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FairyTame-妖精交換(仮)-  作者: 雲散無常
第一章:遭逢
9/202

1-8


 何かに集中している時期というものは、時間がとても短く感じるものだ。

 シィーラがロハンザ傭兵訓練所に合格するまでのことを振り返ると、まさしくその通りだと同意せざるを得ない。もはや、何を教えていたのか自分でもよく覚えていない。すぐに飽きて他のことをし始めようとする妖精ユムパを何度引き戻したことか。何度ではすまない、何百回だ。我ながら忍耐強い鋼の精神だと己を褒めてやりたい。他の誰も真似できまい。できるものなら、してみせてくれと大声で言いたい。それほどのストレスだった。

 何はともあれ、それらすべての努力は報われた。

 今日からシィーラは晴れて訓練生になった。

 その記念すべき一日目のはずなのだが、早速問題が発生していた。

 風の通りもよい中通り、陽射しも比較的柔らかい昼前のひととき。真っ赤なレンジャの花が咲き乱れていても、不思議に思わないほどのどかな光景が広がっていそうな状況だったが、それを邪魔するように目の前に見知らぬ大男が立ちはだかっていた。筋骨隆々の見るからに武闘派な強面の巨漢だ。指導員らしい。

 腕を組んで仁王立ちしている姿は、さながら財宝を守る守護神像のようだ。その視線は過たずシィーラとわしを見下ろして射抜いている。

 「それで、何か言い訳は?」

 「んー、何が?」

 (待て、シィーラ。不用意に発言するな。ここでは目立つなと言ったはずだ。この流れはよろしくないぞ)

 「いやいや、目立ってないでしょー?この変なおじさんが邪魔してるだけじゃん?」

 (変なおじさんなどと呼ぶでない。指導員の何某だ。ここでは一応、持ち上げて礼を尽くしておくべき相手だと話しておいたはずじゃぞ。今後も踏まえて無駄に敵対心を抱かせるのは得策ではない)

 注意をするが時既に遅し、だ。巨漢の表情に青筋が刻まれた。やや短気な性格かもしれない。

 「誰が変なおじさんだっ!!!貴様、まったく見ない顔だな。所属と名前を言え」 

 「シィーラはシィーラだけど?あ、シィーラ=エンドーラね。というか、ショゾクってなに?」

 (お主は1トラクーリャ組じゃ)

 所属という単語の意味はまだ分からないのだろう。その内教えるべき一覧に記憶しておく。

 「とらくーりゃ?」

 こちらは何度か説明したのだが、シィーラはまだ組分けを理解していない。訓練所はそれなりの人数がいるため、能力・評価別に所属を区別している。その際によく使われる単位は、三大神の中でも中立の神とされるモデット神の序列関係をもじったものとなっていた。一位、二位、三位などを表わすとき、順にモデーリャ、ダーリャ、セターリャという風に呼ぶのが大陸では一般的だ。妖精には馴染みがないのも無理はない。

 トラクーリャというのは五番目を指し、訓練所では最も下のクラスとなる。つまり、合格はしたがその際の評価はギリギリだったというわけだ。

 「その様子だとやはり今回の新入生か。しかもトラクーリャ所属とはな。いいだろう、貴様のような生意気なヤツにはここの厳しさを教えてやる必要がある。遅刻の罰として特別指導、闘耐戦とうたいせんを経験させてやる。付いて来い」

 「とーたいせん?」

 聞き慣れない用語だがいい予感はしない。指導官の言う通り、遅刻した時点でこちらに非はあるのだが、これが通常の対応なのか疑問がある。勝手が分からないので何とも言えないが、初日からいい流れではないのは確かだ。

 やはり寝坊したのは痛かった。わし自身もどこか気を抜いてしまっていたので責任を感じずにはいられない。運悪くナリスも朝番で、こちらにかまっている余裕がなかったことも重なって、見事に訓練所の集合時間に遅れたのだ。それを咎められての罰だ。拒否権はない。

 詳しい説明もないまま、指導官の大男は訓練所の中庭のようなところへと先導した。

 そこには分かりやすく長方形で区切られた縄線の囲みがあり、いかにも戦いの場といった舞台があった。周囲には誰もいなかったが、中庭なので両脇には建物があり、窓から見下ろせる場所だ。これから何が行われるのか察したのか、階上では既に窓際に陣取って注目している者たちが多く見受けられた。

