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灰の傭兵と光の園 ─ 世界設定&メカ資料集(一部イラスト付き) ─  作者: 青羽 イオ
世界・用語・技術・兵器

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陸上戦艦グレイランス(GREYLANCE)

1. 基本情報

 正式名称:グレイランス(GREYLANCE)

 分類:陸上戦艦(地上走行型・移動拠点)

 通称/略称:GL

 立ち位置:白帯護送の可動中核。VOLK・ラインガードと共同運用。

 一言要約:「戦う戦艦」から「帰り道を維持する戦艦」へ転身した陸上戦艦。


2. 要目( )(スペック)

 全長:220メートル(レンジ200〜240メートル)

 全幅:42メートル

 全高:28メートル(アンテナ除く)

 地上クリアランス:2.2メートル(可変1.8〜2.6メートル)

 車体重量:12,000トン(満載14,500〜16,000トン)


動力:原子炉

 走行方式:独立クローラ×10(片側5)/原地旋回可

 最高速度:40km/h(舗装路)/22km/h(崩壊域)

 運用持続:6ヶ月(補給・保全による)

 RF搭載数:最大12機(標準8〜10機)

 避難民収容:最大1,000人

 常駐人員:コアクルー120人+傭兵100〜180人


3. 武装・装備

主な武装

 主砲:28センチ三連装砲 ×1基

 副砲兼対空砲:12.7センチ単装砲 ×4基

 対地・対艦ミサイルVLS:8基

 対空ミサイルランチャー:6連装 ×2基

 対空機銃:28ミリ対空迎撃機銃 多数

 電子戦:改装時に最低限の電子戦能力を付与


4. 概要と役割

 グレイランスは、崩壊域における避難民の護送・収容・「面」の維持を担う陸上戦艦である。

 白帯の外側を低速で並走し、以下の機能を一体運用する。

 白帯の護衛・管理

 RFの整備

 医療・隔離機能(避難民・傭兵双方)

 物資搬入・補給のハブ


5. 来歴(フェーズ別)


Phase I(正規軍時代)

 正規軍所属時は、前線用の陸上戦艦として運用。

 主砲・多連装ロケット(MLRS)・VLSなど「撃ち抜く」「押し込む」火力が優先されていた。

 RF搭載数は最大6機、避難民収容能力は約200人規模。


Phase II(人道転用)

 灰災による避難任務の増加に伴い人道目的に転用。

 主砲の縮小・一部撤去、収容ホール新設、医療区画の拡張などを実施。

 避難民収容能力が約600人に増強され、「避難船」としての性格が強まる。


Phase III(奪取)

 UDFの衰退期、企業による接収計画が進む中で、ヴァイスが企業の接収未遂を阻止。

 結果として、グレイランスは正式な編制外艦として「奪取」され、クレイブアクト側の拠点となる。


Phase IV(現行仕様)

 現行仕様では「抑止」を優先した装備体系に再構成。

 RF搭載能力を最大12機に拡張し、舷側カタパルト×2を増設(右舷1/左舷1)。

 「戦う戦艦」から「白帯と帰り道を維持する戦艦」へと役割をシフトしている。


6. 構造・機能

 舷側カタパルトとハッチ

 舷側カタパルト(S/C-2):右舷×1、左舷×1。

 側面扉内に格納され、展開時に張り出す形式。

 右舷・左舷それぞれに補給用ハッチが2個ずつあり、コンテナなどの物資を搬入。

 搬入には艦内コンベアを使用し、整備区画・医療区画などへ振り分ける。


7. 搭載機(主な編成)

 VOLK隊・第1期編成時

 RF-17SC〈ストレイ・カスタム〉(アキヒト)

 RF-17C〈ヴァルケン・ストーム〉(ヒロ)

 RF-12AS〈レイヴン・アイ〉(リュウ/長距離・測距支援)

 RF-08GF〈ブル・ロアー〉(ゴーシュ)

 RF-08GD〈バッド・バンカー〉(ガンモ)

 RF-12AP〈ブレイン・モール〉(ポチ)


9. 艦橋要員(概要)

 艦長(Captain):ヴァイス・グリフ

 艦全体の最終決定権を持つ指揮官。

 戦闘・契約・避難民受け入れの最終承認を行う。


 戦術長(Tactical Commander):アーク・ユリシーズ

 主砲・副砲の火力運用、RFとの連携戦術を統括。


 戦術管制士(TACCO):ミナト・クライン

 地形・灰密度・敵反応などの解析、戦術長の補佐。


 操舵手(Helmsman):アントニオ・マルティネス

 艦の操舵・姿勢制御・速度管理を担当。白帯への追随操艦を担う。


 センサー長(Sensor Chief):セイナ・アールト

 灰密度・熱源・地表動揺・白帯。


 通信長・主計長:ジル・ハートマン

 外部通信・IFF・暗号回線を統括しつつ、契約・経費・物資消費の管理も兼任。


 火器管制士(Gunnery Officer):ダン・マクレガー

 主砲班・副砲班の実務指揮。砲術科との連携窓口。


 生活支援連絡士(Living Liaison):カエデ・シュトラウス

 避難区画・居住区の状況を艦橋へ報告し、生活支援科との連絡窓口を担う。


※本設定の原案は覚醒不知火氏によるもの。


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