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時はさかのぼる1改
「坂下さん、俺......三日三晩眠れなくて。最後には、発狂して近所を大声で叫びながながら走り回ちゃって......もう実家にも帰りずらくて。」
一宮は申し訳なさそうに言った。
「その......精神障害者用のグループホームって、どんなところなんですか?」
坂下は少しだけ考えてから、ゆっくり口を開いた。
「......それは、大変でしたね」
責めるでもなく、ただ受け止めるような声だった。
「グループホームは、精神障害者のある人が一人で暮らしたり、誰かと一緒に誰かと一緒に生活したりする場所ですね」
「俺は興味ないっすね~」
杉原が軽く笑いながら言う。
ここは閉鎖病棟の中だった。特にこれといった娯楽もなく、三人は廊下に座り込んで、なんとなく話をしている。
杉原は俳優みたいな整った顔をしていて、入院する前は千葉駅前で弾き語りをしていたらしい。彼女もいるらしく、その彼女は杉原が自殺未遂したことを気に病んいるという。
少し離れた場所では、マキと古沢が女性テレビコーナーの前で何かを話していた。
第二稿です。




