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10話 パーティーに参加

 オルスとバーン。


 2人が城の中に入ると、屋敷の使用人たちが待ち並んでいた。

 「おかえりなさいませ。」と一人の男性が言うと、周りの使用人がお辞儀をする。

 オルスもお辞儀をする。

 こういう時に、おどおどしながらのお辞儀返しは、ポイントを稼げるのだ。

 最初は頼りなさそうに見せといて、後でさりげなく実力を見せつけると「オルス様ーー!キャーー!」って言う可愛い女の子が周りにうじゃうじゃと湧いてきて、ハーレム生活へ突入するのだ。

 だからこそ、使用人の哀れな人を見る目にも屈しない。

 気にしない。


 オルスはそんなことを考えながら、バーンの後ろをついていった。

 オルスはこれから起こるイベントを楽しみにしていたので、何も考えずにバーンについて行った。

 気づけばバーンの部屋に着いていた


 オルスの目の前に広がっていたのは、自分の部屋には無いトロフィーがたくさんあった。

 賞状は捨てられているので、この部屋にはない。


 オルスが目にしたのは、杖だった。

 ”火の魔法A級 バーン・アーガイル”

 と書いてある。


 オルスは、両目から涙が出た。

 今回は2つの涙腺からしか涙は出なかった。

 とうとう魔法が存在したことに今気づいたのだった。

 だが、このタイミングで「魔法を教えてくれ」と言ったら最善ルートから脱線してしましそうでオルスは、魔法は後回しにすることにした。


 「ここが僕の部屋!いいでしょう???」


 バーンは、いい子ぶりながら厭味ったらしく言った。



 「バーン坊ちゃん!!」(世話係)

 「どこをほっつき歩いていたんですか??もう、食事会(会合)が始まりますので、ご案内します。お連れさんも一緒に来てください。」(世話係)


 世話係の女性の名前は、マリー・ジーン。

 年齢不明。50歳かなってバーンは思っている。

 バーンの世話係を好きでしている。


 

 






 

 ーーーアーガイル家の会合ーーー


 アーガイル家の城には、立派な服装をした人達がぞろぞろと集まってきている。

 スラっとした健康的な人達が多いが、肥満体形の人も。

 しかも、そういうやつに限って態度がでかい。

 


 「あーあー」(ザバス)


 城の中の大広間には大人数の貴族たちが集まっていた。

 貴族様の騒がしい雑音を鎮めるために、ザバスは”今から話しますよー?”という合図をした。

 ザバスの声を聴いた貴族たちは凍り付くようにして口を閉じた。

 だが、どういう育ち方をしたのか分からないくらい自慢話をする肥満体系男は、自分が話すことに夢中で、ザバスの声に気づかなかった。


 「あなた、ぶち殺しますよ??」

 

 ザバスは、夜の7時に会合を始めると言っていたのに、その時間を2秒過ぎても黙らない肥満男に忠告した。

 ものすごい威圧で。

 ザバスを怒らすと恐ろしいということは、ザバスを知るものにとっては常識なのだ。

 ザバスの忠告は、言うなれば、死のカウントダウン。

 だが、肥満男は自分中心に回っている世界に迷子になっているので、ザバスの声が聞こえない。


 ザバスは口を開いた。

 殺気をだだもらしながら。


 「死の獄炎獣よ、生の食を、、」


 

 

 うおおおおおおおおおおおおおおお(オルスの声)


 どん!どん!どん!


 

 オルスは、バーンと一緒に会合の広場にたどり着いた。

 その瞬間、ザバスの声も止み、そこにいてる人達は皆オルスを熟視した。

 ザバスは警戒している。



 「みんな!戻ってきたよよー!」


 ぎゃあああああああああー

 (バーンに家を吹き飛ばされた人達の叫び声)


 オルスは、そんな状況を見ても何も感じない。

 死んだと思っていた人が戻ってくれば、お化けと勘違いするのも理解できる。

 オルスは昔、心霊を見る夢を見たことがある。

 その夢は本当に最悪だった。

 人以外の霊も出てくる。

 昆虫とかも。

 そんなことを経験しているオルスには、城内の人の叫び声なんて何も気にならない。

 絶望のハーモニーだけである、オルスの天敵は。


 

 「どうも、庭師みならいのオルス・ジットと申します。バーン様をお連れしました。」


 

 城内の貴族たちはオルスを睨むのであった。


 全然進まないですねwww

 当初考えていたストーリが広がってしまって。。

 あと、西ラグラビッティ?王国、アレはごめんなさい。覚えれませんw

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