表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
FairyTame-妖精交換(仮)-  作者: 雲散無常
第三章:機略
23/206

3-4


 「わーお、ここから飛び降りてやるのー?」

 足場の悪い屋根の上で、シィーラが眼下を覗き込んでいた。

 夕暮れも終わり、夜の帳が降りようとする時刻。正に黄昏の神クレムスの支配する時の中で、新たな襲撃地点に待機していた。

 (うむ。学舎の三階は立ち入り禁止状態ゆえ、屋上に変更じゃ。二階では下から視認できる範囲が広すぎるからな。ただ、ここはここで不規則に屋根伝いで全体を警戒している監視役もおる。隠蔽の魔法は適度にかけるが、できるだけ動かずにいるがよい)

 「うにゅー、さっさと片付けて終わらせたいなー。まだ食べたいものが一杯あったのにー」

 (十分食べたじゃろうが……)

 ナリスはシィーラを抑えられなかったようで、制限の倍以上の食べ物を既に平らげていた。予定より出費がかさんでいると無意識に計算している自分が少し悲しい。

 (とにかく、もう少し我慢するがよい。今日を乗り越えれば、この訓練所に入った意味が大分進展する)

 「しんてんー?進むってことだっけ?なんかあたし、何してるのか最近良く分からなくなってる気がするー。楽しいからいいけどー」

 目的を見失うのは困るが、楽しいなら何よりだ。妖精ユムパから好奇心やその楽しむ気持ちがなくなったら危険だ。軌道修正が非情にしにくくなる。

 「それで、結局やることは変わらないんでしょー?なんでそんなにピリリンしてるのー?」

 (それは何度も話したじゃろう?この機会に他にも例の大隊長を狙ってるならず者がいるらしいと。そのために今回の観察会はいつもより厳重に警戒されておるんじゃ。向こうからしたら、襲撃を企てている時点でわしらもその同類じゃからな。細心の注意が必要になる)

 本隊の騎士団員が多いのはそういった理由があったらしい。現在の屋上の場所を確保した後、色々と情報を探った結果だ。どこかの見聞屋からの特ダネで、そうした襲撃計画の密告が明るみに出たとのことだった。こちらとしてはまったくもっていい迷惑で、相手の警戒心が上がってやりにくくなっている。

 撤退という選択肢がない以上、より慎重に実行するという対策しかないのだが、この状況を利用してもうひと手間組み込んだ。

 そのための仕込みはもう終えている。

 絶対にこの機を逃すわけにはいかなかった。

 「でも、その人強いんでしょー?とりゃぁーってやってもバレるんじゃないのー?」

 その話も何度目だろうか。事前に勝算については説明してあるのだが、案の定上の空で聞いていたようだ。だが、考えようによっては今が好機だ。自ら聞いてくるということは、本腰を据えて関心を寄せている証拠でもある。こちらが無理やり刷り込もうとしてもすり抜けてきたこれまでと違って、真面目に聞く気になっているはずだ。

 妖精と付き合うには根気が必要だ。その心構えはできている。

 もう一度今回の肝となるこちらの利点を語る。

 まず、人間の身体に妖精が入っている状態だということ。その特徴というものをわしは常々考えていた。同様に妖精の身体のような器としての鳥もどきに、人間の精神が入った自身の状況が生物学的に稀有な存在になっていることに気づいたからだ。つまり、人間や妖精としての種族的な特性が、そのまま適用されているわけではないということだ。

 そうでなければ、わし自身が妖精魔法に近い何か――広義的な特殊魔法――を使えるはずがなかった。類似例が皆無なために推論を前提に都合よく考えるしかないが、おそらく現在のシィーラもわしも、明確には何らかの種族には属していないと思われる。種族的にできること、できないことは完全に不明瞭で、観測して実証した時点で確定され、それが定義として定着する可能性がある。これは思い込みによる精神的作用が現実に干渉するという理論の一つだが、今は詳しくは置いておく。

 とにかく重要なのは、お互いに人であって人でなく、妖精であって妖精ではない、そういう存在に近いということだ。

 要するに身にまとう気配、存在感、魔力など、そういったものすべてが既存のそれとはまったく別物になっていることを意味する。だから何だとシィーラは首を傾げたが、実はこれは物凄い利点だと先日気づいた。

 例の強奪の仕事の際、手練れの暗殺者らしき者と遭遇した夜だ。何かが引っかかっていたのだが、その正体が『気配』だった。あれほどの暗殺者が、シィーラが部屋に入っていくまで気づかなかったことが不自然だったのだ。別の何かに集中していたとしても、扉一枚隔てたくらいの距離で分からないはずがない。シィーラの方が先に気づいたという事実は、間近に迫るまで相手は分からなかったということだ。

