表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

35/36

第14.5話 よろしくミラン!葵と一緒!

このエピソードは、14話の後、15話の前の話になります。

 シエル・アンジェに変身した日、ミランは明瀬葵の相棒となったため、明瀬家に住む事となった。薫の負担を減らすためだ。

 初めての戦いを終えて、家に帰って来た葵は、ミランをカバンから出してリビングで自由に飛ばせる。

 ミランは、まさか急に出されるとは思わず、周囲に葵以外の人がいないかを確認する。キョロキョロとしているミランに葵がキッチンで手を洗いながら、声をかけた。


 「天土さんの家はどうかわからないけれど、あたしの家は基本的に、両親とも帰りが遅いし、帰る時は連絡が来るから、普段は羽を伸ばしてていいよ」


 「じゃあ普段、アオイは1人で過ごしてるミラ?」


 「え?まーそうなるかもね」


 「……み、ミランがこれからは一緒に、ずっと一緒にいるミラ!」


 「ん?そう?ありがとね」


 「な、なんだか軽いミラ…」


 ミランとしては、葵が寂しく感じているのではないかと思い言ったのだが、実際の所葵は小学生…あたりからそういう生活が多くなり、高学年の頃には両親共に、もう寝ている間に帰ってきて寝ている間に仕事へ行く生活になっていた。

 そのため、特に寂しいとかは無いのだ。


 「軽くなんて無いわよ。あたしの事を慮ってくれたんでしょ?寂しくはないけれど、誰かと一緒にいるんだから、いつもより楽しい日々になるわ!ありがとう!ミラン!」


 「あ、アオイ…!」


 2人は手と羽を繋ぎ合い、くるくると回った。

 とても楽しそうに笑い合い、ミランを明瀬家に迎え入れた。


 「そうだ、今日の夕飯チキンカレーだけど、食べれる?」


 「鶏肉は大好物ミラ!!」


 自分から聞いたのだが、葵はなんとも言えない気持ちになった。


 「鶏ハムが一番だけど、鶏肉があるならなんでも好きミラー…」


 そんな葵をよそにミランは恍惚の表情を見せていた。


 妖精の食生活とは何とも複雑である。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