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第三十三話 力

 ……俺のせいだ。俺のせいでアリシアが……助けないと。まだ……まだ、助かるはずだ。



 痛む体を無理やりに動かす。しかし、這うようにして進むその速度は遅かった。急ぐ気持ちとは裏腹に傷ついた体は限界を迎えており、思うように動かない。


 アリシアは倒れたままだ。動いていない。傷の程度はここからではわからず、出血の有無さえ炎に邪魔されて確認できなかった。


 嫌な光景が目に入る。


 大蜘蛛が再び脚を高く振り上げていた。最も鋭利な前脚をだ。狙いは見なくてもわかる。


 気づいた瞬間には魔力を集めはじめていた。魔法を撃つことによって狙いを自分に変えてくれるかもしれない。そんな思いがあった。


 しかし、魔法の完成前に大蜘蛛の高く上がった脚が動き出した。


 大蜘蛛の脚は徐々に速度を増しながら振り下ろされていく。



「……や、めろ。……やめ、てく……れ」



 堪らず懇願するが、大蜘蛛の動きは変わらない。速度を増した脚は、勢いよく振り下ろされてしまう。


 重く鈍い音が響く。


 アリシアの華奢な体は小さく跳ねていた。そして、地面に落ちると人形のように力なく横たわる。



「あ……ぁ、あぁぁああぁぁぁあああ!」



 目も前の光景に言葉にならない声を上げてしまう。同時に何かが割れるような音がした。


 大蜘蛛ではない。すぐ近くから聞こえてきた。その音がきっかけだったのか、体からは赤と黒の光がオーロラのように変化しながら放出されていく。


 何が起きているのかわからない。しかし、考えようとも思わなかった。頭の中はぐちゃぐちゃでそんな余裕はどこにもなかったのだ。


 大蜘蛛はアリシアに近づいていく。



 ……これ以上、何をする気だ。



 大蜘蛛はライヴェーグに寄生されており、捕食などはしない。そもそも頭は吹き飛んでいる。だとするならば、ライヴェーグの行動は本能的なものであるはずだ。つまり、ライヴェーグは寄生をしようとしている。


 混乱した頭は思考が遠回りをし、狙いに気づくのが遅れてしまう。そして、気づいたときには怪我のことすら忘れて駆けだそうとしていた。



「……ハ、ハハハ……なんで」



 思わず、乾いた笑いがこぼれる。意味が分からなかった。先ほどまで這って移動するのがやっとだったはずである。それが気づけば立ち上がり、たった数歩でアリシアのもとに辿り着いてしまっていた。

 いつの間にか体の痛みも感じていない。ただし、怪我はそのままである。治ったわけではないようだ。


 意味は分からないが原因は不思議とわかった。この赤と黒の光のせいだ。


 怒りが立ち込めてくる。この力が最初からあれば助けられた。そう思えば思うほど感情は高まり、それに呼応するかのように体から放出されている光も広がっていく。


 赤と黒の光は広がり、炎に触れる。すると炎は飴細工のように固まり、砕けて散っていく。散るさまは砂のようであり、地面へと着くころには消えていた。その光景を見ると同時に力の使い方が脳裏に浮かび上がる。



「……なんでだよ……」



 大蜘蛛の動きは止まっていた。突然現れた俺に驚いたのかもしれない。しかし、ライヴェーグの本能ゆえか生きている人間、俺に向かって襲い掛かってきた。


 風切り音とともに迫ってきた脚を右腕で掴む。衝撃で右腕は折れて曲がるが痛みはない。


 赤と黒の光を右手に集中させる。


 それだけで、大蜘蛛の脚は砕けて消えていく。


 大蜘蛛は魔法に耐性がある。それは表皮の特性であり、死んだとしても変わらない。その大蜘蛛の脚が魔法にもなっていない、属性の力を込めただけの魔力で破壊されていた。



「なんでいまさら! こんな力!!」



 光を集中させた右手を大蜘蛛に叩きつける。


 大蜘蛛は光に触れた端から微かな抵抗もなく崩れていく。


 絶大な力だ。しかし、誰も救えない力だった。この力は破壊することしかできない。それは使い方を理解したときに分かっていることでもあった。この力でアリシアにできることはない。あるとすれば近寄らず、光にあたらないようにすることだけだった。


