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プロローグ

 この世界では「魔法」というものが使える。



 日本で最初に魔法を使ったと言われているのが、「魔女」と呼ばれている女性だ。本当の名前を知っている人はいない。



 100年ほど前に、ある女性が手から炎を放っていたのを見たという人がいたらしい。それからその女性のことを「魔女」と呼んだらしい。これが魔法の始まりと言い伝えられている。



 言い伝えられていると言ったが、昔の書物に書かれているとかそういうわけではない。都市伝説として言い伝えられている。



 どうしてこの情報が広まったのかは、分からない。



 そして、この日本では、魔法を使えるものを「魔女」「魔法使い」をなぞらえて「witchウィッチ」と読んでいる。そして国のために働くウィッチをユニークウィッチと呼ばれている。



 誰しもが魔法を使えるわけではない。選ばれた者にしか使うことはできない。



 この日本でも魔法を使える者は10万人もいないと言われている。



 ウィッチはとても貴重な存在とされている。



 だからと言って魔法を使える者が勝ち組というわけではない。優秀なウィッチは国のために軍事兵器としてしか使われないからだ。



 国との権力争い。いわば戦争でウィッチが怪我を負ったり、さらには死んだとしても国はどうとも思わない。「武器は使えばいつかは壊れる」国はウィッチの事をこんな風にしか考えていないのだ。



 この世界の仕組みから大切な人を奪われた人は少なくない。



 氷渡(ひわたり)(みなと)この少年もまた、この世界から大切な人を奪われた1人だ。



「この世界を終わらせる」

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