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6:登場人物設定②

 次は、登場人物の内面を考えていくことにしました。

 とはいっても、この時点では思い付くのがヒロインくらいだったと思いますが。


ソル「私の設定はどうやって考えたんですの?」


 コンセプトやゴールが、ヒロインが愛を知ることなので。

 当初はヒロインが愛を知らない。また愛に飢えているが故に数々の悪事を働いたということになると考えました。


ソル「ふむふむ」


 また、令嬢なので。そこはやっぱり? 令嬢特有の気高さとか美しさに対する拘りとか。そういうのは強いはず。

 競争して勝ち残っていくことに必死だろうし、努力家でもあるだろうなと。才能もあるだろうけど。

 何て言うの? 悪役だろうと、令嬢らしい魅力が無ければ駄目だよねと。


ソル「まあ、確かに」


 数々の悪事を働いたにしても、その根底は愛に飢えていたがため。自身の安心出来る居場所が欲しかった。

 とすると、その悪事を実行するにしても、かなり用意周到かつ効率的な性格をしていそうだと考えた。

 他人も信じないし。他人を確実に動かせる手段を採る。臆病で傷付きやすくもあるだろうと。


ソル「性格の決め方は分かりましたけれど。私の薬や毒に詳しいという設定はどこから?」


 臆病で傷付きやすいっていうところから。

 犯人がバレにくい暗殺手段ってなると毒殺だろうし。逆に、毒殺を恐れて薬にも滅茶苦茶詳しくなりそうだなと。

 と、同時にこういうスキルを持っておくと動かしやすそうに思った。


ソル「なるほど」


 ここから、ヒロインの口調とか行動パターンをイメージし始めて。こういうときどうするだろうかと、性格調整をしていった。

 悪役令嬢なんて、これまで書いたこと無かったからどう書けばいいのか分からなかったけど。


ソル「どうやってイメージを掴もうとしたとか、ありますの?」


 これも引き出し少ないけれど。悪役令嬢っぽいキャラが出てくる作品を色々と思い出した。

 口調については適当に「お~っほっほっほっ」とか「~ですわ」「~でしてよ」にしておけば、令嬢っぽいよなと。


ソル「また、安直ですわね」


 あとは、参考イメージとしては。一番イメージしやすいキャラにしました。


ソル「誰ですの?」


 和田慎二先生のピグマリオに出てくるメデューサ。


ソル「古っ!?」


 俺もそう思う。けれど一番「らしい」って思うのが彼女だった。何だかんだで、ファンタジー系の物語に興味を持つのに、影響大だったっていうのもあるけど。

 こう? 悪の令嬢で可愛いってこういう感じだと思った。愛に飢えているイメージも合っていると思ったし。


ソル「可愛いんですの?」


 個人的にメデューサは可愛いです。

 いやね? そりゃあ、確かに悪の大ボスで悪いこと沢山やっているけれど。

 人間のふりしていた頃に、彼女はとある国の王子に惚れられたとき、その頃の反応が色々と可愛い。

 結局、その愛に応えたいけれどその身の上からどうあっても応えられなくて。泣く泣く王子様を石化させちゃうんだけどね。

 そこら辺の気丈さとか切なさとか、いいですね。

 他には、風の谷のナウシカのクシャナ殿下とかガンダムのハマーン様とかも参考にしているけど。


ソル「それも古いですわね。まあ、あんたに思い付くのはそんな程度よね」


 ただ、口調のせいかなあ。いつの間にか、こんなのになっちゃった。


ソル「こんなの言うな」


 それに、エピソードの後書きでも書いたけど。

 イメージ掴もうとしていたら、信長の野望を始めやがるものね? 真っ先に始めるのが各領地の情報収拾と整理。

 あまつさえ、全国統一までしようと企んで。王子を手に入れるため、国盗り始めるヒロインって何なの?

 ああもう、こっちの考えた計画をどんどんぶっ壊そうとしてくる。ちょっと待てこの暴走ヒロイン!?

 とまあ、君には苦労させられたよ本当。


ソル「煩いですわっ!」


 まあ、それだけ本人の自我が強いということで、それはそれでいいかなとも思いましたが。

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