事実・・・2
・・・えっ?・・・・・えっ? えっっ??
何? なんで??
意味がわかんないよ!
なんで、めなが死ぬの?!
「ど、どうして・・・・・・・・・・? どうしてめなが死ぬの? 教えて・・・教えてよ、利緒さん! 早く!」
私は、利緒さんを急き立てた。
「・・・。そうね。やっぱり話さないといけないわよね・・・。」
利緒さんは大きく息を吸い込み言った。
「明日香ちゃん。あなた、昨日の昼、死にそうだったのよ。真っ青な顔してね・・・。」
「私が・・・死にそうだった・・・ですか?」
「そうよ。そこに、あなたの命日を知っていた命奈美ちゃんが来てしまったらしいのよ・・・。私が来たときにはもう遅かった・・・。命奈美ちゃんは、とっさの判断で、あなたに自分の命日を全部あげてしまったのね・・・。明日香ちゃんの名前を一生懸命呼びながらね・・・。」
「そ、そ・・・んな。めなが、私に命日を・・・全部・・・。」
もう声にならなっかった。
ショックと悲しみで頭の中が、いっぱいいっぱいだった。
『許して、あーちゃん!』
・・・・・・・・・。
そうか。
あのときに聞こえた声は、めなの声だったんだね・・・。
でも、なんで利緒さんは めなの力 のことを知っているのだろう?
いままで、明日香達の年齢をはっきり書いてなかったと思いますが、14or15歳の中学3年生です。
なんか、ごちゃごちゃしてて申し訳ないです!
あと残り10部弱になりました。
最後まで頑張りますッッ☆