにその精神性から、ある筋では〝ソーディスで、最も警戒すべき人物〟とまで言われている。
各地の大栄紀の遺跡を発掘調査も行っており、歴史の真実真相に近づきつつある。