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罠④

 試合当日、会場の体育館に到着した僕たちは先ず開会式に向かう山岡沙紀にエールを送ると直ぐにメンバーだけ集まって外の日陰の所で練習に取り掛かった。


その光景は周囲の物から見れば凄く場違いで、通り過ぎる人達から異様な物を見る目で見られているのが分かる。


 僕は先ず榎田さんと対戦してあっけなく負けてしまい、次の俊介にもまた直ぐに負けてしまう。


 そのとき俊介から周りの雰囲気が分かるかと聞かれ、やっぱり僕たちは場違いだよねと答えると俊介から「僕は横を人が通った事すら気がつかない」と言われ、そこで自分の集中力が散漫になっている事にやっと気が付いた。


 山岡沙紀の試合時間までまだ間があったので二年生の竹田君をつかまえて応援までの最後の一局を打つ。

 

 一番に俊介と対戦していた竹田君は、既に俊介からそのアドバイスを受けていたらしく、まだ状況に慣れていなかった僕にとっては最初手ごわかったが、そのうちに僕も次第に周りの事が気にならなくなって来て、不利だった状況を脱して何とか勝つことが出来た。


 結局試合前までにメンバー六人に進藤と本田が入って四局ずつ打って榎田さんと俊介が全勝と、二人の実力と集中力の高さが際立ったが、入部したばかりの初心者でいつも俊介にくっ付くように教えて貰っていた一年生女子の佐倉さんが二年生の二階堂さんと本田に勝って二勝しているのには驚いた。


 そうこうしている間に山岡沙紀の試合時間が近づいて来たので、ここで一旦試合を終了して僕たちも応援のため会場内に入る。


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