『危険』
ご閲覧ありがとうございます。
小説初心者故,他の小説家の皆様とはちがう点が御座いますがお許しくださいませ。
……学園長の部屋が開く
奥中央には〝若くそれでいて年老いている〟女性が一人
〝学園長〟と分かったが,同時に敵意を向けていることも同時に分かった
……パチッ……と微かに音が鳴った
その瞬間アルニが言った
『 横 ッ ”─────!!』
爆発音,轟音,焦げ臭い匂いと共に,アルニの体が吹っ飛ばされていた,
幸いなのか,片腕がちぎれた程度……で……¿
アレ,なんで今〝片腕がちぎれた程度〟───
……それはどうでもいいか,目の前を見よう
『……避けましたか。……アルニ,そのまま治癒魔法で休みなさい。』
『……オイオイ… ”そもそも攻撃… ッ ”』
だらだらと流れる血が,妙に鼻を突く
まるで,〝ゾンビ〟みたいだ。
『……これは〝試験〟なのです。対象者以外は〝殺しては〟なりませんから』
『……〝試験〟…?』
『殺しに掛かるのが〝試験〟って言うのッ……!?』
そんな異論を出した途端,鋭い言葉,視線が私を刺した
『えぇ,───〝試験〟にて死んだ者はそもそも……この学園には必要無かった,と言う事ですからね』
『…桃髪ィ ”,死ぬなよ』
そんな〝アルニ〟の言葉が,今の私にとって─支えになった
『…うん,まだ死にたくは無いからね』
『─随分と仲良しではないですか…?まぁ,同じ年頃ですし……では此方から行かせてもらいますよ』
学園長が微かな音を出せば,……周囲には紫,青に光る魔法陣が4つ,召喚された。
『……行きますっ ”!!』
私は無意識に…魔法を使っていた
稲妻の様な電撃が体を巡れば,手に掴むば〝桃色の装飾が付く杖〟だった
『それは───…魔術…物質を思考した武器に変える魔術ですか。』
魔法陣からは弾幕が出ており,接近戦は無謀だと分かる
『なら……っ』
弾幕をガード,相殺していく私と,それを見て笑う学園長
……すっごい。すっごいイラつくのにッ!!
──一つ一つの弾幕が重いせいで,近付けない
考えなきゃ,考えないと,この状況じゃ生きていけないなら
___少しは無謀な事をしてもいいのかな?
✦過去の記憶を遡ろう。✦
私が生まれたのは15年前のとある日
キメラとして生まれた?
十字架は遺体を運ぶ……為?
森の守護神____
春の季節,凡そ12年前魔術を習う
秋の季節,13年前は孤独だった,親は消えた
猫,悪魔なんて言う馬鹿げた噺
とあるローブの人物に───
〝古代魔術〟をならっ……た?
✦✦
……古代魔術?春の季節だった。
12年前,1つの長命種に出会った噺,古代魔術を学び実践したと言う噺,…唯きな臭くそれ以降は使わなかった,そんな記憶
……嗚呼
確かに,そんな記憶だ。
____今の目標は隙を作る事ッ ”───!!
それはそうとしてッ!!
……学園長が無言で凄く怖い!!