 大蜘蛛の体はすでにボロボロである。ただ、本体のライヴェーグはいまだ無事だ。そのせいでまだ動き、残った前脚を高く振り上げていた。

 その姿に先ほどの光景がフラッシュバックのように思い返される。二度目の喪失感、無力感を叩きつけられ、怒りと合わさり感情が入り乱れていく。



「……消えろ。もう消えてくれ」



 感情に反応したのか、制御もしていないのに先ほどよりも強い赤と黒の光が周囲へと広がる。


 瓦礫も未だ残っていた大蜘蛛の体も光に触れると同時に砕けていく。


 大蜘蛛の死体が砕け散ると、ライヴェーグの本体が表れた。


 本体を見ても怒りは沸いてこない。自分でも怒っているのか、悲しんでいるのかがわからなかった。


 だから機械的に何の感情も載せず、ただライヴェーグの本体を払いのける。


 ライヴェーグの本体は壁に衝突し、潰れ、その動きを止めた。そして、潰れた本体にも光は届き、砕け散っていく。


 呆気ない最後だった。その光景をただ眺める。すると、急速に体から力が抜けていくのを感じた。


 赤と黒の光は消えると頭痛や痛みも戻り、その場に倒れこむ。


 倒れたことで、床が微かに振動していることに気づいた。目線の先、少し離れたところでは床に穴も開いている。戦闘のせいか光の影響かはわからないが、足下が崩れはじめているようだった。



 ……もう、どうでもいい。……ああ、でも……アリシアだけは……



 這ってアリシアのもとへ向かう。せめて落盤からだけでもアリシアを守りたかった。


 床が崩れ、落下していく。アリシアを空中で抱き寄せる。



 よかった。これで……



 地面へと衝突する前に、俺の視界は暗くなっていた。




◆◆◆◆◆◆◆




「報告します! 今日昼頃、拠点東側に魔物の襲撃がありました。同時に撃退に成功しています。死者は零、怪我人は八名です。また、魔族の姿は確認されていません」


「うむ、ご苦労。また何かあれば頼むぞ」


「は! 承知いたしました。……その、バルドレッド将軍、御加減はいかがでしょうか? 最近の姿が見えないと若い連中が不安がってまして」


「ん? おお、それはすまんな。しかし心配ないぞ。直に良くなるからの」



 バルドレッドは唐突に聞かれた質問を無難に返した。一礼し部屋から出ていく兵士を見送ると、自分の体を眺める。



「再発さえしなければよかったんじゃがな……」



 そういう言うとバルドレッドは軽くため息をついて静かに横になる。しかし、横になった直後にノックの音が鳴り響いた。


 バルドレッドは再び体を起こそうとするものの、電撃を受けたような感覚が訪れ、体が硬直する。

 顔をしかめ、ゆっくりと腰に手をあてていく。今動くのは危険。バルドレッドは直感的にそう思い、起き上がるのを断念するのであった。



「はぁ、無理すんなよ。しっかし王国最強とも言われた将軍が、まさかぎっくり腰とはね」



 いつの間にか扉は開け放たれており、部屋の中には女性が入ってきていた。

 どうやら行動を一部始終は見られていたようである。



「わしだって好きでぎっくり腰になったのではない! はぁ……それよりもエクレール、何の用じゃ」



 エクレールと呼ばれた女性は、ベットの近くの椅子に腰かけると男性のようすを観察していく。



「ここ最近は魔族も姿を見てないからな。一度、王国のようすを見てこようかと思ったんだが……肝心の将軍がそのようすじゃ、あたしもここを離れられそうにないな」


「王国のようす? エクレール、もしやおぬしもやつらを見かけたのか?」


「赤の教団だろ? 見かけちゃいない。でも噂になってるぞ。王国の守護者と言われたバルドレッド将軍がいて、なんで噂になるほど数が増えてるんだ?」


「わしはほぼ北の砦にいた。今いる簡易拠点に移ってはじめてやつらの存在を知ったんじゃ。王国にいれば駆逐しとったわい」



 そういうとバルドレッドはもう一度体をゆっくりと慎重に起こしていく。今度は起き上がることに成功したバルドレッドを見て、エクレールは小さく首を振ると頭を押さえた。



「王国にいてもその調子じゃどうだかね。まぁ、なにか対策は打つんだろ?」


「無論じゃ。ときにエクレールよ、聞いた話ではセルレンシアから一人できたらしいが、本当にほかに誰か連れてきてないのか?」


「一人だよ。そもそもあたしは、北の砦が落とされたって聞いて慌ててきたんだ。てっきり将軍は死んだんだと思ってたけど……ぎっくり腰だってんだから、生きてて喜んべばいいのか、年を取ったと悲しめばいいのか……」


「喜んでおいてくれ。治ればまた戦える。しかし、やはり一人か……」



 バルドレッドはベットの隣にある机から手紙を取り出し、エクレールへと投げる。



「それはおぬしがここに着いたあとに届いたものじゃ。おぬしにはすぐに魔族の対応を任せてしまったからゆっくり話す時間もなかったが、そちらの事情はその枢機卿殿の手紙でわかっておる」


