表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/2

プロローグ

ドグラシエ大帝国には大学校が五つある。


どれも15歳から18歳までを対象とする三年制の学校だった。

ドグラシエ第五学院と呼ばれ、他国からも注目される学校だ。

そしてここ大都市ラドリシアにはそのうちの一つ、シアン学院がそびえ立っていた。

今年その学院にドグラシエ大帝国四大王子と令嬢たちから密かにささやかれている四人の男子が入学する。


ドグラシエ第一皇子ルードラファス=ドグラシエ、


ザラトラス公爵家長男ルークハルト=ザラトラス、


ハルビライン公爵家次男アルベルト=ハルビライン、


そしてカールシアン公爵家当主リクリライト=カールシアン。


四大王子と言われている理由の一つは身分である。

ドグラシエは王族→公爵→侯爵→伯爵→男爵の順で身分が上であり、公爵家は三家しかない。

つまり彼らは身分が最も高い四人組なのである。


そしてもう一つ。


それは─―顔だ。


黒く短めな髪に真っ赤な目を持つ、寡黙で近寄りがたいルードラファス。


混じりのない白髪に金の目を持つ、温厚で愛想のいいルークハルト。


深い緑色の長髪を一束に結い、明るく話しやすいアルベルト。


そして、明るく天パのはいった長めの青い髪に、紫と青の目を持つミステリアスなリクリライト。


これはそんな彼らの破天荒な物語――


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