9:転生編の詳細化
転生編の更なる詳細化なんだけど。
『ヒロインに目的や世界設定を理解させる話』つまり転生編については、流れは前に書いた通り。
①ヒロインに目的や世界設定を理解させる話
ヒロインが死亡する話
ヒロインが報いを受ける話
ヒロインが転生した世界の設定を教えられる話
ヒロインの過去を説明する話
ヒロインが少しだけ他人を信じられるようになる話
ヒロインの家族紹介
※ヒロインの薬学知識について説明する話
ぶっちゃけ、序盤だけあってほとんど変更する必要が無かったと思う。
でも、何をどうしたらこれらの要素を盛り込めるだろうかは考える必要あった。
「ヒロインが転生した世界の設定を教えられる話」とかは、じゃあ世界の設定として何を説明する必要があるだろうかとか。そんなことを考えて。
でも結局、ここら辺は書きながら考えていたように思う。
ソル「行き当たりばったりですわね」
というより、それくらいに固まっていたから本当に予め考える必要が無かったのよ。
1エピソードに対して「このエピソードでは何を説明する必要があるか?」さえ整理しておけばあとはほんの数千字程度の話なので。
プログラムを書くのに、小さな関数くらいなら設計書なんてなくても書けるというか。そんな感覚。
プログラム設計書や詳細設計書が無くても、どんな仕様を実現したいかが見えていれば、自ずと実装は固まって書けるのと同じ。
ソル「雑ですわね」
というより、それくらいの勘が養われないとやっていけない。あまりよろしくはないんだけど、そういう細かいレベルの設計書が無かったりする開発現場も多いしてね。設計書のメンテナンスも、タダじゃないんだし。
設計書が無いと何も出来ませんなんて、いつまでも言っていられないのよ。
逆に言えば、小説を書くのも同様で1エピソードに対して書く要素さえ見えれば、本当にその場で書けるようになったんだなあと思った。
自分でも、成長していたんだなあと思う。多分これも、小説を書くようになった初めの頃は出来なかった話だろうし。
ソル「それ、何年前の話ですの?」
それは、言わんで(遠い目)。
いや、うん。長く続けられていたらという訳で。
でもまあ、それでもまだ粗いところはあったので、そこはもう少し細かくしたとかはある。例えば「ヒロインが少しだけ他人を信じられるようになる話」というところでは、ソルがどうすればそうなるのか? を考える必要があった。
警戒心が強い頃だから。
ソル「それからどう案を出したんですの?」
これ、もう餌を受け付けない野生動物状態だよねと。
じゃあ、逆に? 与えられる食べ物が毒じゃないという経験さえ与えれば、警戒心も緩むだろうなと。
そんな感じでネタを考えた。
ソル「私のことを何だと思ってますの」
他には、家族紹介もちゃんと人数分紹介しないとダメだよなあと。
お父ちゃんやお母ちゃんについては、この時点でもまだあまりイメージは無かった。書き始めたら大分固まった。二人とも、ソルから見て安心出来る性格ではある必要があるとは思ったけどね。
だから、才覚溢れる感じは削って、穏やかな感じにしようと心がけた。それから、愛情たっぷりな感じにしようとしたと思う。
ソル「だから、あんな性格になったんですのね」
何だかんだで、新しいお父ちゃんとお母ちゃんがあんなで、よかったでしょ?
言葉に出すことは無かったけど、何だかんだで懐いていたものねえ(にやにや)。
ソル「う、煩いですわね(赤面)」
弟については、工作室に籠もりっきりの内気な少年であるということさえ出せればそれでいいかなあと。
あとは、ソルの頼みを色々と引き受けてくれるような、そんな流れさえ用意すればよし。
妹については、兎に角お姉ちゃんであるソルと仲良くなって、ソルに対する清涼剤になればよしと思ってた。なので、そういう姉妹間の付き合い方に不慣れな感じのソルへ、懐くような子にしようと考えた。
彼女と一緒に遊べば、ソルもそこは受け入れるようになるだろうと。
ソル「そんな感じで、一つ一つのエピソードをネタ考えた訳ですのね」
恋愛どうのこうのという前に、普段一緒にいるナビキャラや家族との関係が上手くいってないとね。ソルの心の立て直しが上手くいかないと考えてました。




