表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

36/36

第18.5話 お大事に、お母さん。いつまでも

この話は、第18話と第19話の間の話になります。

 前日、自然学習館にてリコルド化されていたミランの父と、薫の母である花子を助けたアンジェストロたち。

 戦いの後花子は、病院に搬送され薫はそれに同行した。


 検査の結果、特に体に異常はなく、即日の退院が決まった。

 薫も、急いで職場から来た父、弘も心から安堵した。


 「よかったよぉー…お母さん……」


 そして今日は念のため仕事を休み、花子は自宅療養をしていた。

 薫は風邪を引いた事にして、母を看病していた。

 まあ、別に必要ないのだが、薫は心配だったのだ。


 まだ涙ながらに母の事を抱きしめながら、心配の言葉を呟く位だ。


 「もー、大丈夫だから…。また甘えんぼさんに戻っちゃったわね、薫」


 「甘えんぼでもいいよ、お母さんを守れるなら…」


 「好きでいてくれるのは嬉しいんだけどね…」


 はははと、軽く笑う花子。

 引っ越し前の事もあり、塞ぎ込みがちになっていた薫がまたこうやって、心配の感情でも心を開いて話してくれる事が嬉しいのだ。

 とはいえ、心配し過ぎだとは思っているが。


 「ただいまー!花子、薫!お昼買ってきたぞ!!」


 「おかえりー!お父さん、ナイスぅ!」


 「弘さんまで…気にしすぎ!もー!」


 天土弘までも本日の仕事を休み、花子の看病に当てたのだ。


 たとえどんな理不尽が来ようと、家族が一団となって手を差し伸べる、助け合おうとする。それが天土家であり、薫のかつての担任が守りたいと思った光景だ。


 「で、お昼は何なの、弘さん」


 「疲労回復にいい料理…スープ餃子さ!!」


 「お父さん、なにそれー!おいしそー!!」


 今日も天土家は元気いっぱいだ。

 守りたいなとラパンに思わせる、そんな景色だった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