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7:各章の掘り下げ①

 今度は、各章の掘り下げを行っていきました。

 理由は二つ。まずは大雑把にでも、どういうエピソードを各章に用意していかないといけないか分からないと、他にどんなキャラが必要かとか、既にガワを用意したキャラの内面をどうすべきかが見えなかったから。


ソル「もう一つは?」


 君が滅茶苦茶煩かったからだよ。

 掘り下げられていないから、どうしても攻略対象の中身が薄味になっていたんだけど、そういう相手に恋なんて出来るわけ無いでしょうと、暴れまくって。

 「これ、今はただのイメージトレーニングだから」と言っても聞きやしねえでやんの。


ソル「当然ですわ」


 それで? まずは最終章である「ヒロインが愛を理解したことを証明する話」こと「王太子編」から考えた。


ソル「『ヒロインに目的や世界設定を理解させる話』ではないんですの?」


 ほとんど同時だったとは思う。記憶あやふやだけど。

 でも逆算していった方が、必要なものがより洗い出せるだろうと思った。


ソル「それで? どうなったんですの?」


 こんな感じ。「王太子編」です。

 ⑦ヒロインが愛を理解したことを証明する話

  王子とお見合いして意気投合する

  ライバルと接触する

  ライバルからの妨害を回避する

  王子とより絆を深める

  ライバルの過去を明らかにする

  ライバルの手によってナビキャラが殺されかける

  ヒロインがナビキャラに対する想いに気付く

  ライバルを追い詰める。ライバルは反省する

  ヒロインは本当に想っていたナビキャラと結ばれる


 本当に大雑把に抜き出しただけだし。もっと出来るだけ細分化もしていたんだけど。この各章でも、その中で必要なエピソードが何かの考え方は基本的に章の荒い出し方と同じ。その章のゴールのために「何が必要か?」を考えていきました。

 あと、この過程でライバルがヒロインを暗殺未遂する工作の一つを回避するのに、それ用の発明品とかあるといいなと。

 それで、ヒロインには弟が用意され。また発明家属性が付与されました。


ソル「まさか、あの子それだけのために用意されたんですの?」


 はい。最初はマジでそれだけのために用意しました。

 他にもいると便利だったので、活躍して貰いましたが。


ソル「じゃあ、次が『ヒロインに目的や世界設定を理解させる話』ですのね?」


 はい。そして、そっちはこんな感じ。

 ①ヒロインに目的や世界設定を理解させる話

  ヒロインが死亡する話

  ヒロインが報いを受ける話

  ヒロインが転生した世界の設定を教えられる話

  ヒロインの過去を説明する話

  ヒロインが少しだけ他人を信じられるようになる話

  ヒロインの家族紹介

 ※ヒロインの薬学知識について説明する話


ソル「薬学知識の話?」


 これは、正確には後から付け加えた話です。

 どうしてこういうものが必要になると考えたのかは、これから説明します。


ソル「ふむ」


 続いて、ヒロインが攻略相手を策に嵌めようとして失敗する話。「学友編」です。

 ②ヒロインが攻略相手を策に嵌めようとして失敗する話

  ヒロインが学校に通い始めるものの、友達が出来ない話

  ヒロインがクラスメイトの事を気になる話

  ヒロインが気になるクラスメイトを脅迫する話

  ヒロインが気になるクラスメイトと別れる話

  ヒロインがクラスメイトと仲直りする話

 ※転校していったクラスメイトが王子とお近付きになる話

 

 この過程で「ただの平凡な相手に恋なんか出来るかっ!」とヒロインが暴れたため。クラスメイトの少年は途中からイケメンへとイメチェンすることにして。尚且つ努力する天才属性になりました。

 まあ、一応は乙女ゲーを舞台にしている訳なので? それくらい盛ってもいいかなと。

 それで、ここでも「※クラスメイトが王子とお近付きになる話」が出て来ますが。このあたりで「※ヒロインの薬学知識について説明する話」も必要だと思い付いたような気がします。

 要するにヒロインが王子様と接点を持つように至るためのストーリーが必要になるなと。

 これを用意しないと、いつまで経ってもヒロインが乙女-ゲーキャラではなく軍事シミュレーション武将キャラのままだなと。


ソル「ああ、そういうこと」


 というわけで、各章ではメイン目的とは別の目的を用意することになったわけです。

 「ヒロインが王子様とお近付きになる話」と言いましょうか。

 必要なのはヒロインが知力や財力、魅力などをステータスアップさせていくこと。

 とすると。自己防衛のために身に付けた薬学知識で成り上がっていくのが良さそうだと考えた。

 またヒロインと王子を結びつけていく話が必要になるわけです。

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