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詞法陣(フォノングラフ)
本来構成術師にしか認識することができない構成式(構成術の演算式)を二次元情報に変換した図案、及びその図案が刻まれた構造材のこと。
詞素の吸蔵特性を利用して物質に「詩法陣」を刻む(構造材の分子間に予め詞素を吸蔵させる)ことによって、分子間に吸蔵された詞素と思念波との間で相互干渉を図り、本来物理的干渉を受けない思念波に対する干渉力を付与させることで、術者より送信された思念波を術式に沿った形で偏向、最適化することができる。
(なお、構成学においては思念波の周波数とその方向を変えることを偏向という)
人間では困難な機械的な処理を構成術で処理できるようにすることを目的として開発された技術であり、現在では構成術に関連する機器の多くにこの技術が利用されている。
その代表的なものとしては、構成術士の構成術の補助を行う「AIU」などがある。




