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沈む塔

自分の膝から下が水に浸かった冷たい感覚によって、私は飛び起きた。私は大慌てで立ち上がり、すぐさま腰を掛けて寝ていた階段を這いずるように駆け上った。背負っている金庫がガチャガチャと音を立てる。非常に重たい為、主に足の筋肉と背骨が急な運動に悲鳴を上げている。それでも私は体の痛みを無視して、階段を昇り、その先にあった部屋に駆け込んで、扉を閉めた。

背負った金庫を一旦おろし、扉にもたれ掛かるようにして倒れる。呼吸の乱れはなかなか収まらない。濡れた靴とズボンの不快感が、今更になって私を襲う。私はとりあえず靴を脱ぎ、靴下をよく絞った。そしてまた、扉にもたれ掛かって休憩をする。部屋は相変わらずコンクリート製の壁と床で、先に階段があった。壁にかかっている絵がふと目に入る。幸せそうにする二人の女に向かって画面外から手が伸びている絵だった。なんとなくだがその絵じゃ恐らく、届かぬ理想や失った物をモチーフに描いているのだろうと感じた。

数分程、その部屋で座り込んで休憩していると、尻に突然冷たい感覚が走る。立ち上がって振り返ると水が扉の下からしみ出していた。私は急いで金庫をまた背負い、一目散へ扉から逃げ出し、その先にある階段を昇った。

具体的にどれくらい前か、というのはもう覚えていないし、確かめるすべもないが、私はこの不可思議な塔の中にいた。建物全体を見たわけではないから、確実に塔と言う事は出来ないが、私が今までこの建物を昇りながら見た物は、上に昇る階段と扉付きの小部屋だけだった。そして、この塔はだんだんと水の中へ沈んでいるのか、どんどん水がせりあがってくるのだった。気付けば足元が水につかっていて、私はその度に重い金庫を背負いながら上へ上へとただただ逃げていく事しか出来なかった。この金庫も、いつ私が背負ったのか、覚えていない。一度、足を休めている時に金庫を開けようと試みたことがあるが、全く開かなかった。ただぼんやりと、この金庫の中には自分の命を懸けてでも失ってはいけない物が入っていたような気がするので、私は自分の体重ぐらいはあるだろうこの金庫を持って、未だにこの沈む塔を昇っている。

階段はまだまだ続く。全身から汗が出ている。息も絶え絶えで、体が熱くふらふらとする。膝が震え始め、これ以上は動けそうになかった。そう思ってふと自分の後ろを振り返る。自分のいる階段の三段ほど下が水に浸かっていた。熱かった体が一瞬で冷えるのを感じる。このまま休んでいたらどうなるか悟った私は金庫を背負い直し、震える膝を無理やり動かし始めた。音もせず、水は常に私の後ろまで迫ってくる。殆ど惰性で、それでも一生懸命に、私は階段を昇った。ふらついて、少しでも休憩しようとすれば片足が水に浸かった。諦めて沈んでしまおうかと思いもしたが、私にはその恐怖に耐える事が出来なかった。死ぬ事を選ぶか、死ぬ思いで生きるか、そんな理不尽な二択で、私は死ぬ思いで生きる方を選んだ。

気付けば私は次の扉までたどり着いていた。振り返ってみるとそこまで水が迫っているわけでもなかった。この部屋の中で少しは休憩が出来そうだと、私は安心をした。しかし、それと同時に不安も募った。私はいつまでこの行動を続ければいいのだろうか。水が迫ってきているならこうして階段を昇って、余裕があるのなら休む、それをいつまで繰り返していればいいのだろうか。いつまで続けられるのだろうか。この塔を昇り切った所で助かるのだろうか。私が今やっていることは、ただ自分の死期を後に送らせているだけに過ぎないのではないか。そんな考えがドアノブを握っている間、ずっと頭の中を巡っていた。だが、結局私は後ろから迫る、明確な死から目を逸らす為、部屋に入った。

そこは異質な部屋だった。今まで私の入ってきた部屋はコンクリートの壁に何もない部屋、もしくは絵が飾ってある程度の部屋だった。ただ私が今回入った部屋は、普通の一軒家にありそうな子供部屋だった。ベージュの壁紙にフローリング、ベッドにクローゼット、勉強机が置いてあった。床にはクマのぬいぐるみや女の子のお人形といった子供のおもちゃがあちらこちらに散らかっていた。ただ扉の丁度対面の位置に次の階段があることは変わっていなかった。もっとも、一番異質なのはベッドの上だった。壁沿いにベッドが置いてあったのだが、そのベッドの上には薄汚れた服を着た少女が壁に鎖で拘束されていた。この塔を昇っていて初めての他人に驚いて、私はしばらくの間何も考える事が出来なかった。