 戦闘に慣れた者ほど周囲への警戒は無意識に行うものだが、その際の手掛かりは生物の気配や魔力となる。その差異は種族によって判別されるので、そこに未知のものが混ざれば結果は明白だった。知らないものは分類できない。あるいは、分からないものは無機物として意識の外に置いてしまう、気づきもしないということだ。魔力となるマナというものは大陸中に溢れている空気のようなものなので言わずもがなの結論だろう。

 気配を気取られないというのは、相当有利な状況を作り出せる。

 特に不意打ちという奇襲においては、絶対的な要因だ。もちろん、近づけば近づくほどその利点は薄れるだろうが、ここに魔法で更に隠匿系をかければ最大限の効力を発揮する。どんなに手練れであろうと、気配のない敵には初見で的確に対処などできない。外敵感知における視認の割合は大きい。一撃は確実に入れられる。

 訓練生が大隊長に一太刀でも浴びせられたら、それは実力として大いに評価されるはずだ。今回の襲撃はその賭けだ。当然、警戒されている中での攻撃になるので、下手したら護衛や本人の反撃などでかなりの危険を伴うわけだが、リスクは覚悟の上だった。騎士団に入団して図書館へ行くための最短の道が、安全な順路であるはずがない。

 「んー、でも、確か攻撃したら強い人は無意識に反応して防げるー、みたいないことを言ってなかったー?」

 (確かに身体は条件反射で動くじゃろう。だが、反応速度というものは無意識化でも事前に何かを察知しているかどうかで変わってくる。周囲に何かがあると初めから分かっている状態と、そうでない場合、この二つの条件では明らかに差が出るゆえ、ギリギリまで気配も悟らせなければ防衛反応も間に合わぬ)

 「ふむふむ……つまり、不意打ち最強?」

 (極論的にはそうじゃな。目の前に対峙している者からの攻撃と、まるで見えない背後からの攻撃であれば、後者の方が対応しづらいのは明白じゃろう)

 「じょっそり、ぬぱーっと一撃かぁ、なるほどねー。あれ、でも、殺しちゃまずいんだよね?」

 (相手は号持ちの騎士だ。一撃必殺で狙ってもおそらくは急所を外す動きをするはずじゃが、こちらも初めからその気はない。間違っても命を狙いに行くでないぞ?後で言い訳が面倒になる)

 「ほへー、そんな強いんだ。いまいちその辺りの判断ができないなー」

 経験がものをいう部分でもあるから無理もない。一目見て相手の実力を推し量れるようになれば達人の粋だろう。

 (とにかく今は合図を待て。そこからは一瞬で片が付くはずじゃ)

 計画はいたって単純だった。成績上位者の対決が行われる演習場への移動中に屋上から飛び降りざまに狙うというだけ。比較的狭い道で視界も悪く、移動開始の地点に近いことから一番隙が生まれやすい地点だ。頭上からの攻撃というのは通常魔法に限定され、遠隔魔法には比較的大量の魔力が必要となるために魔力探知ですぐに気づかれる。

 だが、今回は生身での攻撃だ。一般的な魔力探知にはかからない。人は空を飛べず、飛び降りれる高さはたかが知れている以上、屋上からの襲撃という想定は普通は考えない。シィーラがこれを可能なのは元々妖精であることと、わしの浮遊魔法の応用があってこそだ。普通に飛び降りれば骨折を間逃れない高さであっても、着地時に浮遊魔法で衝撃を緩和することで問題はなくなる。高所から飛び降りる恐怖という点でも、妖精として飛び回っていたシィーラにそんなものは存在しない。

 それらに加えて、視覚阻害の魔法をかけた上で特攻すれば、気配を悟られない利点もあってほぼ完璧に一撃は入れられるだろう。

 その功績を実力に変える算段だ。一発勝負なのは間違いないし、その後のお咎めもあるかもしれないが、実力主義をうたうロハンザ傭兵騎士団が、訓練生の奇襲に異議を唱えるとは思えない。その程度の不意打ちを卑怯だと罵って無効とするような組織ではないはずだった。

 「ほわわぁぁー、早くその時が来ないかなー。何だか眠くなってきたよー」

 シィーラが大きくあくびをする。緊張しないのは長所ではあるが、もう少し真剣さも欲しいところである。



 鳥目という夜盲症の話があるので、一般的に鳥は目が良くないとか暗闇では見えないといった通説をよく聞くが、実際はそうではない。鳥にもさまざまな種類がおり、正面に対して側面に目が付いている場合もあって、むしろ視野は人間のものよりかなり広い。

