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戦国転移、修学旅行から川中島へ  作者: Katty


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出陣準備

「呼ばれるの早くないですかね?」

使者として来ている信繁が苦笑いをしていた。

「まあまあ、ヒロユキそれだけ期待されているって事だよ。」

「それで、信繁家としても行けということですか?」

「勿論行ってもらえるかい?」

「わかりました、ただ三河は如何にしましょう?」

「それがね、吉田も私の領地になったから引き続き開発を頼めるかい?」

「・・・飯田はどうなるのでしょう?」

「其処も私の領地だよ、開発頑張って。」

信繁は笑顔で俺の肩を叩く。


「お~に~信繁さまは鬼だ、遠いじゃん!どうするの?」

「ヒロユキは人を使うことを覚えた方がいいよ、管理するだけなら人に任せたらいいんだよ。」

「お~って、城代が城代を作ってどうするの?」

「ははは、領地の運営は全面的に任せたよ。」

「答えになってないですよ!」

「仕方ないな、信豊を使ってもいいよ。あの子も経験を積まなくてはいけないからね。」

「・・・こき使っていいの?」

「鍛えてください。」

「よし、それなら頑張る。飯田は信豊に任せて、吉田に集中するか。」

「その辺の差配は任せるよ。」

俺は許可をもらったので信豊をこき使う事を決めた


出陣が決まった事を家臣達に伝える。

「守綱、俺は出陣が決まったから、吉田の管理は暫く任せるよ。」

「殿、戦の時こそ我等を連れていくべきでは?」

「えっ?でも、みんなは三河の発展の為に家臣になってもらっただけでしょ?

今回は上野の戦だから、三河は関係ないよ。」

「殿を失うと三河の発展も途絶えてしまいます。ここは我等をお連れください。」

「守綱達がいいならついて来てもらえるかな?来てくれると心強いしね。」

「はっ!」


家臣に話した後、ミユキとユメに話す・・・

「仕方ないのはわかるけど・・・気をつけてね。」

「お兄ちゃん!やだ!一緒にいる!」

「ごめんね、ユメちゃん行かないと立場がないからね、でも、大丈夫だよ。マサムネも連れていくから。」

「それはわかるの!でも、今回はダメだよ!」

ユメは何が不安なのかしがみついて離れない。


「ユメちゃん、笑顔で見送ってくれないかな?出陣するのに泣き顔を見るのは辛いんだ。」

俺は頭を撫でて落ち着かせる。

「お兄ちゃん・・・」

「大丈夫、いざとなれば動物と共に逃げるから、容易く捕まったりはしないよ。」

ユメは納得してない表情だったが、必死で笑顔を作り見送ってくれた。


俺はミユキと二人になってユメの事を相談する。

「ミユキさん、ユメちゃんがかなり情緒不安定になってるみたいだから気にしておいてもらえるかな?」

「わかったわ、ちゃんと見ておくね。それより気をつけてね。」

「ああ、ケガしないように気をつけるよ。」


「それより・・・出陣前に大事な事があるって知ってる?」

ミユキはしなだれかかってきた。

「えっ?」

「女中のトミさんに聞いたの、出陣前に無事を祈ってすることがあるって・・・」

「い、いや、それはね・・・」

俺も此処にきて気付く、夜に二人きり・・・

奥に布団もしかれている。

トミさんの仕業か、枕が2つ並べられていた。

「ミユキさん?落ち着こうか、俺達はそんな関係じゃないよね?」

「夫婦というのはそんな関係だよ?私に無事を祈らせてくれないかな?」

俺は流されそうになる、元々憧れの相手なのだ、その人が今、俺を誘惑してくる・・・

俺はミユキを抱き寄せて・・・


スパーン!!

障子が勢いよく開く。

「お兄ちゃん、ミユキ、何してるの?」

冷たい目をしたユメが立っている。


「ユメちゃん、これはね?」

俺はあたふたしながら説明しようとするが、子供のユメちゃんに何ていえばいいかわからずアタフタする。


「ミユキ、離れて!」

ミユキも不満そうにユメに帰るようにいう、


「もう、ユメちゃん、お邪魔虫はダメだよ。子供は寝る時間なんだからね、さあお部屋に帰っておやすみなさい。」


「私を帰して、お兄ちゃんを食べる気でしょ!そんなことさせないから!」

ユメは怒りながら、俺とミユキを引き離し、間に入る。


「食べるなんてそんな♡ユメちゃんはしたないことを言っちゃダメよ。

私とヒロユキくんは大人の階段を登るの。」


「同じことじゃない!絶対にダメだからね。」


「ユメちゃん、これは夫婦の営みなのよ。

ごくごく自然な事なの、だからあきらめて部屋に帰ってくれるかな?」


「いや!私もお兄ちゃんと寝るもん!」


「ダメよ、初めてを見られながらなんてそんな!!」

ミユキは想像して顔を赤くしている。


「ミユキさん!する前提から離れて!」


「ミユキこそはしたないじゃない!私の目が黒いうちはお兄ちゃんと出来るなんて思わないで!」


「止めてそんな永い間、チェリーはいやだよ!」

俺は涙の懇願をする。


「そうよ!男の人は溜まり過ぎると爆発しちゃうの、これは妻の義務なのよ!見てもう爆発寸前なんだから!」

ミユキの視線が臨戦態勢の俺の刀に向く。


「止めて見ないで!」

俺は恥ずかしく顔を隠す。


「これがお兄ちゃんの・・・」

ユメも改めて俺の刀に視線をうつす。


「そうよ、楽にしてあげないと、大変な事になるのよ。」

「ならないからね!」

ユメは視線が定まらない中、ゆっくり刀に手をかける。


「かたい!」

「ちょっと!!ユメちゃん触っちゃダメ!」

俺はあわてて静止する。

しかし、ユメちゃんはおそるおそる手を動かしている。


「ユメちゃんダメよ!それは私の役目なの、ユメちゃんにはまだ早いわ!」


「私も知ってるもん、こうしたら男の人は気持ちいいんでしょ!」

ユメは刀に添えた手を上下に動かす。


「ストップ!!ストップ!!ダメだって!」

俺はあわてて静止しようとする。


「ダメよ!私がするの!」

ミユキも刀に触れてくる。


「ミユキさん、私がするの、じゃないよね?止めてよ!」

「ヒロユキくん!小学生に気持ちよくされてるのに何を言ってるの!そんなの私が上書きしてあげないと!」

「そんな使命感持たないで!やばいって!」


その後、俺は刀の爆発と共に何かを失った気がした・・・


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