「…こんにちは、おじさんだれ?」

少女のか細い声で、私は我に返った。少女はこちらにこれと言って驚いた様子もなく、ただ私の方を首を傾げながら、じっと見ていた。純粋無垢なその瞳を見て、私は喉から無理やり言葉をひねり出した。

「…ここはどこなんだ?」

久しぶりの会話のせいもありまともに声が出せず、かすれた声になってしまったがしっかりと聞くことができた。

「…その金庫重そうだね」

しかし、少女は私の質問に答えなかった。確かにそれはそうなのだが、私は今それを聞きたいのではなかった。少し苛立ちを感じていると私はまた体が冷えるのを感じた。水がすぐそこまで迫ってきている。何となくだがそう直感した。

ふと少女の手首を見てみる。鎖は何か鍵のような物がついていて外せそうにない。少女の方に近寄り、鎖を殴ってみたり、無理やり開けようとしてみたり、鍵穴の中に指を突っ込んでみたりいろいろと試してみるが、一向に開く気配がない。少女の方はと言えば私の方をぼんやりと見ていた。

何度も感じた水の感触を、今一度感じる。気付けばベッドが水に浸かっていた。鎖は依然として外れそうにない。私はどうしたらいいのか分からなかった。そう思った時、少女が今まで変えなかった表情を変えた。恐ろしい程の悲しさを感じる、寂しそうな笑顔だった。

「早く逃げて」

私はその言葉に逆らう事が出来なかった。私は少女から離れ、動きづらい水の中を必死に進み、私は階段を昇り始めた。水のかさが凄い勢いで増えていく。塔の中自体が静かなせいで後ろから音が全て聞こえる。ジャボジャボという水の中で体を動かす音、悲鳴、助けを求める声、飲んだ水を吐き出すための咳の音。全ての音が階段を昇る私の耳に届いた。私はその音を聞きながらも、死にたくないという一心で階段を昇り続けた。罪悪感や後悔で今にも足が止まりそうだった。だがその一方で私は自分に言い聞かせ続けた。私に何が出来たと言うのだ、あの少女を助けることが私にどうやったら出来るのだ、私は悪くないのだ、私は自己擁護をしながら走り続けた。そうでもしていないと気が狂ってしまいそうだった。悲鳴は私の足音と共に、塔に響き続いた。私は、少しでも後ろの音が聞こえないように、少し大きめの足音を立てながら階段を昇った。

気付けば階段を昇り切って、途中の踊り場まで来ていた。後ろを振り返ると、丁度踊り場に水が浸入しない程度まで水位が上昇していたが、そこから水位が上昇する気配がなかった。再び塔に静寂が訪れる。踊り場に倒れ込む。過度の運動のせいか、それとも先程の少女を見捨てた罪悪感のせいか、私は嘔吐した。体中が嫌に冷え切っている。同時に涙が流れる。あの状況で私はどうすればよかったのだろうか?確かに赤の他人ではあるのだが、あんな少女を見殺しにするしかない自分の非力さを呪った。しばらく、嘔吐が止まらなかった。ひとしきり吐き終わった後、踊り場がいつの間にか水に沈んでいる事に気付いた。私はまた階段を駆け昇りだした。私に何かを考えている余裕などなかった。私はとにかく階段を昇った。

我武者羅に上り続け、また扉を見つけ、階段を駆け上った勢いでそのまま入った。そして部屋の中にまた倒れ込んだ。ただ、体に触れたのはいつもの冷たいコンクリートではなく、フローリングだった。慌てて顔を上げる。クローゼット、ベッド、階段、おもちゃ、ぬいぐるみ、全て先程入った部屋と同じように置いてあった。

「…こんにちは、おじさんだれ?」

そして、先ほどと同じようにベッドの上に拘束された少女が同じように私に声をかけた。

「…君は、沈んだはずじゃ」

「何の事?」

少女はきょとんとした顔をこちらに向けた。別人なのか、と考えたがあまりに顔が一致しすぎている。

「…その金庫重そうだね」

少女はぼんやりと私の方を見ながらそう呟いた、

「…この金庫に何が入っているか、知らないか?」

私はなんとなく気になった事を少女に聞いた。少女は依然として表情一つ変えずぼんやりと私を見るだけだった。

私は先程と同じように少女の鎖を外そうと試みた。力では一向に開く気配がない。私は部屋の中に何か鍵のようなものが無いのかを探すことにした。クローゼットを開ける。少女の物と思わしき服とが入っていた。白いワンピース、ピンクのシャツ、青のジャンパー、これくらいの少女相応の服が綺麗に入っていた。クローゼットの全ての段を確認してみたが鍵と思わしきものは無かった。

