遡及3
4人は喫煙所の中に入っていった。
マキは少し離れたところに座った。ぼーっと4人を見つめる。なんか幸せな気分だ。
すると、建物の角から1人の少女がこちらを見つめていた。
誰だろう?
マキは立ち上がって建物の角を曲がった。そこには1人の少女が立っていた。
「私、お餅って言うの」
「お餅?本名じゃないよね?」
「この子はサクラ」
お餅の足元には白黒の猫がいた。マキの元へよっていって足元ですりすりした。
「可愛いね」
「サクラは騎士団長なの」
「は?」
「にゃんにゃん王国では鎧を着てる」
「まったく意味わかんないんだけど」
「マキも来る?にゃんにゃん王国」
「なんで私の名前を知ってるの?」
「私はなんでも知ってる」
「あ、看護師から私の名前を聞いたとか?」
「そんな感じ。私も入院してるから」
マキはなんだか落ち着かない気分になった。
ただでさえ、こっちは精神が不安定だってのに、妄想少女に付き合わされるとは。
「こんなところで何してるんだいマキちゃん」
古沢が角から顔を現した。
「ああ、猫ね。可愛いね。お〜よしよし」
古沢はサクラの頭を撫でた。
「この子、お餅って言うんだって」
「なんで猫の名前を知ってるんだい?辺りに誰もいないのに」
「え、、、」
マキは仰天した。古沢さんにはこの子が見えていない!?
サウナ行ってきました~。やっぱり水風呂が好きですね。
あれは生命の危機を感じます。そんなところが好き~。