 「さて、早速だが始めるぞ。無駄な時間はここではないからな。闘耐戦は分かるか?」

 「さっぱり分からないよー?」

 「そうか。一度だけ説明する。よく聞け。闘耐戦は簡単に言えばひたすら耐える戦いの訓練だ。貴様は防御することしか許されない。三分間、守りを固めて耐え続けろ。反撃した場合、またはその兆候、攻撃があったと判断された場合、更に30秒加算されることを覚えておけ。この場から出ることも罰則対象でやはり30秒追加だ。規則はそれだけだが、何か質問はあるか?」

 「ふむふむ……?」

 (要するに、こっちからは一切手を出さずに三分間耐えろという話じゃ。魔法の使用について聞いておくがよい)

 幻惑系の魔法で相手から隠れらていれば、何の問題もない。

 「えっと、魔法は使っていいのー?」

 「いいわけがない。当然、武器の類もなしだ。攻撃側も素手だから安心しろ」

 一方的に攻撃される条件で安心できるはずがない。そもそも、これは罰として存在するものらしい。訓練とは言っているが、明らかに見せしめのようなものだ。たかが遅刻一回の失敗で重すぎるように思えるが、その考え自体が甘いということなのだろうか。

 「なるほどーって、そもそもあたし、魔法使えないんじゃん?」

 (わしが使うこともダメだということだ。この区画、おそらく何らかの結界で魔法感知ができるようになっておる。秘密裏に発動してもバレるであろうな)

 「そうなんだー?でも、好き勝手殴られるのはやだなー。こっちが倒したらどうなるのー?」

 「攻撃した時点で30秒追加と言ったはずだ」

 「うん、聞いたー。でも、一発殴って気絶させたら後は関係ないんじゃない?勝手に時間も過ぎるでしょー」

 なかなかに鋭い。実は密かに考えていた。相手を戦闘不能にすれば、耐久時間が多少伸びようと制限時間は経過して終わる。

 「それができればもちろんかまわないが、攻撃側は保護魔法がかかっていることを忘れるな。たやすく気絶させられるほどやわじゃないぞ」

 「うわー、それってめちゃ卑怯じゃん?」

 「闘耐戦は罰だ。公平なわけがないだろう。さて、他に質問がなければ、すぐにでも始め――」

 さすがに条件が不利にできていると思っているところで、中庭に別の者たちが現れた。

 「ペドン指導官、そちらも闘耐戦を行うつもりでしたかな?」

 「ああ。どうやらニッセクラム指導官も同じ目的でこちらに?」

 「ええ。先程勝手に私闘をしでかした者がいまして、喧嘩両成敗というやつですね」

 「両成敗というわりに、一人しかいないようだが?」

 ニッセクラムという細目の男の後ろには、確かに一人しかいない。ふてくされたようにそっぽを向いている茶髪の小柄な青年だ。喧嘩をしたといっていたので、その際についたものだろうか、片方の頬が見事に腫れていた。

 「よくよく話を聞くと、このチョーロが先に手を出した上、相手に重傷を負わせて反省の色が見られないのでね。闘耐戦にふさわしいかと」

 「だから嘘ついてんのはあっちだって!俺は勝手に絡まれただけだしっ!」

 「黙りなさい。発言を許可していないよね?既に決定は下された。おとなしく従うのがお前の義務だよ」

 チョーロという青年の言葉を鋭く遮るニッセクラム。苛立ちと共に冷徹な意思が込められていた。あまり関わりたくないタイプの匂いがする。それはどうやらペドンの方も同じようで、わずかに眉根を寄せて不快感を表した気がした。

 「とにかく、これからお前には闘耐戦をしてもらう。一度しか説明しないから、よく聞きなさい」

 先程と同じような説明をしている横で、ペドンのもとへ駆け寄ってくる者がいた。腕を胸に水平に当て姿勢よく声を発する。

 「医療班の配備は済みました。指導官、手袋はどうしましすか?」

 「ああ、今回はいらん。ニッセクラム指導官の準備が整い次第、すぐに始める。他から連絡はなかったか?」

 同じ仕草でペドンが返したところを見ると、敬礼の一種らしい。騎士団という組織には、そうした独自の習わしが多い。

 「了解しました。ただ、少し時間をずらして開始するようにとの伝言をホルム指導官から受けています。先程今期の説明会を終えたので、そのタイミングでということかと思われます」

 「そうか。主任がそう言うならば、それに合わせよう」

 ペドンはそう言うと、やや上方を見上げた。建物の窓には、今や大勢の観客がこちらを覗いている姿が見えた。やはり見世物になるらしい。目立ちたくなかったのだが、初日でその計画は潰えたことになる。

 (シィーラ。ルールは理解したか?こちから絶対に手を出さずに、相手の攻撃を受けるか捌くかに留めるのじゃぞ?)

