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戦国転移、修学旅行から川中島へ  作者: Katty


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19/68

合流

岡崎に帰還して、信繁達、本隊の到着を待つ。

その間、マサムネは治安維持に略奪をしている奴等を取締りに行った。

俺は信豊と一緒に兵糧、金銭など城の備蓄の確認を行っていた。


そうして、落ち着いてきた頃に信繁がやって来る。

「ヒロユキ、ご苦労、お前の見立て通り危ない所だったな。」

「はい、実の所、安祥城までは取りたかったのですが、向こうが一枚上手でした。」

「いや、ヒロユキも見事なものだ。これで武田として念願の海を手に入れたのだからな。」

信繁は凄く嬉しそうであった。


「信繁さま、三河は今後どうなるのでしょう?」

「うむ、兄上次第とはなるが、私か義信のどちらかが治める事になるだろう。」

「そうですか、信繁様が治めるとなると飯田の地は?」


「わからん。それも兄上次第だ。領地の事はなるべく口を挟まないようにしているのだ、変に家督争いを起こさないようにな。」

「そうでしたか、これは出来すぎた真似を致しました。」

俺は頭を下げた。


「いや、落としたヒロユキなら気にして当然だ。しかし、これ程の手柄どう報いたら良いのだろうか?何か欲しいものはあるか?」

「欲しい物ですか?仲間の安全ぐらいですかね?」

「それは一緒にきた者達の事か?欲のない話だな、すでに安全は保証致しておる。他に求めよ。」

「うーん、あっ、家臣が欲しいです!マサムネだけだと今後手が足りなさそうで。」

「家臣か?陪臣の家臣だからななり手が少ないかもしれんな、どうだ、兄上に推挙するから直臣になるか?」

「それはいいです。私は信繁さまに仕えると決めたのですから、仕えるのは信繁さまにだけにしたいと思います。」

「その忠義嬉しくは思うが、いいのか?」

「ええ、陪臣の方が気楽に動けそうですし。」

「そんな理由かい!まあいい、此方も家臣を探してみるが使えそうな奴がいたらヒロユキの裁量で雇っていいからな。」

「いいのですか?」

「かまわん、任せている領地の運用金内なら好きにしろ。」

「わかりました。最強の家臣団を目指して頑張ります!」

「ほどほどにな。」


信繁と話していると義信もやって来た。

「ヒロユキ、見事な采配だな。」

「これは義信さま、お褒めに預かり光栄にございます。」

俺は深々頭を下げる。

「よいよい、ヒロユキの機転が無ければ岡崎を織田に盗られていたところだからな。」

「ははっ!」

「それでだ、ヒロユキ、今後どうしたら良いと思う?」

義信が今後の相談を持ちかけてくる。

「今後と申されますと?」

「武田家がどう動くかだな。」

「全ては信玄公のお心次第だと思われますが?」

「なに、お前ならどうするか聞かせて貰いたいだけだ。」

義信の質問に信繁も賛同する。

「私も聞きたいね、ヒロユキならどうするか教えてくれないか?」

「そうですね、とはいえ三河でやれる事は少ないかもしれません。取ったばかりですから、内政を中心に領地の安定を目指すぐらいですね。」

「普通だな。」

「義信さま、そりゃ普通になりますよ。今、三河に負荷をかけたら内乱になりかねませんからね。暫くは民の心を掴むのが肝心かと。」


義信に答えを返していたら、信繁が別の質問をしてくる。

「ヒロユキ、ならば、武田家は次に何処を狙うべきか?」

「・・・甲斐と南信濃の兵を使い、美濃を狙うべきかと。」

「織田じゃないのか?」

「確かに狙い易くはありますが、あの国はいささか手強いかと、それならば織田と共同で美濃を落とし、米の取れる領地を広げるべきかと。」

「共同で落とすのか?」

「正確には同盟をしないまま、美濃を攻めるのです。そうすれば織田は三河に兵を残さねばならず、美濃に兵を多く連れて行けないでしょう。その内に取れるだけ取りましょう。」

「なるほど。」

「まあ、信玄公のお考え次第ですので、」

「いや、兄上には私から進言してみるよ。」

俺の作戦が使用されるかは信玄次第となった・・・

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