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サンショウウオをいただきます。そしてモモ枕。


「「いただきます!乾杯!」」


 まずはスッポンの血をブドウジュースで割ったドリンクで乾杯した。


 お風呂から出てきた二葉に状況を説明して今夜は二人きりだと伝えた。

 二葉はモコモコのパジャマを着ている。

 なぜか下はショートパンツ?上下セットのモコモコズボンもあったのに。フトモモが丸見えの男子が好きなヤツだ。(膝枕してほしい)


 まあ、それで冷めないうちに夕飯を食べることに、メインはカレーだ。


「うん、普通にブドウジュースだね。」

「そうだな。で、これがサンショウウオか。」


 二葉は串を持ち色々な角度から観察している。


「悠くんお先にどうぞ。」

「けっこう勇気いるぞコレ。食べるけど、あむ。」


 こういうのは一気にいった方がいい。


「頭からいくの!?体の肉が付いてる所だけじゃないの?どう?美味しい?」

「丸ごと食べられるでしょ!知らんけど。んー歯ごたえのある魚?塩の味?まあ不味くはないよ。食べてみたら?」


 女の子はこういうゲテモノ駄目だよな。おおっ、お腹の肉にかぶり付いた。


「んむーむー、ジュースジュース。」


 足をバタバタして悶絶している、ジュースをゴクゴク飲んでるけどそれアレのジュースだよ。


「ぷはー!生き返った!見た目が無理だよ。」

「それなら食べなくてもいいのに。」

「いいのいいの、サン様のせいに出来るでしょ。」


 何が?


「ほらほらカレー食べるよ。あむ、ん?ニンニク効いてるカレー初めてかも。」

「本当だな。二葉のお母さんが持ってきたの入れたんじゃないか?なんか変なのも入ってるし。」


 例の通販みたいな食材だ。カレーが強いからよくわからない。ニンニクカレーって感じだ。



「「ごちそうさまでした!!」」


 その後、二人で洗い物していただけなのに二葉は嬉しそうにしていた。

 片付けも終わりソファーに並んでのんびりしていると耳を疑うセリフが。


「悠くん膝枕してあげよっか。」


 マジですか?いいんですか?


「ええっ、いいよ。恥ずかしいし。」


 あーなに断ってんだよ、俺!


「いいからいいから、さっきしたいって言ってたじゃない。」


「え?心の声?読めるの?」

「うふふ、気付いてないの?全部声に出てるよ。」

 

 え、ええー!


「おっかしー、お義母さんの悪口とか私のお母さんの胸に顔うずめてる時も声に出てたよ。聞こえない時もあるけどブツブツ言ってるよ、いつも。」


 それでか、みんな俺の心読むな!って思ったんだよな、まさか声に出てるとは。


「そういう訳だから、ホラっおいで。」


 こら、フトモモをポンポンしない。カワイイ仕草ベストスリーのやつ。


「えいっ、こうしてやる、どうだ。悠くん観念しろ。」


 頭を掴まれて無理やり倒される。抵抗しようとして半回転してしまった。


「きゃっ悠くん、それは。」


 これが膝枕かぁ、膝というよりフトモモ枕ではないかっ!柔らかいけど暗いな、下はフトモモで間違いない。上は?まさか上も柔らかいヤツなのか!前は?


「悠くん、膝枕ってこっち向かないと思うよ。そこでスーハースーハーしないで。ち、ちょっと、なんで下向くのよ!舐めた?今、足舐めたでしょ。」


 なぜバレた。 


 


「もういいでしょ、そろそろベッドに行きましょ。」


 このまま寝てもいいですか?


「ダメです。悠くんまた声漏れてるよ。」




 ベッド?


次話「悠真、狼になる!も、アレに転職」に続きます。

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