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41 脱走と反撃




 女性の小説家である波木なみき 千奈美ちなみは窓の外、自由な空を見つめため息をつく。


 ここに閉じ込められて、数ヶ月のような数日のような時間の流れに何日監禁されているのか忘れてしまった。


 ただ毎日最低2回は食事を運ぶあの男に接触するストレスで精一杯で、他を気にかける余裕などもう無い。


 それでなくても、小さな少女。今自分の腕の中で小さくなっている紗枝さえちゃんを微弱ながら守る事で何とか自分を保っていた。


 窓の直ぐ側にあるベットに2人で座り込み、千奈美は抱き着いてくる紗枝の頭を優しく撫でる。


 優しく髪の毛を梳く千奈美の顔は固い、腕の中の少女は正直そろそろ限界だ。


 喋る事も泣く事も表情さえ、監禁されている時間につれて乏しくなってきている。このままだと深刻な心的外傷後ストレス障害(PTSD)になるのではないのだろうかと危惧していた。


 こんな環境では気持ちよく安眠できるはずも無く、紗枝ちゃんの不眠が続く。


 そういう自分も多分、一時間も熟睡していないので人のことは言えないが。


 此処は私達を閉じ込めた男の理想という名の牢獄だ。


 外部の情報を得られるテレビやラジオ、果てにはカレンダーや時計さえない。段々と頭の感覚が壊れていく気がする。


 男から酷い虐待を受けているわけじゃない、誘拐されたなんて聞かなければ他人は羨ましがる生活かもしれない。何もしないのに食事は勿論、衣服や部屋の掃除まで全て男がやるのだから。


 でも、こんな生活真っ平ゴメン。ほぼ毎日食事を運ぶ時間以外の時間を男はみつけては私達を題材に絵を描く。


 紗枝が怖がり私に縋るたびに、男は満足そうに笑う悪趣味なやつ。


 誘拐された当初は何としてでも脱出しようとあの手この手を使ってみたが、成果はなし。


 何処からか新しい変化がないと……。


 紗枝の頭を撫でつつ、窓を開けて見ていると隣の部屋の部屋で物音がした。


 風と木が揺れる音しかしないはず、でも確かに人が立てた音がしたのに、紗枝ちゃんも顔を上げてビックリする。


 人攫いの男はもう帰った、それは窓から見ていて確認済み。


 毎日二回の日課になってしまっている男が立ち去るまで見届けるのは。ちゃんと確認しないと力を抜けないから。


 暫く隣の部屋の気配を、息を殺して窺っているとまた音がした。やはり誰かが居る、思い返してみれば私達を監禁した中性的な男がもう1人此処へ連れてくると溢していたのを思い出した。


 (明日、ここに連れてきてあげるよ。きっと2人も彼を好きになるから仲良くしてほしいな)


 聞き間違えはない、確実に「彼女」ではなく「彼」と男は言った。


 つまり3人目の被害者は、男性かもしれない……。


 女2人では無理だったけど、その人なら何とかなるかも。そんな淡い期待を持って紗枝の肩を持って距離を作り、ベットから降りて窓へ急いだ。


***


 丁度その頃、両手を後ろで縛られた状態から何とか肩を痛めても、前に腕を回せた楓は窓を開けた。


 手首は医療に使われるビニール製のチューブに医療の道具だろうか、金属の止め具がついてある。これ1人じゃ取れやしない。


 視線を上げて楓は小さな窓は人が通れないほどの大きさではないのを確認すると、そのまま下の地面を見ると眉を顰めた。


 コミックヒーローではない限り、三階から飛び降りて無傷ではいられないだろう。生憎私はごく一般的で善良なる市民に過ぎない。


 「ちょっと!誰かいるの?」


 聞きなれない声に、ハッと横を見ると隣の部屋の窓から顔を出している成人を過ぎた若い女性。しかも気が強そうな美人。


 楓の方は窓からそんなに体を出してなかったから、女性からは死角になってしまっている。タイミングよく夕日の光りがガラスを反射させて楓の姿は見えづらい。


 「ああ、います!」


 楓も体を窓から出して、声の方向へ顔を向ける。窓から顔を出し合っている隣の人と楓は視線が合う。


 必死な顔でこちらを窺うのは、ファーロウに見せてもらった写真の女性の1人波木 千奈美さん。


 外見は傷も無く無事、ちょっと顔がやつれて隈がうっすら現れているのだけれど健康状態は大丈夫みたい。


 楓は誘拐された一人が無事なのに、ホッとする。ホッとするのはまだ早いのは分かっている、でも最悪の事態だけはなってなかった。


 「貴女は波木 千奈美さんですね?」

 「あら?私のファンかしらって……冗談言っている場合じゃないわ」

 

