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C神の使い 共通①


「天界序列六位天使ティタリアナ」

「はい」


我々の主たるジェロンスピュ神に名を呼ばれる。たとえ階級が高くとも姿を拝見することはできないので声だけだ。


「人間界のエリア・アラビンに行け」

「はい」


「人間に名を訪ねられた場合は“シェーヤ・ナイチェ”と偽肖(ぎしょう)を名乗るといい」

「了解いたしました」


なぜ階級が6位の私が人間界などにいかなければならないのか気になりはしたが、神に許可なく意義も質問もしてはならない。


「なぜお前を人間界へ派遣するかを話そう」

「はい」

「アラビンの者達は次の人王を巡って荒れておるからだ」


エリア・アラビンのティードラァ地方ではたしか先代の人の王が魔王から城を奪ったという。


「お前は人間を好いてはいないが故に、辛辣かつ公平たる采配を下せる」

「かしこまりました」


結局神は人間甘いから、人間を罰しすぎず殺さず裁きを下すのは面倒だ。

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