「……なるほど。勇者のことも知ってるってわけか。けど、残念ながらここには連れてきてないぞ。まぁ、ロイドをつけたし、ついでにアリシアもいる。そのうちブルームト王国にも来るだろ」


「そうか……そのときがきたら王国に入る前に、この拠点に来てもらった方がいいじゃろうな。今の王国、特に城はちと怪しすぎる」


「たしかにな。まぁ……ん? 誰か来たか?」



 部屋の外からはドタバタと誰かが走る音が響いていた。明らかに焦っているであろう足音はバルドレッドの部屋へと一直線に来ているようだ。


 間をおかずに顔から汗を流し、荒い息をした兵士が、開けっ放しの扉をくぐり抜けてくる。

 深呼吸をして息を整えた兵士はエクレールがいることに驚いた表情をしたものの、すぐに表情を改め大きな声で報告をはじめた。



「敵襲です! 拠点中央に向かい魔物群れ多数。先頭には魔族の姿も確認されました!」



 エクレールとバルドレッドは顔を見合わせる。互いに頷くとバルドレッドが口を開く。



「わしが魔物相手の指揮をとろう。すまんがエクレールは魔族のほうを頼む」


「任せておけ。それと、あんたは回復魔法を使えるやつを呼んで一時的にでも将軍の腰を直してくれ。今のままじゃ指揮も怪しいからな」


「は! すぐに呼んでまいります!」



 兵士が部屋を出ていくのを見送るとエクレールは小さくため息をついた。



「魔族の姿を見ないって言ったそばから出てくるとはな。どっかで盗み聞きしてるんじゃないか?」


「この部屋……小屋と言った方がいいかもしれんが、ここまで間者が入り込んどるなら少しまずいの」


「冗談だよ。真面目に返すなよな。そんなに固いと頭の毛も生えてこないぞ」


「わしは剃ってるんじゃ! ハゲとらん!」



 騒ぐバルドレッドを横目にエクレールは部屋を後にする。

 その表情は先ほどと違い、真剣な顔つきへと変わっていた。


 部屋の外へ出たエクレールはひとまず周りを観察する。そこにはいくつものテントや小屋が並んでおり、いつもと違いはない。違うところがあるとすれば兵士の動きが慌ただしいことぐらいだろう。


 エクレールの現在の居場所は拠点内の居住地である。バルドレッドの部屋はその中で一番大きく立派であり、全体から見れば中央の位置に存在していた。そして魔族が攻めてきているのは北からとなる。エクレールは迎撃の準備を進めているであろう兵士たちと合流するべく北へと急いだ。


 居住地を抜けてしばらく進むと兵士が整列している場所へと出る。

 兵士たちの視線を受けながら行列の中を進み、エクレールは先頭に立つ。そして近くの兵士に声をかけると遠眼鏡を受け取り、のぞき込んだ。


 エクレールが遠眼鏡を通して見えたのは、土煙を上げて走る魔物の群れだ。狼型、猿型、馬型と多様な種類の魔物がいる。そして魔物の先頭には上半身のはだけた筋骨隆々な男が駆けていた。


 男を確認した時点でエクレールは遠眼鏡を返し、すぐさま声を張り上げる。



「魔族ザバントスはあたしが相手をする! 各員は隊列を乱さずに魔物を迎撃するように! バルドレッド将軍も間もなく参戦する。そのときに情けない姿を見せるんじゃないよ!」



 兵士たちの返す力強い声を聞きながらエクレールは大きく息を吸う。


 腰の剣を抜き、天に向かい掲げる。



「総員、突撃! あたしに続け!!」



 エクレールは剣を魔族のほうへと突きつけると一番に走り出す。直後に兵士たちの雄たけびが聞こえ、地鳴りのような足音が後ろから響いてくる。


 人間と魔族、ふたつの軍勢の勢いは凄まじい。エクレールの肉眼でもすでに魔族の大群が見えるほど、その距離を急速に縮めていた。


 先頭を進むエクレールは走りながらも呪文を唱え、その体からは雷光がほとばしる。そして次の瞬間、エクレールは一気に加速した。


 一人集団から突き抜けたエクレールは魔族ザバントスへと一直線に向かう。


 剣を握るエクレールに対して、ザバントスには武器が見当たらない。装備しているのは手甲と脛当てだけのようだ。


 瞬きの間で距離を詰めたエクレールの斬撃は、ザバントスの手甲に防がれる。

 斬撃のお返しとばかりに蹴りが繰り出されるが、独自魔法を発動させているエクレールには当たらない。


 ザバントスは躱されたことを気にしたそぶりも見せず、蹴り上げた足を地面へと叩きつける。


 瞬間、大地が大きく揺れた。


 地響きがなり、立っていられないほどの地震が発生する。


 間一髪、空中に逃れていたエクレールは周囲の状況を確認していく。


 追いついてきた兵士たちは地震によって足を取られ転倒していた。周辺の魔物も同様に転がっている。続けてザバントスのほうを見ると、叩きつけた足を中心に大きなクレーターが誕生していた。


