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特質系能力者

「特定の情報体(原子及び分子)」に“直接”干渉することができる能力を有する者のこと。


また、この能力のことを「情報掌握メディアコントロール」ともいう。



端的に述べれば、「特定の情報体(例えば水素原子など)」を、詞素と同様、あるいはそれ以上の精度で思念波によって直接干渉し、制御下に置くことができるということである。


構成術師は基本、思念波(ミーム波)によって詞素を構築する情報体(高次元空間構造)に干渉、制御するが、このときに要する思念波は本人の肉体から発せられたものみならず、その者が体外に放出した詞素の中であっても短時間ながら残留するものである(残留思念)。


一方特質系能力者は、自らの肉体から発せられた思念波と詞素に残留した思念波が「ある特定した情報体(高次元空間)」に多干渉することが知られている。

例えば。

通常構成術師は構成術を行使して「水を動かす」為に、思念波を送信して体内から詞素を放出し、それを水分子間に浸透(吸蔵)させた後、水分子と接続した“詞素”を動かすことで、「間接的」に水を動かす。

対して。

特質系の能力者は、“思念波を直接送れる範囲の水”あるいは“詞素に残留した思念波が届く範囲に存在する水”を、詞素の運動とは一切関係なく「直接」動かすことができる。


これは速度にしても範囲にしても、そして何より術の精度にしても、単一元素、あるいは分子に限っていえば通常の構成術師とは別次元的な干渉能力を有する。


何故こうした現象が起きるのかという疑問については、本来詩素の制御・供給に割かれるはずの詞核ゲートの演算領域が、何らかの原因によって「特定の情報体に対する演算能力」によってそのキャパシティを食われた為と考えられている。

以上のことから特質系能力者は「特定の情報体以外の情報体に対しては、軒並み干渉能力が劣る」と言われているが、その実態は定かではない。



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