表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
野球はスリーアウトから  いよかんシーズン  作者:


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

13/20

オリンピックの正式種目

 国際こくさい会議かいぎわった。オリンピックの正式せいしき種目しゅもくめる会議かいぎだ。


 あらたに採用さいようされるのは、最終さいしゅう候補こうほのこっていた競技きょうぎうち、どの競技きょうぎなのか。


 会議場かいぎじょうから出席者しゅっせきしゃたちがてくる。


 それをかこ記者きしゃたち。


 日本にほん代表だいひょうとして会議かいぎ参加さんかしていた男性だんせいかれ同様どうようだった。日本にほん記者きしゃたちにかこまれる。


最後さいご正式せいしき種目しゅもくなんですか?」


 質問しつもんされた男性だんせいみじか沈黙ちんもくしてから、くびよこにふった。


 そのあとにげる。最後さいご正式せいしき種目しゅもく採用さいようされた競技きょうぎは、なんなのか。


 それは、日本にほんつよしていた『野球ベースボール』ではなかった。


 つまり、つぎつぎのオリンピックでは、『野球ベースボール』は正式せいしき種目しゅもくではない。


 記者きしゃあいだからも、落胆らくたんこえがもれる。


 しかし、その三日みっかだ。


 れい会議かいぎ出席しゅっせきした男性だんせいが、日本にほん記者きしゃ会見かいけんひらく。


「えー、先日せんじつ非常ひじょう残念ざんねんなことになりましたが」


 このあと男性だんせいくちから、爆弾ばくだん発言はつげんす。


つぎつぎ冬季とうきオリンピックで、『ウインター野球ベースボール』の正式せいしき種目しゅもく目指めざすことにしました!」


 なつがダメでも、ふゆがある。


 だから、つくった。しん競技きょうぎの『ウインター野球ベースボール』を。「ふゆ試合しあいをする」という以外いがいはすべて、『野球ベースボール』とおなじだ。


 このさきいくつもの「ハードル」があるだろうが、まずは正式せいしき種目しゅもくけての「行程表ロードマップ」をつくりたい。そう男性だんせいかたる。


「たとえば、どんなハードルですか?」


 記者きしゃたちの一人ひとり質問しつもんする。


試合しあい会場かいじょうです」


 そのこたえに記者きしゃたちも納得なっとくだ。『野球ベースボール』とおなじなら、試合しあい会場かいじょうとして「野球場やきゅうじょう」が必要ひつようになる。


 しかも、冬季とうきオリンピックの開催地かいさいちとなると、野球場やきゅうじょう野球場やきゅうじょうでも、「ドーム球場きゅうじょう」が必要ひつようだ。開催地かいさいちにそれがなければ、つくることになるが・・・・・・。


「たしかに、ハードルはたくさんありそうですね」


 記者きしゃたちの一人ひとりった。


 で、その翌日よくじつ。またもや記者きしゃ会見かいけんだ。


 ただし、今回こんかい前日ぜんじつ男性だんせいではない。わか女性じょせいわか男性だんせい二人ふたりぐみだ。


 かれらがこえをそろえてう。


つぎつぎ冬季とうきオリンピックで、『ベースボール5(ファイブ)』の正式せいしき種目しゅもく目指めざすことにしました!」


 この競技きょうぎ、そのとおり、『野球ベースボール』によくている。


 しかし、いろいろとちがいがあった。男女だんじょ混成こんせいチームだったり、ピッチャーというポジションがなかったり、バットやグローブが必要ひつようなかったり。あと、ヨーロッパなどで人気にんき上昇じょうしょうちゅう


 そして、試合しあい会場かいじょうちがう。


 なんと、この『ベースボール5(ファイブ)』は、「体育館たいいくかん」でも試合しあい可能かのうだ。専用せんよう球場きゅうじょうがなくてもなんとかなる。


 正式せいしき種目しゅもく目指めざす『ウインター野球ベースボール』にとって、強力きょうりょくなライバルの出現しゅつげんだった。


次回は「射的しゃてき」のお話です。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