時代に似合わぬ戦闘狂ですがこの世界なら楽しくやっていけそうです

宮下蓮也（16）は退屈していた。
刺激を求め数多ある遊びに手を出すも心を満たす元は見つからない。この苦痛は死ぬまで続くのだろうか…
だがそんな不安を拭い去る一つの遊びがあった。
それは代々受け継いできた’刀’で遊ぶ事。
刀を思うまま自由に振るっている時だけは全てを忘れ熱中出来た。そう思えるのは蓮也が侍の血を引いているからなのかも知れない。
そんな中、突然足元から謎の光が溢れ蓮也を包み込んだ。気付くとそこは見た事も聞いた事もない土地、異世界だった。蓮也は確信する。
この世界なら退屈せずに済みそうだと。
蓮也は右も左も分からないこの世界を遊び尽くす事を決めた。