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灰の傭兵と光の園 ─ 世界設定&メカ資料集(一部イラスト付き) ─  作者: 青羽 イオ
勢力

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カルディア社(Kaldia Industries)

 カルディアは、兵器・RF(人型巨大兵器)・電力・資源・物流・医療工学までを垂直統合で握る、超複合型メガコーポ。


  作中では「汎用性(=どの戦場・どの産業にも転用できること)」を最上位に置いた運用設計で知られ、特定産業に尖るグラウバッハやアストレイアに対し、「広く深く」を同一基盤で束ねる企業像として描かれる。


■概要

性格:

 汎用性と運用のしやすさを最優先する、総合軍需・総合インフラ派。 カラー:白~青(規格化・統一感・工業的清潔さを象徴)。

 立ち位置:都市・補給・戦場の“標準”を作り、標準そのものを支配に変える側。


■企業気質

 カルディアの合言葉は「兵器は単体性能ではなく、運用性能が物を言う」。 製品の価値をスペック表ではなく、導入後に回る仕組み(補給、整備、教育、互換、換装、ログ回収、改修循環)で測る。

・汎用性の徹底

・規格化と互換性


■事業領域

 カルディアは「何か1つの産業に特化」しない。むしろ多産業を同時に抱え、相互に噛み合わせて兵站と戦力を成立させる。


・軍需(RF/戦車/ドローン/砲兵体系/個人装備)

・インフラ(発電、送電、蓄電、浄水、簡易居住モジュール)

・資源(採掘、精錬、再資源化、灰域回収)

・物流(輸送規格、整備拠点、補給パッケージ)

・医療工学(止血材、応急処置、耐灰フィルタ、義肢・補助具)



■兵器運用設計思想

カルディア製兵器は「強い一撃」より「回り続ける仕組み」を優先して設計される。


1) モジュール化

 センサー、腕部、背部、装甲、冷却、電源を換装前提で分割。

 同一フレームでも、警備・護衛・迎撃・制圧・搬送支援へ寄せられる。


2) 兵站優位

 交換部位は「現場で交換出来る」「工程が少ない」を重視。


3) 教育コストの最小化

 操作系を統一し、機種転換の負担を下げる。

 “個人”ではなく“隊の平均点”を底上げする方向。


■RF開発系統(世代区分)

第2世代機:リミネタタイ(RF-07K( )《リミネタイ》)

第3世代機:エクイテス(RF-17K( )《エクイテス》)


■第2世代:リミネタイ

●概要

 RF-07K ( )《リミネタイ》は、カルディア・グループが開発・運用した第二世代RFであり、前期型(第二世代)と、規格統一・電動化を反映した後期型(第2.5世代)に大別される。

 開発の出発点は、RF-04Kの欠点是正と、グラウバッハ/UDFとの開発競争への対応。

 前期型は専用装備と電子制御で操縦性を底上げした一方、互換性軽視により現場負担が増大し、後期型でRF部品規格統一条約準拠・ユニバーサル化・バッテリー駆動へ移行する改修が行われた。


●機体特性

・前期型(第二世代):

 電子制御補助で操縦性は改善したが、独自規格により、他社・UDF機との互換性不足が混成運用の足枷になり、整備性はむしろ低下した。


・後期型(第2.5世代):

 RF部品規格統一条約に準拠した共通規格を初採用し、整備性・互換性が飛躍的に向上。出力自体は前期同等だが、制御効率と反応性が改善している。


●運用状況

・前期型:

 カルディア・グループ系警備部隊で運用。UDFにも限定供与されたが、現場不便から短期で更新対象となった。


・後期型:

 カルディア・グループ/UDFで主力として広く採用され、多数が現存。バッテリー標準化により長期にわたり現役運用が可能で、第三世代RF設計にも影響を残した。



RF-17K( )《エクイテス》

●概要

 RF-17K エクイテスは、カルディア社が開発した第3世代RFであり、主力量産機/汎用型に位置づけられる。


 アストレイア社のRF-12A( )《ヴァローナ》が実戦で圧倒的戦果を挙げたことを受け、カルディア社は既存の第3世代計画を凍結し、ゼロベースで再設計したエクイテスの開発に踏み切った。


 エクイテスは、カルディア社が得意とする汎用性・量産性・整備性を最大限に活かしつつ、第3世代相当のスペックへ到達した機体として整理される。


 ヴァローナの技術的完成度が想定を大きく超えていたため、カルディア社の既存案は白紙となり、次の技術的改革が採用された。


●機体特性

 設計思想は「万能を底上げすること」。突出した一点性能より、部隊運用・長期戦での耐久性を重視する。

 特徴として、汎用骨格・安定構造・任務別換装前提の拡張設計・ユニバーサル規格パーツの採用が挙げられる。


●運用状況

 カルディア社および関連軍事企業で主力第3世代RFとして広域配備。

汎用性の高さから傭兵勢力による独自改造型も多数確認され、普及率の高いモデルとされる。


他社との比較

グラウバッハ:堅牢・手順・現場主義の“工業の強さ”。

 → カルディアはその上で、規格と運用系を押し付け、広域で支配する。


アストレイア:尖った試作と研究で先に行く。

 → カルディアはそれを「回る形」に落とし、標準化して数で制圧する。


※本設定の原案は覚醒不知火氏によるもの。


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