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俺と不思議な攻防戦

作者: 可惜 貴方

熱に苦しんでいたときに思いついた話なのでそこまで世界観が練られていませんが、暇つぶし程度に思っていただければ幸いです。

「攻撃部隊!ただいま敵と戦闘中」

「防衛部隊!冷却攻撃が来たため宇宙船を断熱材で覆います!」

「司令官.......どうやら目が覚めたようですね、あなたは熱攻撃によって昏睡状態になっていたんですよ」

訳のわからない声の中、俺は起きた。どうやら宇宙船(?)は敵に攻撃されており、かろうじて防衛できている状態にあるらしい。

そして俺はこの船の司令官であり、敵に攻撃されて眠っていたようだ。

「すまん、記憶が朧げで何も思い出せそうにない、俺は司令官であなたはその補佐みたいなもので合ってるか?」

「そうなりますね。私は司令官代理のフナチカ、あなたを支え、あなたの代わりを務める存在です。」

フナチカの説明によると、今宇宙船は未知の敵により大変な状況になっており、資源も枯渇気味、何かの助けがないと兵糧攻め状態が続いてこの船が負けてしまうらしい。

俺は記憶がないが、ここで死に等しい辛さを味わうのも嫌なので、この船のためにできることをすることになった。

「では操縦席に案内します。その奥に司令官の席があるのでそこにあるパネルで状況の詳細を把握してください」


俺は司令官の席なるものに座り、状況を見た。先程までは熱攻撃をうけ、船内がとても熱くなり、その後に冷却攻撃によって温度が急激に下がったため、これ以上熱を逃さないために断熱材を張り巡らせていてことなきを得ている。

しかし、冷却攻撃はとても強く、いつまで耐えられるかわからない。


悩んでいると頭の中で急に、「クルダ星にある土を使って敵を攻撃すれば冷却攻撃を防げる」という情報が浮かんできた。地図を見るとクルダ星はすぐ近くで、船をジャックされたわけではないのでそこまで行くことはできる。俺はクルダ星まで行き、土回収部隊を作って土を回収させた。問題はどうやってこの土を攻撃部隊に渡すかである。悩みに悩みすぎて俺は倒れた。


.........


「はっ!ここは.....?あ、俺の部屋だ」

俺は目を覚ました。今までの出来事が少しぼんやりだが記憶として残っている。熱によって寝ていたため、結構複雑な夢を見ていたようだ。

俺は起きて解熱剤を飲み、また布団に入った。夢の熱攻撃や冷却攻撃は全て俺の体での出来事だったのか.....


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