 中心窩というざっくりと言えば焦点を当てた場所をより鮮明にする器官の違いもある。例えば人間は対象の中心に焦点を当てれば、その中心の解像度は上がるが周辺はぼやける。だが、鳥の場合はその器官の精度がより高く、人間よりも広い範囲で多くのものを鮮明に捉えられる。色彩感覚も豊かで、視界という点では人間よりも情報量が多い。

 わしが本当に鳥なのかどうかはさておき、少なくとも視界は人間のそれより広がっているのは事実だ。

 そんな鳥視点の中で、ついにその瞬間が動き出そうとしていた。

 シザレッド大隊長一行が、訓練所の歓待を受けていた学舎から出てきたのだ。威厳を保つためか、護衛は驚くほど少ない。立派な服装、おそらくは騎士団の礼装からして副官らしき者と、二人の騎士鎧に身を包んだいかにもといった護衛兵士だけだ。普通の貴族の要人であれば少なくともその三倍は人員が必要なはずだが、傭兵騎士団という特性上、強者としてのイメージが必要となる。多くの者は見た目と印象で物事を判断するため、戦闘を生業とする者が護衛をぞろぞろと連れているというのは格好がつかないためだろう。

 見栄や虚勢というのも、時と場合によっては必要なものだ。

 シザレッドという男はまだ30代前半だろうか、小奇麗に手入れされた顎髭が貴族然とした顔立ちを引き立て、白と黒を基調とした絹仕立ての礼装が似合う容姿端麗な男だった。その腰に差した剣は左右に二本。通常の貴族ならばレイピアのような細い刺突型で護身用のものを一つだが、シザレッドはより実践向けの幅広の剣を装備しており、それが不自然になっていないことから、普段から常備していることが窺える。ただのお飾りではない証拠だ。

 やや赤みがかった茶色の髪をかき上げる仕草も様になっており絵になる。どこかで見ている愛好家の間から黄色い歓声が漏れ、護衛たちにすぐさま睨まられて沈黙する。人気者だという話は真実のようだ。

 そして、一行は例の小道へと差し掛かった。

 主任指導官のホルムが先導をしているのだが、いつぞやの横柄な態度とは打って変わって遜っている印象を受ける。同じ騎士団員なはずだが、階級差以上に本隊への遠慮が見られた。噂通り、そこにはやはり壁があるのだろう。

 その後ろを護衛二人がシザレッドを挟んだ形で歩いている。予想通り、この状態では襲撃に邪魔だった。副官は少し離れた場所から周囲に油断なく目を光らせていて、こちらは距離があるので問題ないだろう。更にその背後には訓練所所属の護衛任務役と思わしき指導官が何人かいる形だ。

 概ね想定通りの状態だった。これならばいける。

 (そろそろ出番が近いぞ、準備は良いな?)

 「いぇーす!やっときたのー?」

 シィーラにはまだ標的は見えていない。辺りは既に暗くなっていて、そろそろ小道にも魔法灯がつく頃合いだ。あるいはホルムがランタン、魔法灯を持ち出してもおかしくない夕闇だった。大規模な照明は演習場の方にあるので、そこまではおそらく派手に照らすようなことはしないだろう。

 いずれにせよ、もうすぐだ。

 一行が歩いている小道の左手は学舎が続いており、左は小さな林だ。訓練所の指導官だけでは警備が足りないというので、その辺りには訓練生が日雇いの仕事で配置されている。実はロアーナもその一人で、既に中にいるはずだった。昼間何かを追いかけていたように見えたのは、不審者らしき者を見かけたかららしい。意外と勤勉だと関心したのだが、捕まえると特別報酬が出るというのが理由のようだ。最近の上位挑戦での怪我によって普段の稼ぎができていないようで、どうやらかなりの金欠で困っているとヨーグからの情報があった。

 なぜそんなことを調べさせたのかというと、シィーラの熱量によってとしか言えない。何食分かを減らしてもその情報料を捻出した気概は褒めてやるべきだろう、多分。その他、出身やら個人情報も手に入れているのだが、今は関係ない。

 そんなロアーナも今回の件には一枚噛んでもらった。

 正確を期すための布石だ。より確実に成功させるために、打てる手は打っておいたというわけだ。

 そして、すべてが動き出す。

 シザレッドが目標地点に到達する間際、ナリスが仕掛けていた魔法が発動する。

 ダッパーン!!

