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出会い

プロローグ読んでくれてありがと!!!!


1話もどうぞよろすく!笑笑


『第1話 出会い』


私は、小和野おわの あんず16歳

お母さんの作ってくれた赤い頭巾をいつも被っているから皆さんから「赤ずきんちゃん」って呼ばれてます


私の趣味 というか好きなことは、森にいること!

森に行って過ごすこと!なのです。

特に何をするってわけではないんだけど…森に行けば

色んなワクワクとの出会いがあるの!


お母さんは森に立ち入ってはダメ!なんて言うのだけれども、大丈夫よ!

だって今まで危険な目に遭ったりしてないしー。

遭ったら遅いんだけどね…


ガサッ…。

微かに何かの足音がする。


『大丈夫よ、動物たくさんいるし。きっとウサギか何かの小動物よ』


そっと後ろを振り返ってみると…そこには狩り人の身なりをした男性が彼女に向かって手を伸ばしていた。


『きゃー!!!』


身長は、赤ずきんよりも遥かに高く。

腕は、太くもなく細くもなく鍛え抜かれた立派なものだった。


その腕が、赤ずきんに触れ…はしなく、

彼はそのまま倒れてしまった。


『え!?えぇーー、』


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


『あれ、ここは…。』


『ひぃっ!あ、あのー。大丈夫…ですか?』


彼が唐突に起き上がるので少々ビビりながら話しかける赤ずきん。


『…。』


あれ。反応が薄い…

もしかしたら、先ほど倒れた時に頭を打たれていたので、記憶がないのかもしれませんね!

なら、あまり触れない方が…


『お前は…さっき森にいた。』


普通にありますね。


あまりの出来事に考え過ぎの考えを本当に考え過ぎと思い知らされ、ふぅ…と ため息をこぼす。小和野 杏16歳


『なんだ。』


『いえ、別に。それより貴方は?』


『俺か?俺は旬。荒山あらやま しゅん


『荒山さん?』


『旬でいいぞ』


『 では、旬?何故倒れてしまわれたのですか?見た所、体に傷もありましたし。』


彼は少し悩んだような顔をして、断片的な記憶を辿るかのように言葉を発した。


『ええとー。』


コクコク。


『熊……?と 戦って……!ーーーー 負けた…。』


ガチッ…!


この時彼女の身には、まるで石化したような音がして、実際に彼女は…固まっていた。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


『要するに。いつもお世話になっている人に!恩返しがしたくて?クマを食べされて上げようとしたけど、体がそんなになるまでコテンパンに やられた と。』


『おぉ、そう!』


そう!って流石に危なすぎる。むしろ、よく生きていたくらい。何を考えているのかしら。


『熊肉ってうまいんだ!婆ちゃんにも食わせてやりたくてよ、助けてもらったお礼に今度お前にも食わせてやるよ!』


きっとすごく単純なんですね

すごいのやら、すごくないのやら。


『いえ、結構です!』


……こいつ人か。なんて顔で私を見ないでください。


『私決めました、旬の傷が治るの私看病します!!』


『お、おう?(なんだこいつ…変な奴だな。)』


この時から私は、この人の持つ魅力に少しずつ

引かれていったのです。だってこんな得体の知れない人なのに。


何故だか私は放ってはいられなくなっているのだから


『何かよく分からねぇけど。 お前いいやつだな!』


『そのお前。っていうのやめてもらえますか?

私は、小和野 杏 って言う名前があるので!』


杏と言う、初めて聞く名前に少々戸惑いながらも自分の中で何回も言い聞かせた後にこちらを振り向いて言った。


『なんか…ありがとな!杏』


不意に見せた初めての笑顔。普段あんな怖い顔をしているせいか、彼の笑顔はどこか落ち着く優しい顔に見えた。


『はい、こちらこそ!旬』


私まで笑顔になってしまいます!



第2話もお楽しみに〜!

えー、待ってないって?そんなこと言わずに

よろすくね!笑笑


コメントも待ってます!!!

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