7-7
精霊棒、妖精の枝、妖精の杖。
すべて妖精にまつわる棒状の何かという曖昧模糊とした道具の名称だ。これらが単に名前の違いのみで、実は同じものであるならばその存在自体は真実味を増す。
複数の文献で共通して出てくるものは少ないので、良い着眼点ではある。ジャコブの勘は鋭い。
あまり期待してはいなかったが、ドーエの一筆の思いだ。ドーエはとある鍛冶屋の名だ。最高の斧を作るために方々に借金して完成させたものの、買い手がつかなくて最後の望みを託して国王に直談判の手紙を送ったという話だった。無名の鍛冶屋の手紙など国王に届くはずもないが、一縷の可能性はなくもないといったものだ。
正直、そこまで悲観はしていなかった。この思い付きには何かがあるような気がしていた。
図書館に飛んで行って、すぐにでも暁のデランベルグ関係の本を調べたいところだが、今日はヨーグの方に連絡しなければならない。
研究棟に出入りしている業者で、例の裏組織とつながりがありそうな者を探るように報告するためだ。
おそらく一度くらいは既に調査していると思うが、確信を持って調べるのと半信半疑で行うのとでは、結果というものは変わってくる。徹底的に洗えば必ず何か出てくるはずだ。ロハンザ騎士団関連での犯罪行為となれば重罪は確定なため、雇用などに関しては相当厳しい身辺調査などが行われたとは思うが、一度入り込んだ後の定期監査はそれほど厳密ではないだろう。
それなりの給金と地位、安全性が確保されているのに、わざわざ手放す馬鹿はいないというのが大方の見方だ。しかし、人間というのは救いがたい業を持つ。どんなものにでも魔はさすものだ。完璧はない。
会って話そうとも思ったが、連絡係の影が見え隠れしてる今、果たして見聞屋との会合はどうなのかと思ってやめにした。既にその関係性は調べられている可能性も高いが、敢えて見せつけるような真似もどうかと判断した結果だ。別にやましいことはないのだが、騎士団の諜報機関である者が外部の見聞屋と昵懇の仲というのはあまり外聞がよろしくない。隙を見せて変な勘繰りを入れられるのは避けたいという考えだ。
ゆえに、見聞屋ギルド経由で連絡を入れることにした。その役はナリスに頼んである。ならば、別に図書館にいてもいいと思うだろうが、この間にしておくべきことが別にある。
ロアーナの件だ。
ジャコブから最近、ロアーナが訓練をサボっていることを聞いていた。
性格上そんなことはよくあることなので気にしていなかったのだが、どこか様子もおかしいという話もあって、少し気になっていた。特にシィーラは、一時期の熱はすっかり冷めたにせよ、ロアーナには好感を抱いているためにこれを捨て置けないと主張した。
ずっと図書館に籠ってばかりだったので、丁度いい機会だと思うことにした。ロアーナが入り浸っている酒場に顔を出して、最近の赤毛の戦士の調子を聞くと、馴染みの店員からも最近は見る頻度が少ないという情報を得られた。どうにもきな臭い。
さぼって酒をかっ喰らっているくらいなら問題ないが、そうでもないとなると何をしているのか。もちろん、ロアーナについてそれほど知っているわけではない。元はどこかの傭兵団出身で、戦うことが何よりも好きだという戦闘狂だということくらいだ。おそらく孤児で身寄りはいないということは分かっているが、それだけだった。
「ふみゅー、どこで何してるんだろ?」
(お主には心当たりがないのか?わしの当たりはもうない)
「ないよー。ほとんどゼーちゃんと一緒だもん」
寝物語で何か聞いているかもしれないと思ったが、シィーラはいたした後にすぐ寝る薄情なタイプだったことを思い出す。妖精に情緒の余韻などない。
(ふむ……後は賭場くらいか)
「ああ、あのカードをぱぱぱってやるヤツ?」
以前にロアーナに同行したことがある。最初は面白がっていたシィーラだったが、ルールを覚えるのが面倒だとすぐにさじを投げてしまった。代わりにカードさばきに魅入られたようで、ひたすらシャッフルや瞬時に綺麗に並べる小手先の技を練習していた。それも結局長続きはしなかったのだが。
(うむ。じゃが、賭場はこの街にいくつもある。どこだか特定するのは厳しいな)
「前に行ったところじゃダメなのー?」
(あの時は訓練所近くだったからという理由だったと思う。特に常連という雰囲気でもなかった。行ってみるのは手ではあるが、空振りだった場合に時間を大分無駄にしてしまいそうじゃ)
現在は昼前の時刻だ。夕方までには図書館に行きたい。効率よく探すことが重要だ。
「あっ!だったら、占い師のとこに行こー!最近、めっちゃ当たるんだって気になってたのー」