 クレーターができた余波か、大量の砂と石が宙に浮かび上がっている。

 エクレールはその石を睨みつけると、攻撃を断念し、ザバントスから離れた位置で着地をした。



「厄介なことをしてくれる。あたしへの対応は悪くないけど、味方の魔物すら巻き込むのはどうなんだ?」


「魔物は味方というわけではない。それとエクレール殿が雷を纏っていると厄介なのでな。いろいろと考えたがうまくいったようだ」


「悪いが、石を巻き上げても一時的な対処にしかならないぞ?」



 すべての石が地面へと落下し、障害物がなくなった直後にエクレールは動いた。その速さは雷光に近い。ザバントスには消えたように見えるだろう。


 そのザバントスは仁王立ちしている。動く気配は見られない。しかし、地面のほうには動きがあった。


 地面からは急速に壁がせり出されてくる。その壁は分厚く、正面からではザバントスの姿が隠れるほどの大きさだった。


 見るからに頑丈そうな壁は、完成した瞬間に大きな穴が開き、無残にも崩れていく。


 壁を崩したのはエクレールの拳だ。見事に壁を破壊はしたものの、殴った左手の指はひしゃげている。そして、壁を崩すと同時に右手に持つ剣を振り上げたはいいが、ザバントスの姿は見つけられないでいた。


 エクレールの腹部に衝撃が奔る。

 凄まじい勢いで吹き飛ばされていく。エクレールは追撃に備え、すぐさま空中で体勢を整える。そして地面に着地すると大地を削るようにして停止した。


 ザバントスに動きはない。それを確認すると、エクレールは口の中に溜まった血を吐き捨て、魔法を解除する。ザバントスはそれを見て笑みを浮かべた。



「考えた甲斐があった。やはり、あの魔法は速いが直線にしか進めないようだ」


「あーいてぇ、さすがに何度も見せればバレるか。いつものように接近戦をするのかと思ったら今日はよく魔法を使うな。らしくないんじゃないか?」


「事情が変わったのだ。今までは私のわがままを通させてもらっていた……だが、これ以上あの方に負担はかけたくない。エクレール殿との戦いは心躍る時間ではあったが、終わりにさせてもらう」


「やれるもんならやってみな。ただ、あたしはしぶといぞ」



 両者は再び激突する。


 リーチの差でエクレールの攻撃が目立つが、躱し、いなされ、ダメージを与えられていない。

 ザバントスもカウンターを仕掛け、魔法も使っていくがエクレールは剣で防御し、魔法を切り払っていく。


 互角の戦いが続いていた。

 一進一退の攻防が続くかと思われたとき、戦闘は唐突に止まる。


 ザバントスとエクレールに向かい、大小さまざまな無数の石つぶてが迫ってきたのだ。


 エクレールはその身に風を纏い、高速で移動していく。

 小さい石は身に纏った風で、大きい石は剣で切り払い、石つぶての範囲外へと退避する。


 一方、ザバントスはその場から動かず、土の盾で身を守っていた。その視線は鋭く、クレーターのふちにいる人物に注がれている。


 降り注ぐ石のつぶてが止んだとき、エクレールがクレーターのふちに向かって口を開く。



「あぶないだろ! あたしごと殺す気か!」


「お主なら大丈夫だと信じとった。それと、もう一度言っておこう。わしはハゲとらん!」


「まだ怒ってたのか……」



 若干呆れた表情をしたエクレールの視線の先には、兵士を指揮しているはずのバルドレッドの姿があった。


 バルドレッドはエクレールのもとへ向かいながら、ザバントスに話しかける。



「久しぶりじゃの、ザバントス。お主らしくない戦いのおかげでわしもこちらに来れたわい」


「バルドレッド殿まで来てしまうとは……」


「めずらしく魔物を引き連れてきたと思ったら地震を起こして戦闘不能にさせるとは……何を焦ったかは知らぬが、失敗したのう」



 バルドレッドはエクレールに並ぶと背負っていた大斧を構えた。



「二対一じゃ。すまぬがこちらも立て込んできておる。悪く思わなんでくれ」



 ザバントスは大きく深呼吸をすると力強く拳を握った。

 右腕を伸ばし、左腕は隠すように半身で構えをとる。



「全力でお相手いたそう」



 ブルームト王国の北、簡易拠点のほど近くにて、人類最強の二人対魔族の戦いがはじまろうとしていた。

読んでいただき、ありがとうございます。

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