グラウバッハ社(Graubach Heavy Industries)
グラウバッハ社は、「まず動く」「壊れない」を最優先する、防衛・産業機械メーカーである。
工事現場や資材搬送で培った堅牢な工業技術をそのまま戦場に持ち込み、RF(人型巨大兵器)分野では重装、信頼性、火力に特化した設計で知られている。
社のコーポレートカラーは産業機械の緑。
灰の地表や白帯近傍でも視認しやすいこの色は、「手順と技術を信奉する緑の旗」として、しばしばカルディア社やアストレイア社と対照的に描かれる。
■企業概要
・性格
手順と技術を最優先する現場主義・実直派で、新技術の導入にはきわめて慎重。
機体開発のスピードでは他社に後れを取ることも多いが、派手な実験機や尖った高性能機よりも、「決められた通りに動き続ける量産機」を何より重んじる。
・立ち位置
最先端の技術より、信頼性・実用性の積み上げを重視。
・競合・関係
アストレイア社:新技術志向の受け皿。グラウバッハの慎重路線に不満を持った一部技術者が、アストレイアに移籍した経緯がある。
カルディア・グループ:アストレイアの“実験・新技術優先”路線とは対照的に、何より収益と採算を優先する現実主義の軍需メーカー。
■事業領域
・RF(人型巨大兵器)
主に重装、砲撃タイプ、前線を維持する近接戦用のRFを開発している。
■設計思想・企業文化
●基本方針
・「戦場で動く、壊れない」
先進的な技術より耐久性・整備性を優先。
・面制圧と前線の維持を重視
殲滅能力の高い砲撃戦用の兵器と防御力を重視するRFによる連携を基本戦術としている。
●評価基準
成果:現場で仕様通りに動くか
安全:作業手順と整備基準を満たしているか
コスト:長期運用まで含めた維持費
性能:必要な範囲であれば十分
派手な数字より、「整備時間が短い」「現場での事故が少ない」といった指標が重視される。
■代表的な製品・機体
●RF-08G《エレファント》(第二世代/重RF)
厚い装甲と大口径砲を備えた第二世代重RF。
第三世代的な実験技術の多くを見送り、一部武装のみ新技術を限定採用したことで知られる。
量産性、整備性にも優れており、グラウバッハ社製のRFの中でも高い完成度を誇る。
●RF-18G《リッター》(第三世代/重RF)
●RF-18G《リッター》(第三世代/汎用・前線突破RF)
アストレイア社のRF-12A《ヴァローナ》に対抗するため、試作RF-13G《レイター》計画を撤回したグラウバッハ社が、新規第三世代計画として開発した新型RF。
バッテリー駆動とアストレイアから模倣したLSL(RF-17K《エクイテス》経由の二次コピー)を採用し、従来より細身のシルエットでありながら厚い装甲と高火力を維持、機動性も引き上げたことで、前線突破と防護の両方を担える重装騎兵の様な機体となっている。
■他企業との関係
●カルディア・グループ
カルディアがある程度の先進的な技術を導入するのに対して
グラウバッハは先進的な技術を殆ど導入せず、ごく一部の試験的導入に留めている。
●アストレイア社
グラウバッハの慎重路線に不満を持った技術者が移籍し、
その一部が第三世代RFや新制御技術の礎となったと言われている。
●UDF
UDFからのグラウバッハ社製兵器への信頼は高く、白帯防衛や後方支援任務にはグラウバッハ製の機体が多く採用されている。
※本設定の原案は覚醒不知火氏によるもの。




