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作者: 奈宮伊呂波

放課後の夕焼けは 灰色の雲に遮られた

アスファルトが黒く染まっている

風もないのに濡れた肌が少し冷たい

駅の周りはいつだって人で溢れている

誰もが片手を不自由にして 陰鬱にしている

雑多な街を見ているだけで 息が掠れる

そんな私に 笑顔の少年

似合わないオネエ言葉で照れを隠す

私の代わりに手を空ける 走る背中は大きく見えた

普段見る友達と話す彼は明確に男口調で

それが余計に微笑ましくて 素晴らしいと思ってしまう 私は傘を持っていたけど

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