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ギャル子憧れの恋ばな


 お昼食べ始め早々やらかしてしまいました。ギャル子です。


 何か違う話題を振ろうと思います。


「そ、そういえば聞きたいんだけど。あーしちゃん、お腹寒くないの?」


 自分の事を『あーし』と呼ぶ子、あーしちゃんはブラウスのボタンを上からも下からも開けていて、オヘソが見えている。腹巻きあげたい。


「あーし?寒いけどカワイイのためには我慢だよ。」


 そうなんだ。一つ勉強になった。


「ねえ、ぴくちゃんはタイムリープしてきたの?90年代から来たの?カワイイけど。」


 こっちの『よろぴく。』って言ってた子、ぴくちゃんはガングロまではいかないが、日焼けしたような茶色の顔に目の周りだけ白いメイクをしている。


 もちろん足元はルーズソックスだね。これは萌える。


「ぴく?私の事?いいけど、それよりもタイムリープ?タイムスリップじゃなくて?リープって聞いた事無いんですけど、うける!」


 うけた?それよりタイムリープって言うよね?ウェブ小説だけの言葉なの?誰か!



「そんな事より、あーしはギャル子の事聞きたいな。恋ばなとか。」


 来たー!来ましたわ!恋ばなとか女子トーク!憧れだったの。オタトークは得意だけど、何を話せばいいのかな?


「クラスでいいなって男子いた?ギャル子カワイイから誰でもいけんじゃね?」


 カワイイのかな?いけるの?初めての彼氏とか出来ちゃうの?


「そんな事無いよ。でも、うーん、クラスだと田林君とは趣味が合いそうって思ったよ。」


 たぶん彼もオタクだろう。マイナーなアニメを知ってるくらいだし。


 それに顔もカッコいいんだよね。


 なにこれお似合いのカップルじゃない!?


「あ~、騎士様かぁ~。一度は通る道よね。」


「あ~、ストーカーかぁ。あーしも通った道だよ。お姫様抱っこしてもらったなぁ。」


 なんか残念な感じなの?


 お姫様抱っこ?そんな事してくれる男子いるの?


「なにそれ!して欲しいんだけど。」



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