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夏生詩集2

誰にでも

作者: 夏生

「いばらの道を」から「誰にでも」に、タイトル変更しました。

避けられないことが

あって

それでも

避けられなかったことを

責めてくやんで


あれは自分にとって

必要だった

無理なく難なく

思えた途端


責めもくやみも

なかったように

消えてゆく


消えてゆく


無理なく難なく

思えるまで

いばらの道を

歩まねばならない


流れる血も涙も

己の手でぬぐわねば

ならない


時がすぎてゆく

瞬間、瞬間で

傷や疲れは癒えてゆく

わからないほど

かすかな確かな回復


辛い苦しい

言えばいい

痛い、痛いと

叫べばいい


自分だけなら

耐えていける


そのくらいの力は

誰にでもあるのだ

誰にでも


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― 新着の感想 ―
[一言] ああそうだなって、自然と勇気づけてくれる様な、とても共感できる良い詩だと思います。
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