 それは単なる閃光と破裂音が鳴るだけの威嚇魔法だった。たいして珍しいものではないのだが、洞窟内などで魔獣への目くらまし用に使うことが多いもので、今回はある樹木の枝先で実行されたことが重要だった。そのような場所では滅多に使われないことから、その正体がすぐにはバレないからだ。

 「総員警戒っ!!!」

 すぐに副官らしき男の命令が飛び、光と音のした方向に護衛二人の意識が向かう。流石にすぐに移動するような無能ではない。シザレッドを屈ませて自らが盾になるように両側から身体で抑え込んでいる。本人に慌てた様子はない。歴戦の戦士だというのは本当のようだ。動揺が微塵もない。

 「な、何事だっ!!?」

 一方で、あからさまに慌てたホルムの声がした。主任の肩書を外した方がいいのではないか。

 「怪しいやつがいるぞっ!!!あそこだっ!!」

 どこからか鋭い声が上がり、火矢が樹木に放たれる。当然、音のした方角だ。再びの光源に大方の意識が向く。

 「私は大丈夫だ、確かめて来たまえ」

 かばう様に立っていた護衛二人を押しのけるように、シザレッドが立ち上がる。大隊長は守られているだけの立場に甘んじるわけにはいかないのだ。

 護衛二人が副官の方を見る。指示を仰いでいるのだろう。直接的な上司はシザレッドではなく、副官にあるようだ。

 「かまわぬよ、エメ」

 シザレッドが副官に頷いたので、二人の護衛はすぐさま実行に移ってその場から離れる。原因が分からないままでは進めない。皆の視線は、依然として先程の光と音の源に向いている。

 待っていた好機だった。

 (行くぞ、シィーラっ!!)

 「ほいほい、さっさー!!!」

 瞬時に屋根上から飛び降りる。隠蔽の魔法は既にかかっている。シザレッドの頭上はがら空きだった。

 襲撃にあたって魔剣では取り回しが悪い上に、力加減が難しい。シィーラはこの時のために用意したナイフを装備している。必要なのは対応できずに一撃が入ったという事実のみで、直接的に傷つけることではない、傷つけてはならないという制約がある。そのための武器だ。

 狙うのは大隊長がまとうマントで、胸元で短い鎖の装飾でつながっている。これを断ち切ることでマントは外れ、こちらの成功となる。

 そのための最後の一手をわし自らが打つ。

 先程の音源の延長線上に、もう一度破裂音がするだけの魔法を放った。

 パァァーン!!

 再びの未知の騒音に誰もが無意識に身体を反応させる。

 その一瞬が決め手だった。

 気配を悟られないとはいえ、不意に上空からの風圧を感じれば気づかれる。詰めの瞬間、シザレッドの注意を背けなければならなかった。

 果たしてその効果はあった。

 破裂音に一瞬身体が反応しかけたシザレッドが、次の瞬間にははっとしたように上空を振り仰いだからだ。

 その視界にシィーラが映ったときには、既に遅い。

 いや、それでも流石と言うべきか。すぐさま腰の剣に伸びた手だったが、間に合わないと悟って瞬時に切り替えられた。剣での防御を捨てて身体ごとよける判断をしたのだ。まさに刹那の状況判断。身体をやや斜め下向きに逸らせて急所を隠す動きになる。左肩口を犠牲に他を守る体勢だ。

 こちらが暗殺をもくろんでいたのなら、そのわずかな反応でも失敗した可能性はあるが、今回はそうではない。その程度の誤差は修正が可能だ。

 振り下ろしで鎖を斬ることは難しくなったが、懐に着地して斬り上げる形にすれば問題はない。小回りの利くナイフの利点だ。シィーラには幾つかの可能性を教えて叩き込んでいたので、この動きにも対応できている。一応、やるときはやる妖精だ。

 シュッ!!

 シィーラの腕が素早く薙ぎ、確かな手ごたえと共に鎖を断ち切った。

 同時に、シザレッドの蹴りがシィーラに繰り出され、それを交差した腕で防ぐ。

 (今だ、宣言しろっ!!) 

 「訓練生、大隊長のマントげっとぉーーーー!!!!」

 シィーラが叫んだことで、周囲の視線がこちらに集中し、ざわめきが一気に広がった。

 「な、何をしているっ!!!」

 「誰だっ!!?」

 あっという間に囲まれたわしらだったが、既に目的は達していたので問題はない。両手を上げてシィーラは笑った。

 「だから、アレがしたかっただけだってばー」

 その視線の先で、シザレッドのまとったマントが地面にはらりと落ちた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