約束
あの黄パンジーが枯れた次の日のことだった。
(痛い・・・。痛い・・・・。痛いよぉぉぉ・・・。)
誰かにおもいっきりにぎられているみたいだった。
ここ最近、私の心臓はズキズキと痛んだ。
(心臓病の子にはこれが当たり前なんだ・・・。)
と、半分開き直りながらも、自分の席でうずくまっていた。
いつもなら、こういうときには若菜が近寄ってきて、気持ちを落ち着かせてくれる。
でも今日はそうじゃなかった。
朝 学校に着いたときに、若菜は
『明日香、聞いて! 初めて彼氏が出来たの! 告白されたの!』
と、嬉しそうに言ってきた。
(若菜には彼氏が出来たんだ〜・・・。)
正直ショックだった。
若菜は元気で、明るくて、優しい。
とても喜ばしいことなのに、どうして喜べないのか。
素直じゃない自分に腹がたった。
考えていると余計に心臓が痛くなった。
でもやっぱりこれでいいんだ・・・。
若菜には大切な人が増えたんだから・・・。
だからこれでいいんだ・・・。
今はこうやって自分自身に言い聞かせることが、1番の治療法なんだと思うしかなかった。
やっと次のサブタイトルに入ることが出来ました!
ここまで読んでくれた読者さんのおかげだと思ってますッッ!
どうぞ最後の最後まで読んでください!!!