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7話
ゼロは塔の中に入った
1階には誰もいなく、広い部屋があるだけだ
「誰もいないな、どうなってるんだ?」
「階段がどこかにないかな?何も分からない以上登って行くしかないね」
「それもそうか」
しばらく歩くと階段を見つけた
「上に続きそうな階段があった」
「よし、そこから登っていこう、慎重にね」
「あぁ」
階段を登り2階に到着した
「何かの気配がする」
「敵かもしれないね、避けられそうになかったら排除してくれ」
「わかった」
階段から顔を覗かせると敵らしき人がいた
「敵がいた、数は10人」
「いけそうかい?」
「余裕だな、気配を消せてない時点で弱い」
「隠れて通り抜けられる?」
「それは無理そうだ、登り階段の方を見てるやつがいる」
「なら仕方ないね、倒して進もう」
「もう倒したぞ、ルイ」
「相変わらず早いねまったく」
さっきまで警備していた敵が全員倒れていた
「これくらい一瞬さ、近づいて殴るそれだけだからね」
「僕にもそういうのが出来たらいいんだけどね」
「まあまあ、俺はルイのサポートがあった方が嬉しいよ」
「そうかい?ならよかった」
「よし、このまま進むか」
ゼロは階段を登っていった