【機体紹介】RF-17C《ヴァルケンストーム》
【機体紹介】
RF-17C《ヴァルケンストーム》
〜白帯を“汚さず通す”ための、VOLK隊前衛RF〜
■機体概要
RF-17C《ヴァルケンストーム》 は、カルディア社製の第三世代主力RF-17K《エクイテス》 を基体に、 前衛突破・局所遮断用のRF(人型巨大兵器) で、 ヒロが VOLK-6 として搭乗している機体です。
同じ17系を元にしたアキヒト機《ストレイ・カスタム》が 「細い刃で道をこじ開ける切り込み役」だとすれば、 ヴァルケンストームは「白帯を守りながら、前で殴り合う盾付きボクサー」のようなポジションにあります。
■開発の背景と役割
● RF-17K《エクイテス》とは?
母体である RF-17K《エクイテス》は、カルディア社が第三世代RFとして整えた 汎用・量産向けの標準骨格 です。
部品の規格を統一して整備しやすくミッションごとに装備を差し替えやすく長期運用に耐えるバランス型その「土台」を前衛向けに振り切った派生のひとつが、この RF-17C です。
●ヴァルケンストームに求められたもの
ヴァルケンストームの運用目的は、ざっくり言うと三つ。
白帯(避難路)を汚さず通す前衛突破。
破壊そのものより「避難民を通すこと」が最優先。
“窓開け”と“局所遮断”の両立。
面を張り、角を奪い、後続の突破役に背中を渡す。
非破壊・低可視化寄り。
爆圧や延焼を抑え、白帯や周囲の構造物への被害を最小限につまり、「派手に吹き飛ばして終わり」ではなく、 “護送線を維持するための前衛”として設計・運用された機体です。
■シルエット・外観
ヴァルケンストームの外観は、 同じ17系でもストレイより“前に体重をかけた格闘寄り”。
白〜淡い色の装甲色(白帯任務を意識)。
やや前傾重心のシルエット。
腕部には トンファー運用を想定した保持部。
背部は重武装ではなく、軽量ラック+補助具中心。
脚部には杭やワイヤを展開するための基部を装備。
見た目からして「盾を構えた前衛」の印象が強い機体です。
■武装構成(ヒロ運用時)
ヒロが乗っていた時期の標準的なパターンは、 「短制圧 → トンファー連撃 → パイルで決着」 の近接主導コンボです。
●初動:短制圧ユニット(AC-22)
近距離用の制圧兵装
相手機の視線や照準をずらし、姿勢を崩す役目
「一瞬こっちを見させない」ための揺さぶり
●主武装:スタントンファー
腕部に固定された トンファー型打撃武装
打撃のたびに「強制放電」が蓄積し、一定量を超えると相手機が硬直
コンボ例:
斜め打ち → 横打ち → 叩き落とし
打撃角度を変えながら、短時間でスタン値を稼ぐ。
●決め手:パイルバンカー(二段)
硬直した相手に 二段式のパイルバンカー を叩き込む。
状況によっては、トンファー側の芯を露出させた刺突から連携する形もある。
●防御・補助装備
面盾(可変曲率シールド)
白帯側を守るための“面”をつくる
磁杭/ワイヤ
敵の足止め、地形固定、簡易バリケード構築
閃光・白煙弾
視界遮断用。白帯や避難民側を守るためにも使用数は計画的
白帯のすぐそばで戦う機体なので、 「爆心地を作る」より「線を守る」装備構成 になっています。
■戦い方のイメージ
ヒロとヴァルケンストームの組み合わせを一言で表すなら、「前で殴られても折れないドアマン」です。
シールドと杭で“面”を立てて敵の進行を止める
短制圧で視線とバランスを崩す
トンファー連撃でスタンを蓄積させる
動きが止まったところにパイルで一気に決着
その間、白帯と避難民側には極力破片や爆炎を飛ばさないよう、 出力や弾種が細かくコントロールされています。
■ストレイとの違い(ざっくり)
同じVOLK隊の17系でも、 アキヒト機《ストレイ・カスタム》とは役割がかなり違います。
ストレイ
「細い道をこじ開ける」高速突破役
射撃→一撃離脱寄り
ヴァルケンストーム
「線を維持し、前で殴り合う」前衛盾役
打撃→スタン→確殺コンボ寄り
二騎が並んで動くとき、 ヒロ機が “前の壁” を作り、 アキヒト機がその横や後ろから “通れる窓” を開ける、 そんなイメージで読むと分かりやすいと思います。
■まとめ
ヒロの RF-17C《ヴァルケンストーム》 は、白帯という「守るべき線」を汚さず通すために設計された前衛RF であり、 VOLK隊の「盾」として前線に立ち続けた機体です。
派手さよりも堅実さ、 大破させるよりも“通すこと”を優先するその戦い方は、 ヒロ自身の性格や、白帯に対する向き合い方とも深く結びついています。
※本設定の原案は覚醒不知火氏によるもの。