『……何故,喋らないんです?学園長ッ ”』
そう質問しながら,耐えた,攻撃の隙を見つける為に
『……えぇ,少し興味深い故……ですかねぇ?』
余裕なのだろうか,魔法陣を定期的に移動させている。……徐々に体力を削る…とすぐに分かった
『……凄く余裕そうじゃないですかッ ”』
『えぇ,これでも長年生きているから…ねぇ?』
……そんな狂気に満ちた目で対象者(私)を見ている
『……そうですね ”!!』
……今の魔術スキル……は
すっごい飛ぶ〝ジャンピング・ラビット〟
霧を出す〝ネブナ〟
武器に属性魔術を流す〝ネバーディーノ〟
武器を別の物に変える〝ムーターティオー〟
……くっそこれだけなのか……過去の私……。
___でも、思い付いた,隙を作る方法,無謀だけど。
『……学園長を倒してもいいんですねッ ”!!〝ジャンピング・ラビット〟!!』
そのまま空中へと飛んだ,……アルニはその光景を見つめ叫んでいた
『桃髪ィ ”!?』
『……ははっ。面白そうですね,試しに受けてみましょうか。』
弾幕を放ちながら,笑っている……
そんな顔を〝ぶっ壊してやりたい!!〟
弾幕を空中で避けながら私は叫んだ
『〝ネブナ〟!!』
霧が周囲へと拡がってゆく,
……完全に見れなくなる前学園長の顔を見た〝……愉しそうな顔〟だった
……そして仕上げに入ろうか?
『〝ムーターティオー〟』
✦────────────────✧
──学園長の横影が出来た
『……つまらない様な姿の現し方を ッ ”!?』
……学園長はそこへ弾幕を仕掛けた
…然しそこに居たのは〝十字架〟
『残念 ッ ”!』
私は杖から〝盾〟に変えそのまま学園長に空中から突進……
……学園長と近い距離盾は突然止まった
『……長く生きていたのに,油断をした。』
『…結界を貼っていて良かったですよォ ”……』
瞬間,〝ザシュ ッ ”──〟と言う音が私を襲った
……鉄の塊?棒が……私の体を貫いている
痛い,苦痛……
痛い痛い痛い
痛いのに痛いのに───
楽しい。楽しいのだ。
血を吐いて,苦しく悶えて,笑えないのに笑いたくないのに
にこぉ。と口元を笑って見せた
『……なっ ”』
驚いた表情の学園長,面白い!!
だったら,私が思い出した魔術を使おう。
……元々この予定だったのにね
『低級魔術〝アリーヴォ・デッラ・プリマ・ヴェーラ〟』
周囲に桃色の葉が堕ちる,堕ちる,堕ちる
〝ガシ ャ ッン ””!! ──〟
そんな音が学園長の結界を突破った
〝ドカン ッ ”〟…学園長へと突っ込み,壁へと勢いよく突っ込む
『……あぁ,部屋が汚い……元々かしらね』
『こひゅ〜……はぁっ ”… ッ』
『桃髪 ッ ”!!』
アルニが駆け寄って来た,意識が朦朧としてくる。
『……はァ ッ〜……過去にして少ない物……編入生とならば貴女だけですよ。』
『えへへ……』
『…所であの〝古代魔術〟を何処で?』
……そんな事を聞いてきた
『……12年前程に知りまして……』
意識が朦朧ながら、言った
『なるほど。…では少し〝ヒーリング〟』
……すると,意識が少しづつ戻って……貫き負った傷が元に戻っていた
『…改めて,歓迎致します,編入生〝サキ・グレイ〟よ』
それと───とアルニを見れば一言〝始末屋〟
『……マジで?』
『えぇ。サキ・グレイ,貴女を特殊学年〝始末屋〟へと御案内します。』
まぁ……御案内するのはアルニだけどね……と少し笑い
『……始末屋?』
首を傾げる……わかんない物だから
『……だ ァ ”〜!!俺が案内するよすればいいんだろ?……それと始末屋ってのは─』
『対魔王軍,つまる所悪をぶっ殺すんだ。……詳しい事は後で説明すっから』
学園長がやれよっ……と学園長へと文句を垂れている。学園長は笑っているが……
『……わかりました。とりあえずはいよろしくお願いします!』
とお辞儀をし,そのままアルニの方へと向かう
『……ではまた。』
『おーう。また入り浸るからな〜掃除しとけよ ”〜』
『……入り浸ってるんだアルニ…さん?くん……?』
『呼び捨てでい〜よ”』
そんな事を話しながら,私達は学園長室を後にした
……あんまりぐろくなかった。