 大人の余裕を見せた後に苦笑いをして、困った顔をした。


 「そこにはもう1人の攫われた少女の栗栖くりす 紗枝さえちゃんはいますか?」


 千奈美が笑ったので、本来はないのだけれど余裕の笑みを千奈美に送った。


 「ええいるわ、私も紗枝ちゃんも今の所は無事。やっぱり私達の事は騒ぎになっているの?」

 「今の所お2人は失踪扱いになってますが、紗枝ちゃんの家の周辺では騒ぎになってますね」


 気丈にも千奈美は面白げに笑う「私の親は心配してないの?信じられない……まっ自業自得なんだけど」なんて、会話だけなら何でもない日常のお喋りのみたいに。


 楓は率直に千奈美が自分なんかよりよっぽど強い女性なんだと、尊敬を込めて彼女を見つめる。


 視線に気付いた千奈美は、頬杖をついて口を開いた。


 「所で貴方を何て呼べばいいのかしら?」

 「これは失礼、俺の名前は新井 楓です。楓って呼んでください、こっちは千奈美さんと紗枝ちゃんって呼びますから」


 深刻な空気にしないように軽い男を演じる、ついでに茶化す様にわざとらしいウィンクをつけて。


 「ふふ、ここから出たらアドレスを交換したいわ」


 なんて言ってくれた、そう。此処から出ないと何も始まらない。


 「そうですね、俺達を攫った秋里はいつもどれくらいしたら此処に来るのですか?」


 先ほどの雰囲気を払拭して、真面目に楓は窓越しに千奈美に尋ねる。千奈美も真剣な顔で答えた。


 「人に目撃されないように太陽が隠れてからじゃないと、来ないわ。多分夕日が隠れるまでは近くにはいないと思う」


 楓は空を見た。もう夕日が森の木で見えないが、かなり傾いているので夕方の時間はもうすぐ終わる。


 フム……。


 楓は手を顎にあてて考える、森に近づかない夕方の僅かな時間の間に脱出をして助けを呼ぶか、闇夜に紛れて逃げるか……。どちらもリスクが大きい、一度でも失敗すると絶対にこちらの不利になるだろう。


