5話
塔に向かっている道中、ゼロは無線を通してルイ達と会話をしていた
「ゼロ~、聞こえてるか?ルイだよ~」
「あぁ、聞こえてるぞ、そろそろ慣れてきたよ」
「うんうん、音質良好、作った甲斐があったね」
「ゼロからの音声は声を発さなくても伝わるようにすればよかったね」
「次作るときは思い浮かべた言葉がこっちに伝わるようにするよ」
「ゼーレの声も聞こえるようにこっちの音量は少し上げてある」
「あなたからの声も聞こえるから、何かあったらなんでも聞いてね、ゼロ」
「わかった、ありがとう」
ゼロがしばらく道を歩いていると、ルイが話しだした
「そうだゼロ、今回の旅に名前をつけないか?」
「急にどうしたんだルイ」
「いやさ、つけてみたいじゃん、なんとか作戦!みたいなの」
「作戦名か、変なとこにこだわるんだな」
「まぁまぁ、今回が伝説の始まりだとしたら、名前があったほうがいいじゃないか?」
「...まぁいいが、今回やることは一つ、兄貴があの塔にいるなら連れ戻すこと」
「これしかないが、名前は思いつきそうか?」
「そうだな~、ならお兄さんの名前を借りて、スタール奪還作戦!、ってどうだろう」
「奪還と言っていいのかは分からないがいいんじゃないか?」
「よし、なら決まりだな!今回の旅をスタール奪還作戦と名付ける!」
「はいよ、必ず連れて帰るよ、兄貴を」