気付けばまた、部屋の大体が水に浸かっていた。

「早く逃げて」

少女が先程と同じようにまたその言葉を発し、私も同じように少女を見捨て階段を昇り、先程と同じように後ろからの耳のふさぎたくなるような音を聞きながら私は階段を昇った。そしてその階段の先にまた扉があった。私は怯えながらその扉を開いた。不安は的中した。同じような部屋があり、同じように少女が拘束されていた。私は少女を無視して階段を駆け上った。また同じように昇った先の部屋を開けた。同じ部屋に同じように拘束された少女。何週も何週も階段を昇って扉を開け、私はようやく、今後この塔を昇る間、この少女をずっと見殺しにし続けなければならないという事実に気付いた。

そこからの私はといえば、ひたすら彼女の鎖を解く方法を考え続けていた。クローゼットの中身を今一度調べ直したり、ベッドをくまなく調べたり、おもちゃやぬいぐるみの中に何か入っていないかと探したり、階段を先に進んで階段の途中に何か落ちていないかと探したりを繰り返した。その度に少女は私の方をぼんやりと見続け、部屋が浸水する頃には最後の反応を繰り返し続けた。

何回目かの時、私は勉強机の中に新聞の一部が入っているのに気付いた。酷く破れていて読みづらかったが、どうやら家族が事故を起こした時の記録だった。

「それは、読まないで」

少女がそう言った。何も言わない少女が、唯一、語勢を強くして言った言葉だった。私はそれを読むのを止めた。

部屋を何度も繰り返す入るうちに、少女を救うことは出来そうにないと言う事を私は悟った。鎖を外す方法がどうしても見つからなかった。

「…こんにちは、どうしてそんな悲しい顔をしているの?」

 もう何度入室したかは覚えていないが、ある時、少女が私に対してそんな言葉をかけてきた。

 「…君がどうやっても救えないからさ。もう何回もこの光景を見続けるんだけど、未だに出口がない」

私はその場に座り込みながら投げやりに言った。体がベッドにもたれ掛かるようにした。

 「だからもうここで諦めることにしたよ。何度君を見捨てても僕はここから出られないし、何度君を助けようとしても助けられない。足も、もう限界だ。何もかもうんざりなんだ」

 少女の方に顔を向ける。少女は泣いていた。涙の粒が私の手に落ちる。

 「やっぱり、私があなたを苦しめていたんだね。ごめんね」

少女がそういうと、突然扉がはじけ飛んだ。そして大量の水が流れ込んできた。私は驚きで立ち上がったが、少女と共に水に飲まれた。

 私は必死に水の中でもがいた。しかし、背負ったままの金庫が重すぎて、体の自由が全くきかなかった。少しもがいた後、私はこのまま沈んでしまおうと思った。諦めるいい機会だと思った。しかし突然、水とは別の力に体を引っ張られた。水の中で私が見た物は、鎖の取れた少女だった。少女はいつの間にか、私から金庫を奪っていた。少女が金庫の蓋を触ると、金庫が開いた。まるで、初めから鍵なんかかかっていないようだった。金庫の中からは沢山の小物が出てきた。白いワンピース、ピンクのシャツ、青のジャンパー、クマのぬいぐるみ、女の子の人形、写真、食べ物、動かない犬。私の背負っていた金庫の大きさでは考えられない量の物が水の中に漂った。私は驚くべきに気付いた。私はこの金庫の中に入っている全ての物を「知っていた」のだ。あのクマのぬいぐるみは娘の誕生日プレゼントに私が買った物だ。白いワンピースは私の妻が娘に買ったもので娘のお気に入りだった。女の子の人形は娘が転校する友達から譲って貰ったおもちゃだったか。水に漂うそれらを私はいつ見たか、どういう物だったかというのが正確に分かった。水に浮かぶ小物と、こちらの方に向って何か言葉を発している少女をぼんやりと見ていると、私はいつの間にか意識を失っていた。