 逆上して暴挙に出られるか、監視の手が強まるかは判断できないけれど。


 まずは、私に最低でもどの位の猶予があるのか日没までの大まかな時間を出そう。


 太陽の下の部分と、予想でいいから木で隠れている地表の部分が見える方向に腕を伸ばして、間に指が何本入るかを見る。指の一本で日没まで15分くらい。


 余裕で、太陽と地上の間には三本の指が入った。これはお父さんに教えてもらったサバイバル知識で頭の片隅に日没までの時間を計る方法を覚えていて良かった。


 お父さんの感謝はまずは後にして、三本ほど指が入った訳なんで15×3=45分くらいしか私には時間が無い。この計り方は意外に結構正確だから助かる。


 楓は振り返って再び部屋を見渡すと、ベットに近づいてベットについているマットのシートと掛け布団のシートを引っぺがすと持って窓際に歩き、千奈美に言った。


 「千奈美さんが使っているベットのシーツをください」

 「まさか…それで此処から出るつもり?」


 訝しげに此方を見つめる千奈美に楓は自信満々に答えた。


 「まあ、やるだけやってみます」

 「いいけど、怪我をしないでね」


 窓から部屋に引っ込んだ千奈美を見届けると、楓は窓の外をキョロキョロとまたチエックを始めて屋上の雨水を地上の排水に送る一直線のパイプを見付ける。


 長年放置されていただけあって、ボロボロだ。そのパイプから朽ちそうなパイプを仮に固定する針金を見つけた。


 両手が縛られている状態から、微妙に届く距離にあるパイプに向かって両手を伸ばす。体の上半身は窓から乗り出して、やっと何とか指先第一関節ギリギリ引っ掛かった。


 渾身の力を指先に集中させて、折にかかる。錆びてギザギザになっている針金は楓の皮膚を擦り鈍い痛みと出血をもたらしたが、パキンとへし折ってやった。


 一つため息をついて楓は指と指に針金を挟み、そろ~と体制を整える。両手首がビニール製のチューブで拘束されているので足をジタバタして乗り出した上半身を元に戻した。


 窓から転落したくないもんね、必死だったよん。


 折角折って手に入れた針金を落さないように、掌に乗せたら千奈美がシーツを持って顔を窓から出した。


 「はい、持ってきたわ。私達は2人で一つのベット使っているの」

 「十分です」


 お互いの窓の距離は少しだけあるが、朽ちたパイプよりは近い。危なげなく楓は千奈美からシーツを受け取った。


 そして、代わりに千奈美に折った針金を渡す。


 「俺が失敗した時の場合に備えて、針金をドアの鍵穴に差し込んでください」


 ドアは外内どちらにもカギを開ける摘みは無く、鍵穴がついているタイプのドアだったので鍵穴を塞ぐとドアが開きにくくなる。


 外からもカギをかけるタイプだと分かったのは、秋里が出た時に鍵穴に鍵を差し込んだ音をチャッカリ耳にしていたから。


 あれだけ大事にしている2人を秋里が見捨てない、これは私の勘が教えてくれている。そして私が脱走に失敗しても秋里は千奈美さんと紗枝ちゃんのドアを開こうと工具なんかを持ち出さないといけなくなる。


 ファーロウも私が攫われたとなれば、少しでも怪しい動きをしている者を見過ごさずに気付いてくれる可能性が高い。きっと。


 鍵穴を塞ぐ為の針金を受け取った千奈美は心配そうな顔だ。そりゃそうだ、最初で最後のチャンスかもしれないのに方法がこんな原始的過ぎて。


 「大丈夫…よね」


 針金を握る千奈美に、楓は頷く。


 「千奈美さん、貴女達の部屋にもベットと冷蔵庫はあるでしょう?役に立とは思えませんがそれでドアを塞いでください」


 楓が逃げたと分かった時、せめて此処にいる2人だけでもまた違う場所に移すかもしれない。少しでも時間を稼げるようにバリケードを作って欲しい。


 「行き当たりばったりな作戦……紗枝ちゃん?」


 呆れた笑を溢した千奈美の後ろから物を引きずる音が聞こえたので振り返ると、冷蔵庫を両手で押してドアを塞ごうとする紗枝の姿だった。


 「紗枝ちゃん……」


 此処につれてこられて初めてみる、紗枝ちゃんが起こした行動に千奈美は目を見張った。


 「千奈美さん、私…家に帰りたい、お父さんとお母さんに会いたい」


 小さな女の子が水の入った冷蔵庫を懸命に押しながら言う。


 「だからせめて、出来る事は何でもやります……楓さんを信じて」


 千奈美は涙を溜めて冷蔵庫を押す紗枝を見て、静かに笑った。


 震えるだけだった小さな子が、あの男に抗おうとしている。


 「そうよね!アイツに負けて堪るものですか」


 紗枝の横に千奈美が駆け足で近づき、冷蔵庫を2人で押した。


 隣の女性2人が頑張って戦おうとしているのだ、自分を信じて。楓も2人に負けずにシーツを床に広げると歯でシーツを裂けさせる。


 犬歯でシーツを裂けさせる行為は、段々と歯と顎が痛くなってくる。地味に頑丈。


 でも他に道具がないので楓は何も考えないようにしながら必死にシーツを細めに裂くと、シーツとシーツを結んでロープ状にしていく。


 そうして、シーツで作った即席のロープをパイプベットの足に括りつけると完成。


 一か八か……やってみるしかない、よね?


 それでこそ楓ちゃん、頑張れ私。


 いざ、時刻が近づいてきたら不安になってくる。でもやるぞ!


***


 今日この日ほど日没まで時間を長く感じた事はない、 秋里は車の中で女装している鬘と服を脱いで普通の男性が着る長袖と長ズボンに着替えた。


 夏が近いが、山の中に入るのに半そででは虫の餌食になる。片手に三人分の食事を持って気分よく…寧ろ幸せな心地で山の獣道を歩いていく。


 やっと揃った…僕の最後のモチーフ。彼女達と一緒にキャンパスに描かれた楓君はきっと誰よりも美しくあるだろう。


 彼を見つけたのは本当に偶然、以前に一度だけ鳳凰学園の要らない所有物の備品を、加藤家の別荘へ持ち運ぶ為に加藤家の執事だった石戸が呼ばれた時、アシスタントとして一緒についていった。