(占いか……確かにそれも一つの手かもしれぬ。というか、お主、よく知っておるな)
妖精に占いの概念などないはずだし、わしもその手のものに頼る生活はしていないため、話題にのぼったことはなかったように思う。
「露店売りで誰かが話してるのを何度か聞いたのー。えっとね、ヤーヤーって人が有名だって言ってた気がするー」
大陸における占いというものは、国によっては重要なものだ。宮廷占い師という存在があるほど、政治的に重要な役職を持つ国も多い。国の指針を決める上で、吉か凶かという二方面だけではなく、具体的な施策まで決めることもある。それは占いが半ば魔法のようなものとして認知されているからかもしれない。
単なる個人の勘や感覚だけではなく、ある程度理論的な情報の蓄積と未来予知という領域を魔力で補っているからだ。ただし、その実証は不可能なのでつまるところ、信じるか信じないかは経験則によるところが大きい。
歴史的にも先読みの巫女、千里眼の魔女、盲目の予言者など、ほぼすべての占いで真実を言い当てたという伝説級の存在もいる。
師匠は否定派で「本物はおるじゃろうが、ほんの一握りじゃ。もしも頼らざるを得ない状況の時は、具体的なこと以外は信じるでない。拡大解釈すればなんでも当たってしまうからな」と笑っていたことを思い出す。その流れでわしもほとんど信用はしていない。しかし、前に一度完全に占いを当てた人物も知っているため、確かに一部の占いにはある程度の信憑性があるとも思っていた。
シィーラが完全にその気になっていたので、賭場に賭けるよりはいいだろうとそのヤーヤーとやらの占い師を訪ねることにした。
市井の占い師というのは露店売りのように、市場の片隅で小さな椅子と机を並べてこじんまりとやっている印象だ。多少有名どころでもせいぜいが天幕を張った中で、場所不定で活動しているものだと思っていたのだが、ヤーヤーは違った。
どこかの民家を専門の店にして、完全予約制で客を取っている本格派だった。逆にそれでは飛び込みの客として相手にはされないと思い、情報集の時点であきらめようとしたところ、シィーラが「ヤダ!」と妖精特有の気まぐれなわがままを久々に発揮して、家まで押し掛けるはめになった。
こうなったシィーラを止める術は多くない。確信めいた様子でどうにかなると豪語していることも気になったので、半ば自棄気味に従った。すると、その家の前で見知らぬ男が手招きして、ヤーヤー様の占いをご所望ですか、と客引きのようなことを言ってきた。聞けば、ヤーヤーが突然の訪問客が現れることを占いで予言して、男に連れてくるように指示したという。
今日のこれからの客はキャンセルしているとまで言われては、その招待に乗るしかなかった。本当にこちらの訪問を予見していたのなら、なかなかに興味深い。
何の変哲もない民家の廊下を歩き、奥の広間に通される。窓を閉め切った薄暗い空間には、小さな机と椅子が用意されており、ロウソクの炎で横長の容器に張られた水が静かに波打っているのが見えた。水面占いといって、あの水に映った何かを視る形式のものがある。
「来なすったか……」
暗がりから、黒ずくめの老婆がゆっくりと現れた。
「おぅふ、びっくりした!あんたがヤーヤーなのー?」
(こらっ!ご老体に対してそんな言い方があるか。敬意を持って接しなさい)
「いかにも。とりあえずお掛けなさい、若いの。あまり時間がないのでな」
「ほぇ?どゆことー?」
言われるままにシィーラは椅子に腰かけると、対面にヤーヤーも座った。黒いローブは魔法士のそれのようだが、首飾りや腕輪、頭の髪飾りと様々な装飾品で着飾られていて、魔法士には見えない。おそらく占いの効果か何かを高めるものなのだろう。
「久方ぶりに天啓を得たのじゃ。宿命の星のかけらを持ったものが現れると。その者に告げるべき言葉があり、この婆の身体を使わせよとな」
(ほぅ……憑依型なのか)
「ひょーい?」
「うむ。天啓は憑依のような形とも言える。厳密にはまったく違うのじゃが……とにかく、今は時間が惜しい。心して聞くがよい」
ヤーヤーは静かに瞳を閉じると、乾いた唇を薄く開いて身体の力を抜く。
次の瞬間。
机の上の容器の水がさざ波立って震えた。ほんの一刹那の変化ではあったが、そこから部屋の空気が変わった。耳が痛いほどの静けさが場を満たし、視界の何もかもが閉ざされたように感じた。五感は聴覚だけでいいと言わんばかりに、身体の感覚も薄れた。
そして。
まるで歌うように、ヤーヤーの口から言葉が漏れる。それまでの声質とは違って、全くの別人のものだった。
『星降る風に触れる蜜、結びて解けぬ時の果て、尖つ飛沫を切り裂きて、暁の葉に意を包め。羽の調べに鳴かぬとき、河は溢れて戻らぬと知れ』