 「うーん、やられっぱなしって嫌だなー」

 (今回は我慢しろ。これも修行のうちだと思えばよい。いや、それより痛みに慣れる練習だと考えれば、いつぞやの時より有効やもしれぬ)

 「えー、痛いのはもっと嫌だよー」

 「貴様、さっきから一人で何を言っておる?誰かと会話しているようだが……」

 ペドンが怪訝な顔で聞いてくる。

 「誰かって、ゼーちゃんだよー?ほら」

 肩口に乗っているわしを指差すシィーラ。

 「……そうか。従魔として鳥を扱う新人が来ると聞いていたが、やはり貴様か……」

 ちらちらと視線を感じてはいたが、どうやらペドンはシィーラの情報を知っていたらしい。半信半疑だったのか触れたくなかったのか、一切そのことを持ち出さなかったのでこちらも考えないようにしていたが、やはり気づかないはずもない。というより、指導官の間にシィーラの存在が知れ渡っているというのは喜ぶべきかどうか微妙なところだ。

 奇妙な鳥と込みでの入所を条件にしていたので、多少話題にはなるだろうと思っていたが、初日からその情報が出回っているというのは意外だ。既に悪目立ちしている可能性を考えなくてはならないようだ。かなりの人数がいる組織なので、それほど気にされないだろうという目論見は甘かったか。

 「マジかよ!?一方的にボコられろって!?」

 チョーロが闘耐戦が何であるかを知って、冗談じゃねぇと吐き捨てた。妥当な反応ではあるが、受け入れる以外にないだろう。断れば初日で退所することになりかねない。ぶつぶつと恨み言を呟いていたチョーロは、こちらをちらりと見てお互い災難だなと言う視線を向けてきたが、シィーラはまったく興味がないのか明後日の方向を向いていた。必然、鳥と目線を交わすことになったチョーロは、わしの姿を見て困惑したように顔を背けた。なぜ、この場に鳥がいるのか色々と考えているのだろうが、絶対に事前情報なしに応えにはたどり着けない。

 そうこうしている間に準備が終わり、闘耐戦は否応なくあっさりと始まった。

 鳥であるわしは当然の如く蚊帳の外で手出しできない状態だった。密かに身体強化の魔法でもシィーラにかけられるか試そうとしたが、結界の壁を感じて断念した。思ったよりも高度な魔法が使われていた。何度か試行錯誤すれば穴を見つけられそうではあるが、たった一度で破るのは不可能だった。時間が足りない。

 (そういうわけで、頑張れ、シィーラ)

 「ちょちょちょちょっ!!!結構、痛いんだけど、これー!?」

 ペドンが割と本気で殴りかかってくるので、シィーラは両手で受け止めたり交わしたりしているが、力量の差が段々と現れ始めていた。巨漢の指導官はどうやら格闘武術を会得しているらしく、その体捌きが完全にシィーラより上だった。わしの身体は鍛えてはいるが剣術に特化したものなので、当然筋肉の付き方や動きは剣を持った状態の想定になる。素手での動きに最適化されたものではない。

 おまけに、シィーラの近接格闘技術はまだまだひよっこ程度だ。身体も技術も劣っている状態で、すべてをいなせるわけはなかった。

 「多少は基礎ができているようだが、甘いな」

 ペドンは更に手数を増やしフェイントも混ぜてきた。一分が過ぎて身体も温まったのか、シィーラの被弾が増え続ける。

 「ふぇっ」「ぐにゅ」「だはぁ」「あぅぅ」その度に、シィーラの妙な声が辺りに響く。妖精には痛覚のようなものがないらしく、あるとしても切っているというとんでもない特性があるので、シィーラは痛みにまったく慣れていない。痛みというより刺激にといった方が正しいかもしれない。そのために、痛みを感じるたびに反射的に自身でも分からない声が漏れる。人間はある程度、その辺のコントロールが経験などにより可能だが、シィーラにそれはできない。

 ゆえにこその奇声だが、聞く者によっては被虐心をあおったり、あるいは馬鹿にされたり感じたりもするだろう。今後のためにも是非慣れていって、抑えられるようになって欲しい。

 一方で、同じ境遇のチョーロは更に悲惨な状況だった。初めの方こそ機敏な動きで攻撃をしのいでいたが、すぐにニッセクラムの猛撃につかまり一方的に殴られ続けていた。不思議なのはニッセクグラムで、お世辞にも鍛えた体つきとは思えない魔法士タイプなのに、繰り出すその攻撃は明らかに近接戦闘を知る者のそれだった。それでいて、身体の使い方はやはりぎこちない。足の踏み込みや体勢など、明らかに手の動きとちぐはぐで連動していない。にもかかわらず、その拳は的確にチョーロを責め立てていた。

