このテスト範囲はムズカシイ
「じゃっ、二葉の事お願いね悠子さん。でも本当にいいの?私だけパパとデートだなんて。」
葉月おばさん帰るのか。
「いいのいいの、子供がいると二人っきりでデートとかなかなか出来ないんだから。この二人を見てると昔に戻ってイチャイチャしたくなるでしょ?」
「そうなんだけど。では今度は悠真ちゃんウチで預かるわね。」
二葉の家に泊まり行くのもいいな。二葉のお父さんにも久しぶりに会ってみたい。
「二葉、頑張ってね。お母さん帰るよ。」
「うん。」
「悠真ちゃん、高校生らしい範囲内でお願いね。」
高校生の範囲って何?
あれだけ煽ってきて高校生の範囲って、どこ?
どこまでいいの。
「ちゃんとテスト範囲を教えてくれないでしょうか。葉月先生。」
「あら、わからないのかな悠真ちゃん。二葉を怒らせたり悲しませなければいいのよ。泣かせないでね。」
わかったような、わからないような。まあ二葉が悲しい顔しないようにしよう。
あとはいつも通り二葉に丸投げだ!
「わかりました。任せてください。」
「お願いね、ギュッ」
ハグされました。
「それじゃあね。ンッパッ」
投げキッス頂きました。ドキっとしました。クラクラしました。こういうのを自然とやるんだよな、葉月お姉さん。
二葉が怖い顔しています。
すでに怒らせてしまいました。
これ俺悪くなくない?
「なんかお母さんと悠くんの距離感やだな。」
もう悲しい顔してるんですけど。
「俺たちも少しずつ距離縮めていこうな。ギュッ、ポンポン」
抱きしめて頭を撫でてあげる。子供の頃、怒ったり悲しい顔した時にこうしてあげると機嫌良くなる。
「でへへぇ、もっと撫で撫でして。」
ほら正解でしょ。
このテストはなんとかなりそうだな。