「……??」
シィーラはまったく意味が分からないといった表情でぽかんと口を開けていた。理解不能なのはこちらも同じだ。だが、それは何かの警句のようにも思えた。とてつもなく貴重な助言のようにも感じる。理由も根拠も何もない。ただ、忘れぬよう心に刻んだ。不意に五感を取り戻す。
再び水面の波紋が揺れたかと思うと、静かに凪いだ。ゆっくりと誰かの息を吐く音が木霊する。無意識に息を止めていたのだろうか。それほどの静寂だったのだ。
「……天啓は終わった。婆にはその意味は分からぬゆえ、問われても答えられぬ。じゃが、ゆめゆめ忘れぬ方が良い。そなたらにとって必ず意味のある御言葉である」
それは既にヤーヤーの声だった。憑依は一瞬で終ったようだった。
「ほーん、なんか不思議な感じだったねー?」
(この手の神秘はあまり信じない方じゃが、今のは少し説得力があったことは事実じゃな……)
「しんぴっぴー?」
分かっているのかいないのか、気の抜けた言葉にヤーヤーが反応する。
「かような天啓は真に珍しい。そなたが何者であれ、老い先短い婆としては、またこのような御霊に触れられて感極まるものがあるわい……先程のことには答えられぬが、何か占って欲しいことがあるのなら聞くがよい。ないのなら、去ね。今日はもう店じまいじゃ」
何が起こったのか考える必要はあるが、今はロアーナの件を片づけるべきだ。
どこか地に足がつかない気分のまま、その行方を占ってもらって店を出た。
ふわっとした夢心地に近い気持ちなのは、それだけあの瞬間の場が強烈だったからだ。あまりにも濃厚なマナや、過度の魔法を受けたときの衝撃に近い。魔力酔い、あるいはマナ酔いと呼ばれる現象にも似ているが、おそらくはそうではない。何とは呼称できない存在感そのものにあてられた気持ちだ。
その手のものは信じない立場ではあるが、一度体感してしまうと強く否定はできない。
一方で、シィーラは既に立ち直っている。わしよりもずっとタフだったのか、その手の耐性が強いのか。いや、おそらく気にしないことにしたのだろう。
「トリバって何なのー?」
(あまり口に出して言うでない。地下闘技場の隠語じゃ。ロアーナはどうやら大分借金をしているようじゃな)
「にゅにゅ?お金かー、お金はなー……」
シィーラの声が珍しく小さくなった。これまで色々と人間社会における金銭の大切さを学んできた証拠かもしれない。
鶏場というのは地下闘技場の隠語であり、闘鶏という鶏を戦わせる競技が由来だ。人が戦う闘技場は国によっては禁止されていることもあり、それはルールが殺しまで許容しているものがあるからだった。人間の残酷性が如実に表れたそれは、競技とは名ばかりの殺戮を楽しむ娯楽として一部では今も人気がある。ゆえにこその地下闘技場だ。
要するに、そこでは命のやり取りも含めた戦いの場があり、それに賭ける者たちがいて、残酷さを好む観客たちも一定数がいるということだ。一昔前は、奴隷たちが闘士として戦っていたが、奴隷制度が大陸的に見直され始めている今は、逆に借金返済のために命を賭けて戦わせられたりするケースが多いと聞く。
ロアーナはその類ではないかと推測された。あるいは、戦闘狂であるその性向のせいか。いずれにしても、騎士団員としてはよろしくない。そういった行為は禁止されているので、上層部にバレれば退団だろう。さすがにそのことは知っているはずなので、やはりのっぴきならない理由があるのだとは思う。
強化遠征で手助けしてもらった恩もあるので、手助けが必要であれば応じたいところだが、今の所は本人からのそうした兆候はない。他にやるべきことがある以上、積極的にそちらに時間をかけられないのが本音だ。シィーラ次第だろうか。
(それで、どうするのじゃ?ロアーナ本人がこちらに知らせて来ていない以上、何か知られたくない事情がある可能性が高い。それでも関わるのか?わしらにも、あまり時間はないことを忘れるでないぞ)
「ふみゅー、なんか良く分からないけど、聞いて見ればいいんじゃなーい?大丈夫ならそれでいいし、困ってるなら助けるしー、それが友達なんでしょー?」
実に分かりやすい返答が来たので、そのまま鶏場へと向かった。
ロハンザの街には小さいながらも港があり、海岸線近くにそのための倉庫が立ち並んでいる。
ヤーヤーが占った結果はその倉庫の一つの鶏場だった。
どこどこの辺りや方角のみを示すといった曖昧な占いが多い中で、具体的に場所を指定したので少し驚いた。本人の情報であればある程度調べがつくが、その友人関係となるとさすがにその場で言い当てるようなことは不可能だろう。そういう意味では、あの奇妙な警句よりも信用度が高い。あちらはまた別の要素で信じてしまっているのだが。