 僕は執事の石戸から指示を貰い、リストと品物を照合していて何気に窓を見た瞬間に心臓を潰された。


 彼が2人の男子生徒と共に廊下を歩いていたのが見えたのだ、その衝撃とは言葉では言い表わせない。雷が落ちたのかと思った。


 彼の隣にいた青年たちも男としては綺麗だったが、新井 楓の存在とは格が違う。


 すぐに彼の名前は分かった、当然だよね。あの容姿では学園でも有名人で近くの生徒に聞くと簡単に聞きだせた。


 寝ても覚めても彼を思い出し、その日を境に彼を絵に描きたいという欲求は肥大していった。


 自分でも信じられないくらいの作品へのビジョンが溢れ、美しいものだけ僕の絵に留めたい思いは日に日に大きくなる一方。自分でも止められない。


 でも、牙城の如く守られている鳳凰学園には手は出せずに僕は悲しみにくれていたのだけれど。二人の天使に出会った。


 彼女達は僕が理想にしている強さと儚さを持ち合わせた天使、二人の名前は知らない僕は彼女達を崇拝して仕えていればいいのだ。その代わり僕が思うとおりの姿でいてもらい、僕に絵を描かせてもらう。


 それで幸せだった、しかし幸運は続く。何と僕が描きたくて堪らなかった新井 楓。その本人がここに来てくれるなんて。


 嗚呼…夢のようだ、きっと神様も自分を祝福している。全身全霊を込めて最高の絵を完成させなければ。


 夢を見ているような気持ちで、放置された三階建ての建物の前まで秋里はやってきた。十数年前までは何処かのお偉いさんが表に出せない資料や証拠品を隠すために建てられた建物らしい。


 今は山ごと加藤家が土地を所有したので、誰の記憶にも残ってない。偶然にも秋里が建物の存在とカギを見つけ、出来るだけの手入れをして使っている。


 隠密の資料を管理する人たちが寝泊りするために使われている設備が、多少古くなっていても故障しにくい造りをしており今日までつれてきた女性たちが風呂とトイレを使用できる。


 秋里は月明かりと星しかない暗闇の中、建物を見上げた。窓から明かりが溢れ部屋に電気が灯されているのを知らせる、いつも日が暮れてから来るので女性の方についていても何ら不思議ではない。


 彼は目が覚めたのかな?2人が暮らしている部屋の隣、楓がいる部屋からは明かりは点いていない。


 まだ目が覚めていないのか、もしかすると男の子なので拘束していた両手の責でつけられないのかも。1人で納得しかけた秋里だが。


 全開に開いた窓から見えるシーツをつなぎ合わせて作ったロープが、風に揺れてなびいているのを見つけると目を見張った。


 逃げた!?そんな!!


 秋里は慌てて入り口のドアのカギを開けて建物の中に駆け込んだ、普段細心の警戒をもって再びドアにカギを閉めて行くが、今は構ってられない。


 もしかしたら、逃げ出したのかもしれないという不安な心で一杯な秋里は三階までの階段を駆け上がって昇り、休み無く楓を閉じ込めた部屋までやってきた。


 ドアの鍵穴にもつれる手で鍵を差し込み、カギを開けて中へなだれ込むように入った。


 明かりが点いていない、真っ暗な部屋は静まり返り無人。


 秋里がやはり逃げ出したのかと、唇を噛んだその時。


 自分の鼻筋に思考が止まるほどの衝撃と痛み、完全に無防備だった秋里は後ろにひっくり返る。


 「不意打ちってのはこぉ~やるんだよぉぉおお!」


 楓は括られた両手から右手の中指をおったてて、ファッキュウをすると一目散に開いたドアから駆けて逃げ出した。


***


 最初から楓は、窓から逃げるつもりはなかった。自分の体重を考えればシーツを裂いて繋げたロープなど支えられるはずが無い。


 ただ、逃げたと見せかけてロープを囮に窓から垂らし、窓から逃げたと思い込んだ秋里が来るのをドアの直ぐ横で小さくなって待つ。


 武器になりそうなものはやはり置いてない、だから両手の指を組んで不意打ちの瞬間を心臓の音を聞きながら息を殺す。


 秋里がドアから入ってきて、今の状況を把握する前に足首から腰に至りゴルフのフルスイングのように組んだ両手を遠心力をつけて、全ての力を結集した組んだ両手の拳を秋里の女顔へ向かって振りかぶった。


 楓の存在に気付かず、見事に秋里の鼻筋に殴り当る。


 まずは最大の難所が無事に思惑通りにいき、散々好き勝手やらされた恨みも少しは晴らせた楓は一言捨て台詞を置き全力で逃げる。


 ついでにファッキュウもプレゼント、男の姿の楓ならまだしも女の時にやったら父親は泣くね。


 そりゃ全力でにげろーい!掴まったらジ・エンド。運動不足の足に鞭うって暗闇の階段を駆け下りた。

こんにちは、今回から脱出にかかります。

しかし次の展開を考えていない私はどうすればいいのでしょう(笑)此処までは描きたかった所なので書く時間の割にはサクサク進みましたが、問題は次の展開です。遅れたらハマッタのかと笑ってください。

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