リベンジ
第2話です!!
引きつけますよー!笑笑
『第2話 リベンジ』
次の日
『起きてください、もう朝ですよ!』
小和野 杏16歳
昨日私は、傷ついて森で倒れた彼を看病することに。
自分でも、どうしたか分からないけど放ってはいられなかった。それは確かなのですが…。
『誰だ…お前。』
『誰って!!昨日、森で会った 杏ですよ!』
ほんと…この方は、、、ーー酷いっ…。
内心覚えられていないことにショックを受けたけれど、ふと。あることを思い出して持って来たバスケットからサンドイッチを取り出した。
『これ、作って来たのですが……食べます?』
『食う。』
即答。お腹空いていたのは分かりますが、私をエサをくれるいい奴!と思ってないかしら。
思ってそう。と思いながら視線を旬に戻すと、そこにはたくさんの動物が集まっていた。
『えぇ、なにこれ?』
驚いた様子を隠せない杏に、それは不確かだが
きっとそうなのだろう。と思わせるものが一つあった。
この人は、やっぱり優しい人なのだ。と
でなければこんなのは証明できない。
『何だお前ら、やらねーぞ。これは俺のもんだ
俺が食う!!』
口は悪いですけど…。
少し可愛く見えて笑みをこぼす
『美味しいですか?』
『にょもい』
『すみません。ちゃんと飲み込んでからどうぞ』
そう言うと、彼はモグモグ。と食べ、飲み込み終わり、こちらを見て何かを話すと思ったらまた食べ始めた。
彼女が早起きして作ったサンドイッチは、ものの数分で完食された。
『美味しかったぞ、ごちそうさま。』
なにも言わないで食べ続けるから不味いのかと思ったけど、よかった。作った甲斐ありましたね!
先ほどと同様に、杏は何かを思い出したようで
旬に話しかける。
『ところで傷の具合はどうですか?』
『いい感じだ、おかげで動ける』
『だったら、もうすぐかな…?』
ボソッと考えるように放った言葉に旬は首を傾げてハテナマークを浮かびあげていた。
『では、行きましょう』
『どこにだ?』
旬の話を聞いた時から考えていたこと。
人助けであり、恩返しであり、リベンジである。
そう…それは!!
『森へ、熊さんをやっつけに!!』
第2話読んでくれてありがとう!!!
どうだったかな?感想よろすく!!笑笑