とにかく、今まで足を運んだことのない港方面へと足を向け、その倉庫前までやってきた。
港だけあって荷役の姿が多い。つまり、荷下ろしをする者たちで、日焼けした屈強な身体と海にまつわる入れ墨が特徴的だった。目的の倉庫前にはそれ以外の人種も多く、賭場によく見られる雑多な雰囲気が確実にあった。
そんな中でも、鳥を頭に搭載したシィーラは目立つ。じろじろと遠慮ない視線が突き刺さり、生活圏ではすっかり見慣れた存在になってその手の反応が薄れていたことから、改めて自分たちの異質さに気づかされた。
(これはあまりよろしくない。悪目立ちしておる。入口を見張れる位置でロアーナが出てくるのを待つのがいいかもしれぬ)
「そうなのー?」
シィーラはそうした視線には昔から無頓着だ。今も平然と初めて見る港というものに興味津々で、堂々ときょろきょろしている。本来の目的を半ば忘れていそうなので、強引に引き戻す。 一般の出入り口ではなく裏口の方だろうと推測して、そちらを張っていると、程なくしてロアーナが現れた。赤毛の戦士はすこし顔色が悪いようにも思えた。こちらに気づいて一瞬驚いた顔をしたが、すぐにその戸惑いを隠したように見えた。
「なんだよ、シィーラ。こんなところで会うなんて珍しいな」
「うにゃ、ロアーナを待ってたんだよー。なんか困ってるんじゃないかなーって?どうなのー?」
単刀直入に切り込んだ。こういうときのシィーラは頼もしい。遠慮など微塵もない。
「あん……?あ、ああ、別に困っちゃいないぜ?その様子だとここが鶏場だって知ってるみてぇだが、私は戦う奴らを見るのが好きなだけだ。最近、めっきり見る機会がなかったからまた通ってみただけだぜ」
「ほむ、そっかー。でも、騎士団の訓練さぼりすぎるのはよくないよー。ジャコブも心配してたしー」
「ああ、あいつから聞いたわけか。確かにちょっとはめを外しすぎたかもな。了解、気を付ける。にしても、お前からさぼるなとか言われるとはなー」
苦笑しつつ、ロアーナはどこかほっとした顔をしていた。
何かを隠している。
だが、シィーラはその先に踏み込まない。本人からの言葉がないからだ。未だ人間の言葉にできない、しない感情というものを推し量れない妖精だった。わしはそれでいいのか、とロアーナを見つめる。その意図を悟っているのかいないのか、静かにロアーナが視線を逸らした。助けはいらないということか。
ならば、その意思を汲むまでだ。こちらも時間に余裕はない。シィーラには特に何も告げずに、そのまま二人で騎士団本部へと戻った。
近々、町を離れる可能性が高いことをロアーナにも告げると「そうか」と短く頷いただけで、特に何も言わなかった。その沈黙に何が込められているのか、深く考える間もなくシィーラと図書館に入る。
妖精の杖関連について調べなければならない。できることには限りがある。
頭を切り替えることにする。
暁のデランベルグに関わる文献は六つほどあった。必要な部分は妖精の杖の箇所だけなので、そのすべてをすぐに見つけられた。確かに、杖の描写やその意味するところには違いがある。時代のせいか、書き手あるいは詠み手のせいか、ばらつきが顕著だ。
その中の一つに、特に興味深いものがあった。
更にそちら方面を掘り下げようとしたところで、デセウスが今日の分の報告を持ってきた。ほぼ最後まで読み切ったようで、後はもう一度初めから見落としがないかの再読だけだという。ほぼすべてのキーワードを拾ったということだ。
「もうこれで最後だからな。二度とわたしにこのようなことをさせるなよ、平民め」
などと言いながらも、明日以降は再読することを律儀に伝えてきているので、表面上は一応文句を言わずにはいられないという心情なだけだろう。仕事もきっちりとしているので、あの大貴族は使いようによっては優秀な役割を果たせそうな気がする。
ぱらぱらとその資料を読んでいると、横からひょいとシィーラがその紙を取り上げて「うにょ?」と首を傾げた。
何か思い出したような仕草だが、こちらは散々その期待を裏切られているのでもう何も反応しない。
しばし、紙を持ち上げて固まったままの自分の姿を見守る。
いつまで経っても、目の前に自分がいることの違和感は消えないものだ。
やがてその硬直が解ける。
「うーみゅ。やっぱり読めないなー。魔法がないとダメか―」
(……お主、それは通常の大陸語ゆえ、読めるはずじゃが?)
デセウスの文字は当然、現代の共通語だ。言語魔法の有無は関係ない。
「…………」
(…………)
わしらは数秒見つめ合った後、何事もなかったかのように個室の机に向かったのだった。