 気づけば私は水に浸かりながら扉の前に倒れ込んでいた。背負っていた金庫はもうない。水から上がって、下の方を見ようとしても何も見られなかった。体はずぶぬれだが不快感はなかった。私の目の前にはもう扉しかなかった。私はゆっくりと扉を開いた。白いタイルと白い床、そして白いベッドに風になびくカーテン、そしてベッドの向こうにある階段が目に入った。そこは病室だった。白いベッドには女性が一人眠っており、その女性の手を握りながら椅子に座っている少女がいた。先程から散々見捨てていた少女だった。今度はきれいな服を着て、どこも拘束はされていなかった。

「…こんにちは。」

少女は私を見ながら穏やかに笑っていた。

「どうか泣くのをやめてください。男が泣くのはみっともないですよ?」

私は涙が止まらなかった。全てを思い出してしまったのだ。視界が涙でぼやける。少女が目を閉じながら言葉を続けた。

「この塔はあなたの意識の象徴です。あなたがこの塔を昇り切ればあなたは目を覚ますでしょう。そしてもうすぐ塔は最上階です」

「…どうしてこんなことをする必要があった」

「事故の時に、あなたは強く頭を打ち過ぎたんです。だからあなたは記憶を失う必要があった。…けれどあなたは記憶を失って目を覚ます事をずっと頭の中で拒み続けていたんです。だからあなたはずっとこの塔を、金庫を背負ったまま昇っていた。いつか絶対に、『記憶』の重さに耐えきれず、階段を昇れなくなることをわかっていながら」

少女も私の方を見ながら泣いていた。

「私が途中何度もあなたの目の前に現れたのは、あなたが私に罪の意識をずっと感じていたから。それと記憶にずっと執着していたから。だから私はあなたにうんざりとして欲しかった。何もかも諦めて欲しかったの。『記憶』のつまった金庫を奪うために」

「…私を助けるためか」

「うん。『お父さん』にはどうか生きていてほしいから」

『娘』がついに私の事を『お父さん』と呼んだ。ああ、これでもう決まってしまった。気付けば足元に子供部屋を捜索した時に見つけた新聞紙が落ちていた。私は手に取ってそれをしっかりと読んだ。

『3人家族、海に車ごと落下。二名死亡、一名意識不明。』

新聞の見出しはこうだった。この部屋に入って二人を見た時点で、私は思い出してしまったのだ。娘の8歳の誕生日記念で私は家族全員でドライブをしていた。その途中、対向車が荒い運転をしたせいで正面衝突し、その反動で私たちの車は海へとはじかれ沈んだ。海に沈んだところで、頭から血を流しながら私は意識を失った。

 『娘』は眠っている女性を起こした。眠っている女性は私の方を見て微笑んだ。美しい笑顔だった。彼女は、私の最愛の『妻』だった。

「私は、目を覚ましたら、何もかもを失ってしまう。君たちと家族だったことを忘れてしまう。君たちの死を悲しむこともできない。それだったら、いっそこのまま、この塔ごと沈んでしまった方が、ましだ」

私は涙をぬぐいながら、震える声でそう言った。『娘』も『妻』も泣いていた。声をあげて泣いた。それくらい、私は嫌だったのだ。

「最期に会えてよかったわ。それじゃ『アナタ』。どうか幸せになってね」

私は、体が勝手に階段に向かっているのを感じた。私は叫んだ。言葉にならない、醜い大声をあげた。必死に体を止めようとしたが、階段へ進む体を止める事は出来なかった。二人の女性は泣き叫ぶ私に、手を振っていた。『娘』も『妻』も、あの時見捨て続けた『娘』と同じ、恐ろしい程の悲しさを感じる、寂しそうな笑顔をしていた。

階段を昇り終えるとそこは雲一つない、青空だった。振り返ると、そこにはもう階段もなかった。青空と地面と海しか、私の目には映らなかった。私はようやく、塔の最上階に着いたのだ。もう、走り続ける必要もない。重い金庫もない。すべてから解放されたのだ。私は膝をついた。それなのに、この胸の思いはいったい何なのだろうか。項垂れていると、空が突如激しく光った。私は泣きながらその光を受けた。


 白い天井が目に入る。風になびくカーテンが目に入る。白いベッドに自分が寝ていることに気付く。むくりと上体を起こし、周りを見渡す。丁度ドアが開き、それと同時に運んできたタオルやらをその場に落としたナースが大慌てで医者を呼びに行った。光の差す窓には写真が置かれていた。女性と少女と男性の三人が仲よさそうに肩を組んでいる写真だった。私には、そこに写っている三人が、一体誰なのかは分からなかった。


2015年度漫画研究会合同誌学祭号に提出した作品です。

テーマは「家族」と「記憶」。家族という存在がなんなのかよく悩みます。

もっと他人であってほしいと、個人的には思います。

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