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灰の傭兵と光の園 ─ 世界設定&メカ資料集(一部イラスト付き) ─  作者: 青羽 イオ
クイックガイド

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RFとは?この物語に登場する“人型巨大兵器”の基礎説明

■RFとは?──『灰の傭兵と光の園』に登場する人型巨大兵器の基礎


本作世界におけるRF( )(レイドフレーム)は、全高10〜13メートル級の人型巨大兵器の総称です。

ただしRFは、最初から「敵を倒すための兵器」として生まれたわけではありません。


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1. RFの起源:撃つためではなく「通すため」


大規模な灰災のあと、道路や橋は壊れ、瓦礫と灰で「運べない」世界になりました。

先に必要になったのは、戦車や砲よりも、通れる道を取り戻すための仕事です。


・壊れた橋を仮設でつなぐ

・瓦礫をどかして通路を開く

・灰に埋もれた地面に、避難路(白帯)を引き直す


こうした作業を、人の腕と脚に近い動きでやれる機械が求められました。

既存の作業重機をかき集め、装甲を足し、脚を増設し、危険地帯で踏ん張れるようにした機体が、RFの原型です。


当時のRFに与えられた役割は、敵を撃つことではなく、白帯を延ばし、避難民を通すための「動く壁」になることでした。


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2. 現在のRF:主力兵器になった動く土台


群れ(ミュータント)の規模が大きくなり、戦う場所も広がり、人手も足りなくなる。

その流れの中で、RFは急速に戦闘向けへ進化していきます。


いまのRFは「機体そのものが完成品」というより、装備次第で役割が変わる動く土台です。

同じRFでも、中身と仕事はまるで違う。そこが本作のRFのポイントです。


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3. サイズ感と基本構造 (ざっくり)


・全高:10〜13メートル前後(機体によって差あり)

・重量:30〜50トン級

・乗員:1名 (パイロット)

・動力:高出力電源+蓄電ユニット (方式は機体ごとに異なる)

・頭部:周囲を見るためのセンサー/カメラ群

・胴体:操縦席、電源、制御装置

・腕部:武器や工具を扱うための機構

・脚部:走行、踏ん張り、姿勢維持のための駆動機構


瓦礫地帯、灰に埋もれた都市、崩落しかけの橋の上など、戦車や自走砲では踏み込みにくい場所へ「足で入って仕事をする」のがRFの強みです。


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4. 推進:ジャンプや急制動の白い噴き


RFは、ジャンプや急制動、姿勢を崩したときの立て直しのために、短時間だけ噴射する推進装置を持ちます。

背面や脚部から白い蒸気のような噴きが走るのは、噴射と排気、冷却が重なって見えるためです。


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5. 操縦とパイロット


RFは「大きい人型」を動かすため、操縦には高い適性が要ります。

重要なのは腕力ではなく、距離感、姿勢の読み、判断の速さです。


機体はパイロットの操作を助ける補助制御を持ちますが、それでも「自分の身体の延長みたいに扱える」人材は多くありません。

そのためRFパイロットは、軍でも企業でも傭兵でも、数のきかない戦力として扱われます。


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6. 武装と役割のバリエーション


RFは装備で役割が変わります。代表例は以下です。


・近接戦:ブレード/パイルバンカーなど

・面制圧:大口径砲/多連装火器/重盾

・支援・かく乱:ジャマー/ドローン/デコイ散布器

・工兵・救助:ワイヤ/回収アーム/固定具など


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7. 作中の代表機(抜粋)


・RF-17SC 《ストレイ・カスタム》(アキヒト)

中量級の万能機。実弾+ブレード+パイルで、前に出て押し返すタイプ。


・RF-08GF 《ブルロアー》(ゴーシュ)

重盾と大口径砲で面を押し上げる突入役。


・RF-12AS 《レイヴン・アイ》(リュウ)

長距離狙撃と監視に特化。白帯の死角を先に消す役。


・RF-12AP 《ブレイン・モール》(ポチ)

ジャマーとドローンで視界と判断をかき乱す支援役。


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8. 白帯とRF:原点は白帯を通すための壁


白帯 (しろおび)は、避難・補給・物資輸送のために敷かれた導光ライン付きの避難路です。

灰の世界で「ここだけは通れる」「ここだけは帰れる」という生命線になっています。


RFは本来、その白帯を守るための機械でした。

崩れかけた橋の上で踏ん張り、群れを押し返し、白い線を途切れさせないための動く壁。


しかし物語の現在では、企業の利権や代理戦争も絡み、RFは「守る」だけでなく「奪う」側にも使われるようになっています。

だからこそ、何を守るために機体を動かすのかが、勢力やパイロットごとの差として物語に現れていきます。


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9. 軍・企業・傭兵で変わるRFの使われ方


・UDF(旧統一防衛軍):教範に沿った編制と運用。古い機体を工夫して使い続ける部隊も多い。

・企業(カルディア/グラウバッハ/アストレイアなど):新型や新装備の投入が早い。そのぶん目的が利益寄りになりやすい。

・傭兵(クレイヴ・アクト/ヘルマーチなど):資金次第で装備が変わる現場。自分たちなりの線引き(白帯を撃たない等)を持つかどうかが組織の色になる。


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■まとめ


RFは、灰の世界で「前へ出て戦う」だけの機械ではありません。

原点は、白帯を延ばし、人を通し、帰れる道を残すための、仕事をする巨人です。


本編リンク

https://ncode.syosetu.com/n1214lr/

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