 何か仕掛けがあると思ってよくよく見ていると、その答えは手袋にあるようだ。おそらく魔法具の一種だろう。それをはめるだけで格闘家の技が使えるようになるとか、そのような類のものに違いない。実戦では付け焼刃にしかならない効果でも、相手が無抵抗ならばその威力は十分だろう。

 結界の中でも使える仕様らしく、そういえばペドンにも誰かが進言していた気がした。ある種の拷問用具に近い。悪趣味なものだが、罰としての闘耐戦であるならば不自然ではない。突き刺さるような窓からの視線たちも、明らかにこの一方的な暴行を楽しんでいる雰囲気がある。

 どうやらロハンザ訓練所というのは清廉潔白に互いを高め合うと言った高尚な場所ではないらしい。もともと期待はしていなかったが、予想以上に泥臭く佞悪醜穢な競争社会なようだ。一時的に身を置くだけなのでかまわないが、やはり騎士団候補生といえども間口を広く取っているせいで小悪党が多そうだ。シィーラに人の悪意を知ってもらうのには悪くないかもしれない。

 シィーラの方もかなりギリギリな防御状態になっていた。多少、助言をしてやるべきだろう。

 (その場に留まっていなければならないという規則はないぞ?攻撃が激しくなってきたなら、足を使って距離を取るのも手だ)

 馬鹿正直にその場で受ける必要はない。ただ、相手もそれを理解して距離は詰めてくるだろう。移動する際の体捌きは、これまでの経験で多少はマシになっている。止まっているよりは楽になるはずだ、多分。

 「お、おおっ!その手がっ、いたっ!いたたたたっ!!」

 案の定、バックステップしたものの、すぐに詰められて脇腹をやられている。相手と距離を置く場合に、まず後退するという思考が既にいまいちだ。活路は常に前だと教えたはずなのだが。

 「まだ動けるようだな。そろそろ本気で足も加えるぞ」

 ペドンがそう言うや否や、鋭い蹴りも繰り出してきた。ここまで腕だけで攻めていたのを思い出す。足技も駆使することで、手数が倍以上になった。これは相手の戦意を挫くために段階的に攻撃の度合いを高めてくる戦術のようだ。なかなか意地が悪い。

 「へぐっ」「ほたっ」「にひゃっ」シィーラの奇声が増えてゆく。幾つか、重い一撃ももらうようになっていた。制限時間はまだ三分の一ほどある。思ったよりもきつそうだ。

 「うがぁぁぁっ!!!」

 思わず雄たけびを上げるシィーラ。我慢できずに反撃するつもりだろうか。釘を刺しておく。

 (絶対に手を出すなよ。剣のないお主の技量では、その男を力でねじ伏せることはできぬ。時間が増えて余計殴られるだけじゃぞ)

 「ふんぬ、ふんぬ、ふんぬぅーー!!!!」

 納得のいかない顔をしていたが、どうにか思い留まってまた足を使ってペドンから逃れるように跳ぶ。意表をついた素早さで、その度に少しだけ余裕が生まれる。すぐに間合いを詰められるが、その数秒ですら貴重な時間だ。悪くない手だろう。

 もう片方のチョーロが既にその場で体を丸めて完全に縮こまっているのに比べれば、まだ大分耐えている方だ。

 「はっはっは!!そんなに丸まって芋虫か、お前は!そんな情けない姿で恥ずかしくないのかっ!」

 愉悦に浸ったニッセグラムが、容赦なくその身体を殴りつけている。一方的で完全な暴行現場だが、体罰という側面がある以上誰も止めることはしない。長い長い三分間が続いた。

 やがて長い笛の音が吹かれ、闘耐戦は幕を下ろした。チョーロはすぐさま医療班に手当てされながら担架で運ばれていった。

 シィーラの方も体中に青あざが出来ているのが服の上からでも分かるくらい、腫れていたり素肌に現れたりで満身創痍状態だった。

 「貴様はよく耐えた方だ。これに懲りたら遅刻などするなよ」

 治療の必要はなしと判断されたのか、シィーラをその場に取り残してペドンは何事もなかったかのように去って行った。遅刻ひとつでこれではやはり厳しすぎたのではないかと思う。おそらくは初日の見せしめとして運が悪かったのだろう。

 「うぅぅ。めっちゃ痛い……」

 (というか、この後、わしらはどこへ行けばいいのか分からぬな……)

 何しろ、満足な説明を何も受けていない。本来は何らかの順路が示されたのだろうが、その辺の通過儀礼をさっぱり飛ばされた状態だ。

 見世物が終わった後、人々が去った閑散とした中庭で立ち尽くす。

 自業自得とはいえ、不安満載の始まりだった。

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