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命の灯(第二稿)  作者: 坂上きつね
第一章ー--坂下ー--
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時はさかのぼる1改

 「坂下さん、俺......三日三晩眠れなくて。最後には、発狂して近所を大声で叫びながながら走り回ちゃって......もう実家にも帰りずらくて。」


 一宮は申し訳なさそうに言った。

 「その......精神障害者用のグループホームって、どんなところなんですか?」


 坂下は少しだけ考えてから、ゆっくり口を開いた。


 「......それは、大変でしたね」

 

 責めるでもなく、ただ受け止めるような声だった。


 「グループホームは、精神障害者のある人が一人で暮らしたり、誰かと一緒に誰かと一緒に生活したりする場所ですね」


 「俺は興味ないっすね~」


 杉原が軽く笑いながら言う。

 ここは閉鎖病棟の中だった。特にこれといった娯楽もなく、三人は廊下に座り込んで、なんとなく話をしている。


 杉原は俳優みたいな整った顔をしていて、入院する前は千葉駅前で弾き語りをしていたらしい。彼女もいるらしく、その彼女は杉原が自殺未遂したことを気に病んいるという。


 少し離れた場所では、マキと古沢が女性テレビコーナーの前で何かを話していた。

第二稿です。

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