【転生者】
……前書きらしいので雑談で
…………まぁ、気に入らなくても気にいっても……
……君達が見てくれた事だけが嬉しいので……はい
───ソレは教室で友達と話していた時だった。
私の名は〝佐藤 銘菓〟
……ごく普通で平凡な女子生徒。
「……ほら言ったでしょ?Aが正解だって!」
……周りの友は笑って「凄いね!」とか……褒めてくれた
皆,みーんな。ニコニコとしていた
……私だけは少し困ったような顔をして
自身の机にある,花瓶と今解いた問がある教科書を見つめた
──瞬間,教室のドアが開き声がした
「 佐藤 銘菓さんは此処に居られますでしょうか? 」
……フードを深く被った背丈が私と同じぐらいの少女が,そう叫んだ。
フードの下から髪の色が見える……
アレは───とっても素敵な,桜みたいな────
「……あ、はーい!私です!」
直ぐに返答し、その子へと走り寄った
「……どうしたのかな?」
「……佐藤銘菓さんですね!お手紙です!」
……ほかのクラスの子に名前を聞いたのかな?と不思議に思いつつ、その手紙を受け取った
「…態々ごめんね〜!だってお手紙を届けに───……あれ?」
周囲を見渡す,誰も居ない,私が見えるのは今は唯,1つの手紙のみ
……なんだったのだろう。と手紙をその場で試しに開けた,内容が気になったから,
……だけどその手紙を見て,後悔した
字が似ている──いや,そもそも同じであった。
……手紙に絶句しながら,再度手紙をよんだ
「……佐藤 銘菓様へ,今日の放課後,夕日が見える屋上にて──お待ちしております」
……屋上…,なんで?と思いながらも,手紙を仕舞う……友達には内緒にしなきゃ、と思ったから
でも,……でも気になった。
見いられる感覚?がした,何故か行かなければいけない,と言う〝呪い〟に汚染されている。
……その状態で,学校が終わった
……そしてそのまま屋上へと,勝手に足は進んだ
屋上には柵があり,危険は少なかった
……屋上に着いた時そこは───理想郷みたいな,夕日だった
〝もっと見たい 〟〝もっとその夕日が見たい〟なんて言う言葉に汚染され……そのまま
そのまま____
屋 上 の 柵 を , 乗 り 越 え て し ま っ た
意味わからなかった,戻りたかった,
……そしたら急に……体が自由になって
……後ろを振り向いたら____
柵が不自然と折れ曲がり,空中に浮遊する,
目の前には……真っ黒で,世界に存在しては行けない……気がした
……でも屋上から出なきゃって思って声を出した
「……ね ……ねぇ!どうして目の ま r ────?
え っ?」
瞬間,体が空中に放り投げられた,
……違う……!!?押された
目の前の化け物が,人が理解しては行けない言葉を放った
「……ゴメ n名……ザィ」
謝ってるように見えた……だけどそれがなぜ……?と分からなかった
……空中に駆り出され、地面が近い──そうすれば
……脳内に声が響いた……痛い……痛い……痛い!!
「……貴女サマハ,転生者トシテ,生マレ変ワリマス」
「……誓イマショウ」
「……意味わかんないよ っ……転生者って……!!」
……私が質問聞いた時
「……ブチュン」
と言う音が鳴り響いた
……こうして,学校の校庭には───
孤 独 の 頭 無 し 人 と ねじり曲げられた,柵 が 入 っ て い た
✦───✦
……グロくはないです